どうも、CHASUKEです。
天井の照明に、高性能なスピーカーとプロジェクターを搭載した『popIn Aladdin(ポップインインアラジン)』を購入しました。価格は8万円と安くはなかったが、決して後悔のない買い物でした。

popIn Aladdinは、シーリングライトにネットに接続できるプロジェクターが一体化したもの。特徴や出来ることは多く工事不要で取り付けできるのも、その1つです。
ということで本記事では、プロジェクター搭載シーリングライト「popIn Aladdin」の特徴/魅力、取り付け方法について書いていきます。
プロジェクターと壁の距離が近い6畳の寝室に取り付けてます。同じ部屋で考えている人は、スクリーンのサイズ感や使用感が参考になれば幸いです。
本記事は初号機のレビューになります。現行版のレビューは以下。
popIn Aladdinの特徴・魅力
popIn Aladdinは、天井照明にネット接続できるプロジェクター、高音質スピーカーが内蔵された、画期的なアイテムです。
実際に取り付けていく前に、特徴や魅力をおさらいしておきます。
▼popIn Aladdinの特徴・魅力はこちら
- 工事不要で取り付けが非常に簡単
- 3in1でコードレスで見た目スッキリ
- 36種類の調光・調色が可能なライト
- Harman Kardonの高音質スピーカー
- 700ルーメンで明るくても綺麗に映る
- 動作音が静かで寝室でも使える
- 40-120インチのサイズで使える
- フォーカス調整・歪み補正が手軽
- 大人も子供も楽しめる多彩なアプリ
- テレビや録画番組まで再生できる
- スマホ・タブレットを無線接続できる

「popIn Aladdin」は、今使ってるシーリングライトを取り替えるだけですぐ使えます。天井に引掛シーリングさえあれば、誰でも簡単に設置が出来ます。
様々なシーリング形状に設置可能です。
▼照明は3800ルーメンの明るさで、8畳までの部屋に対応します。
照明の明るさ・色ともに6段階に調節でき、36パターンの設定が可能です。見た目は少しデカいシーリングライトです。
▼搭載のプロジェクターは、HD画質・700ルーメンなので、周りが明るい昼間でも十分使えます。
プロジェクターは、Android OS搭載ですが、Google Playからアプリを取ることはできない。
しかし、NetFlixやAmzonプライムビデオ、YouTubeなどの人気アプリや、子供向けのpopInオリジナルコンテンツが豊富に内蔵されています。さらに、地上波テレビや録画番組まで楽しめる凄いプロジェクターです。
最大120インチで大迫力な映像を楽しめるだけでなく、欧米で定評のあるハーマンカードン(Harman Kardon)の高音質スピーカーを搭載。音は、低音弱めだが非常にクリアで、動作音が静かなのも相重なって聴きやすい。天井から音が部屋全体に広って、まさに映画館の感覚です。
さらに、AirPlay/Miracast対応でスマホを手軽にワイヤレス接続できます。幅広く活用できるプロジェクターなのです。

▼popIn Aladdin(1世代)の詳細なスペックは下記の通り。
popIn Aladdinを天井に取り付けてみた(取付方法)
では、取り付けていきます。

6畳寝室に取り付ける前の事前チェック
我が家の寝室の天井事情はこんな感じ。
よくある賃貸マンションの六畳一間で、壁紙は白いのでそのまま投影する作戦です。壁紙はよく見るとザラザラしたやつです。
▼部屋の中央にシーリングライトが1つ。
コレを取り替えればOKですね。
▼距離が短い方の面に投影します。(※照明から壁まで100cmほど)
距離がある面に投影した方がスクリーンサイズは大きく出来るけれど、他の壁には窓があったり、押入れがあったりで出来なかった。

▼こちらのGIF動画が「スクリーンサイズ」と「壁までの距離」の関係がわかりやすい。

後日、投影方向を変更したことで、40インチから51インチまでスケールアップに成功。詳しくは、次章以降に書きますが、歪み補正の精度が良いので、距離のある斜め投影にしました
popIn Aladdinの外観と付属品

▼箱の一番上にあったのが「シェード」ですね。
アクリル製で軽いです。
続いて、クイックスタートガイド(取扱説明書)です。
今回、安心して取り付けが出来たのは、間違いなく、この丁寧な取説のおかげでした。

続いて、照明一体型プロジェクターです。
プロジェクターとスピーカー搭載で「4.9kg」とかなり重たい。
正面に見えるのが、プロジェクト投影窓です。ここからビームが出ます。
投影窓の反対側と、左右の3箇所にスピーカーの穴があります。
星が降ってるかのようなイカしたデザインで、360度全方位スピーカーとなってます。
最後に、引掛シーリング用専用アダプタとリモコン(電池付)です。
リモコンを使って、すべての操作ができます。リモコンは音声操作でき、「YouTubeで〇〇」というだけで検索できる手軽さがあります。
さらに、popIn Aladdin専用のスマホアプリを使って、操作することも可能です。
popIn Aladdinを天井照明と取り替える
重たいシーリング照明を持っての高所作業なので、十分に気をつけましょう。取付作業の前にスイッチOFFまたはブレーカーを遮断するのをお忘れなく
僕のようにクルクル回るオフィスチェアを脚立代わりするのは絶対にダメ。マジでひっくり返りそうになったから、「ミニ脚立」を買いました。
折り畳めてコンパクト、価格も安価でおすすめです。
▼さて、シェードは回すと簡単に外れる。
接続されているケーブル類を外せば、中央のレバーで簡単に外せました。
残ったシーリング用専用アダプタも外します。
説明書を見た感じだと、我が家のシーリングは「引掛埋込ローゼット」というタイプのようだ。popIn Aladdinが取り付けできるタイプです。
ここに付属の専用アダプタをカチッと音が鳴るまで回して、取り付けます。
最後の難関、popIn Aladdinを音がするまで押し上げます。これ、力一杯にやらないと跳ね返されます。
4.9kgもの照明がこんなもので支えられるのか心配になりますが、大丈夫みたいですね。完全に固定されているか十分にチェックしましょう。

取付完了しまいた。
さすがに本体は重かったけど、本当に簡単に1人でできちゃいました。
中央から出ているケーブルをコネクターに差し込む前に、プロジェクター投影窓を目的の壁に向けます。本体を360度回して投影向きを調整ができます。
本体を回すと上部のスポンジが削れる音がするので、天井に取付前にだいたいの位置合わせをしてから取り付けるのがおすすめですね。
▼シェードを被せて、スイッチを入れると、照明がフワッとついた。
まず、驚いたのが照明の明るさです。眩しいほどに明るいですね。

popIn Aladdinの初期設定(投影位置や映像の歪み修正など)
明るさに気を取られましたが、壁に「Now Loading..」がはっきりと表示されてた。
2回目以降は照明を起動しても、プロジェクターは起動されません。照明とプロジェクターは別々に起動します。(※「壁スイッチ機能」が追加され、設定で同時起動が可能に)
▼初期設定では以下の設定ができます。
- リモコンのペアリング
- フォーカスの調整
- 映像の位置調整
- 映像の台形ゆがみ補正
- インターネット接続
- 位置情報登録

popIn Aladdinは設定が簡単で使いやすいのが特徴です。簡単に設定方法も紹介していきます。
まずは、リモコンのペアリング。
照明操作やプロジェクター操作は全てこのリモコンで出来ます。
「ホームボタンと戻るボタン」を同時に押し続けるだけでペアリングできます。
続いて、投影位置の調整です。スクリーンを下げることで目線を下げることができます。
投写角度は18度まで下げることができます。
天井に近かったので、全力で下げた結果がこちら。
ギュイーンと音を立てながら、ここまで下がりました。
プロジェクターと壁の距離が近いので、さすがに座ったときの目線とまではできなかったが、これなら首が痛くなるのは防げそう。
ちなみに肝心の画面が、歪んでややボケて見えますが、歪み台形補正とフォーカス調整で綺麗にできます。
▼スクリーンの四隅を最大100段階で調節できます。また、画面サイズが大きすぎる場合は、小さくすることも可能です。

▼リモコン底あるスイッチを「Focus」にすると、音量ボタンでフォーカスを調節できます。
オートフォーカスでないのが残念だけど、簡単にピント合わせができた。
▼そしてこんな感じに。周りが暗いとかなり鮮明です。
popIn Aladdinでは、歪み補正とフォーカス合わせ以外に、輝度、コントラスト、彩度なども細かく調整が可能
【追記】投影向きを変更して11インチUPに成功!
6畳寝室で近い側の壁に投影すると、40インチになります。
十分使えるし、「もうこれでいいや」とも思ってたのですが、反対側の壁に斜めに投影するとデカくなるかもと試してみました。
▼Before/Afterはこんなイメージ。

結論から言うと、大成功。
popIn独自コンテンツ「等身大動物図鑑」でスクリーンサイズを測る機能があるのですが、これで「51インチ」になってました。
▼だいぶ迫力が増しました。

popIn Aladdinを少し触ってみた
設定が完了したpopIn Aladdinを少し触ってみました。ホーム画面には多彩なアプリが揃っているのですぐに楽しめます。
▼周囲が明るくてもこんな感じに見えます。肉眼からだともっと見やすいです。
▼popIn Aladdinで使えるコンテンツは以下の通り
- 人気の動画アプリ(Amazonプライムビデオ、YouTubeなど)
- テレビ・録画再生アプリ(DiXiM PLAYなど)
- キッズ向けアプリ(世界の絵本、学習ポスターなど)
- 時計・アート系(壁時計、美風景など)
見ての通り、大人も子供も家族みんなが楽しめるアプリが揃っています。

▼周囲を暗くすると、こんな感じ。
色鮮やかでではっきり見える。スゲー。
▼Amazonプライムビデオはこんな感じ。
映画鑑賞してみましたが、綺麗な画質で文句なし。それに、音がクリアで聴き取りやすく、まるでホームシアターです。動作音は耳を澄ませば聴こえますが、天井なので全然気になりません。

▼時計アプリでは、壁にデジタルなアナログ時計をお洒落に飾れます。他にもいくつか種類があります。
友人が遊びに来るタイミングで是非披露したいデジタルアートです。
他にも、こんな風景窓を壁に表示できます。しかも、これ動画で窓の向こうが動いてます。
気付いたらめっちゃ見入ってました。
とりあえずファーストインプレッションはこんな感じ。
▼照明やテレビ、スマホ連携など他にも使える機能が多くあるので、別記事にて紹介します。
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テレビも見える高機能プロジェクター付き照明『popIn Aladdin』をレビュー!
最後に(まとめ)
以上、プロジェクター搭載シーリングライト「popIn Aladdin」でした。
本記事では、特徴や魅力、実機の取り付け方法を書きました。
popIn Aladdin 取り付けまとめ
- 工事不要で取り付け簡単
- 完全コードレスで見た目スッキリ
- 照明は36パターンに調光・調色
- スピーカーはクリアで高音質
- プロジェクターは最大120インチ
- ピント調節・歪み補正が簡単
- 700lmの明るさで綺麗に投影可
- 動作音が静かで寝室でも使える
- 家族みんなが楽しめるアプリ
6畳寝室に取り付けてみたところ、40インチサイズでした。
しかし、押入れスペースを避けて斜め投影すると、51インチまでサイズUPさせて投影できました。
少し触っただけですが、映像の綺麗さ、音の綺麗さ、動作音の小ささで、性能の良さがわかった。本当に買ってよかったと思えるアイテムでした。
popIn Aladdinは、多彩なアプリと機能で家族みんなで楽しめます。はじめてのホームプロジェクターとしてもおすすめな1台です。
現在は「popIn Aladdin 2」が最新モデル。レビュー記事はこちら
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【レビュー】大満足。プロジェクター付き照明「popIn Aladdin 2」を購入しました!
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