どうも、CHASUKEです。
最近のMacBookはUSB-Cポートが搭載され、近くにコンセントが無くても、PD対応モバイルバッテリーで手軽に電源確保できます。
しかしながら、数年前のMagSafe搭載のMacBookではそうはいかない。うちの妻が使うMacBook Airがまさにそんな感じ。
車内やカフェで作業中にバッテリー切れを起こしたら、諦めて帰るか、どこかコンセントを探す旅に出る必要がある。今回はそんな時に便利なアイテムを紹介する。コンセント付きモバイルバッテリー「RAVPower RP-PB054pro」です。
▼これがあれば、コンセントがどこでも使えます。
RP-PB054proなら、コンセントから80W出力までの給電、なおかつUSB-C/USB-Aの2ポート付きで最大30W出力でスマホやタブレットを充電できます。
RAVPower RP-PB054pro 特徴
- 片手で持てるボトルサイズ
- AC/USB-C/USB-A3ポート
- ACコンセント出力80W
- USB PD入出力30W
- 容量20,000mAh(フル充電3h)
ということで、本記事では「RAVPower RP-PB054pro」の外観やサイズ感、性能をレビューしていきます。
立てて使える/保管できるので省スペース。カバン収納や保管がスリムで持ち運びのしやすいモバイルバッテリーです。
本記事は商品提供をいただき、レビュー記事を作成しております
RAVPower RP-PB054proの外観とサイズ感
RAVPower RP-PB054proの外観やサイズ感、付属品をチェックしていきます。
▼こちらがバッテリー本体。20,000mAh容量で立てて使えてスリムな見た目です。
サイズは「6.9×6.9×15.4cm」で、重さは660gあります。よくある20,000mAh容量モバイルバッテリーと比べると一回り大きいですが、外部出力にコンセントが使えるのが大きな特徴です。
▼天辺に保護カバー付きでACコンセントが1つ
その他、USB-C/USB-Aが1ポートずつ搭載されています。搭載ポートのスペックは下記の通り。
- AC出力:最大 80W
- USB-C入力:PD 最大30W
- USB-C出力:PD 最大30W
- USB-A出力:QC3.0 最大18W
USB同時利用でも、最大48W出力できます
▼背面には入出力プロファイルや各種認定マークが記載されてます。
片手で持てるボトルサイズ。手触りはサラッサラで非常に気持ちいい。
600mlペットボトルと並べるとこんな感じ。
500mlサイズとほぼ同じサイズ感です。縦長なので収納しやすいです。
▼付属品はこんな感じ。
- USB-C to USB-Cケーブル
- メッシュポーチ
- 取扱説明書
本体はUSB-Cケーブルで充電するため、電源アダプタはありません。
本体充電には、電源アダプタ(30W出力以上)が別途必要
▼メッシュポーチに入れると、こんな感じ。
さらに、保護性の高いハードケースも付属します。
本体と必要な電源アダプタやケーブル類をまとめて収納できます。
ただし、これで持ち歩くと嵩張るので、僕はあまり使ってません。
▼リュックのペットボトル入れに格納してます。
▼車中利用なら、カップホルダーで使うのがベストと思ったが、僕の車にはフィットせず残念。
RAVPower RP-PB054proの使用レビュー
ここからは、RAVPower RP-PB054proに搭載された3ポート(AC/USB-C/USB-A)を実際に試してみたレビューを書いていきます。
古いMacBookでACコンセントを試してみた
ACコンセントは最大80W出力まで可能です。
ただし、注意点として、AC出力は疑似正弦波となります。誘導負荷の家電には利用できません。
- 扇風機
- 冷蔵庫
- 小型洗濯機
- 小型エアコン
- 掃除機
持ち運びサイズのノートPC用として割り切った方が良さそうです。
冒頭にも書いたけど、うちの嫁が使ってるMacBook Air 11インチはMagSafe 2と呼ばれる特殊な充電口です。電源アダプタは45W出力で、まさにこれ専用モバイルバッテリーと言っていいほど最適でした。
▼MacBook Air 11"の45W電源アダプタで使うとこんな感じ。
ACコンセントは使用前に、Powerボタンを長押しして、LEDが緑色になったら使えます。
▼問題なく充電できてます。
見た目的に少しゴツくなってしまうが、これがあればどこでも使えるのは最高です。PD充電できない、古いノートPCのユーザーにおすすめです。
内部の温度がしきい値に達すると、底部分にあるファンが回って、内部の熱が放出されます。
底の四隅が少し持ち上がっており、熱が逃がせる構造になってます。排気音はだいたい約10dBほどでそこまで気になりません。
きちんと内部の熱排出し、本体に熱が籠もらない設計なので、安心して使えます。
iPhoneとiPadでUSBポートを試してみた
最大の特徴はACコンセントですが、USB-C/USB-Aポートでスマホやタブレットの充電にも便利です。
USB-CポートはPD充電に対応しているので、iPhoneを30分で0%から50%以上までの高速充電が可能です。
▼電流電圧チェッカーで測定してみました。
USB-Cポートの最大出力は30Wなので、iPhoneもiPad Proも高速充電できます。
実際にiPhoneを1%から充電してみたところ、10分で17%まで、30分で54%まで充電されてました。MFi認証されたUSB-C to Lightningケーブルが必要ですが、充電速度は申し分ないです。
USB-Aポートの最大出力は18Wで、Quick Charge 3.0や独自規格iSmart2.0に対応した優秀なポートです。
iSmart 2.0とは
接続機器を自動識別し、状況に合った最適な電圧・電流でスピード充電を可能にする技術のこと
▼2台同時に充電も可能です。
AC出力によるノートPC充電と合わせて、スマホ・タブレットでも高速充電ができます。
「AC + USB」の同時利用も可能
本体充電はUSB PDで3時間フル充電
20,000mAhサイズのバッテリーですが、USB-CからPD充電することで、たった3時間でフル充電できます。
コンセント側には、30W以上を出力できるPD充電器が必要です。
ちなみに上の画像のはRP-PC112で、RP-PC120より少しサイズが大きい。
▼Powerボタンを1回押すと、5つのLEDでバッテリー残量が表示されます。
RAVPower RP-PB054pro まとめ
以上、PDとコンセントが使える小型モバイルバッテリー「RAVPower RP-PB054pro」をレビューしました。
RP-PB054proまとめ
- コンセントがどこでも使える
- iPhone・iPadを高速充電
- USB2台を同時利用できる
- AC+USBを同時利用できる
- 本体充電は3時間
- 収納しやすいボトルサイズ
今まで外出先の電源確保で困ってた人に是非試してみてほしいアイテム。USB PD充電に対応していないノートPC用のモバイルバッテリーとして、特におすすめです。