どうも、CHASUKEです。
プロジェクター搭載シーリングライト「popIn Aladdin(ポップインアラジン)」を寝室に設置して1年以上が経ちました。
popIn Aladdinは、天井照明にネット接続できるプロジェクター、高音質スピーカーが内蔵された世界初の3in1シーリングライトです。
本記事では、前回の設置レビューで書ききれなかった、照明や多彩なコンテンツ、使える機能を紹介していきます。さらに、記事後半にスマートに使うコツや新モデルについて追記しました。

前回記事で「照明一体型プロジェクター?」「ポップインアラジンって?」という人向けに、特徴や魅力、設置方法、鮮明なプロジェクター性能について書いてるので是非見てください。
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プロジェクター付き照明『popIn Aladdin』を購入。6畳の寝室に取り付けてみた!
popIn Aladdin 2
現在はパワーアップした「popIn Aladdin 2」が最新モデル。レビュー記事はこちら
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【レビュー】大満足。プロジェクター付き照明「popIn Aladdin 2」に乗り換えた話
popIn Aladdinはリモコン・スマホ、音声でも操作可能
popIn Aladdinは照明とプロジェクター、スピーカーが一体化した画期的なアイテムです。
これらは付属リモコンまたはスマホアプリを使って操作ができます。
▼付属リモコンの操作一覧がこちら
驚きなのがリモコンに「AI音声認識マイク」が搭載され、声による操作にも対応している点です。
▼音声入力ボタンを押して、下記のように声で操作できます。操作性がグーンと上がりますね。
- 「電気を消して」
- 「プライムビデオが見たい」
- 「ヒカキンTVが見たい」
- 「Googleを開いて」
現在はプッシュトークですが、将来的にはアレクサのように「アラジン」をウェイクワードで呼び出し操作できるとのこと。

スマホアプリを使って、付属リモコンと同じようにプロジェクター/シーリングライト操作が可能。さすがWi-Fi対応のスマートデバイスですね。
操作以外にもpopInの一部コンテンツで、写真をアップロードするのに使ったりします
少し細かい内容になりますが、プロジェクター機能について補足します。
上記のリモコンアプリが使えるのはWi-Fi接続後(プロジェクター起動後)からです。つまり、アプリからプロジェクターの起動はできない。また、popIn Aladdinの主電源である壁スイッチがオフの場合は、付属リモコンも操作不能になります。
スマホのみでプロジェクター起動から全ての操作ができれば一番スマートですが、残念ながら起動には壁スイッチや付属リモコンでの操作が必要です。
壁スイッチ起動の機能追加
基本的には壁スイッチをオンにしても照明が点灯するだけだが、アップデートにより、壁スイッチで「照明+プロジェクター」を同時起動する設定が可能になった。
popIn Aladdinの照明性能(調光・調色)について
popIn Aladdinのシーリングライトは、明るさ・色とも6段階調整で、合計36パターンの設定ができます。
照明性能は8畳まで適応する3800ルーメンです。我が家では6畳寝室に設置してるので、眩しいほどに明るいです。
操作方法は、照明オン/オフだけなら、壁スイッチや付属リモコン簡単に操作できます。しかしながら、調光・調色はやや厄介な仕様になってます。
調色は、下記の通り、昼光色と電球色で違いがはっきりします。しかし、調光は、振り幅が狭いのか変化がわかりづらい感じです。
▼下記に詳しく記載がありますが、付属リモコンとアプリで可能な照明操作が違ってきます。
付属リモコンからの照明操作
まず、付属リモコンで照明を任意の色合いにするには、ライト設定にて、リモコン(モード1)に割り当てる必要があります。
カスタム色を設定できるのは、モード1のみで、リモコンのライト切り替えボタンを押す度に、モード2〜4の固定の色合いに設定されます。
よくある調光調色ライトとは違い、リモコンからは手軽に明るさ調節ができません。リモコンから好きな色合いが使えるのは、事前に設定した1パターンのみです。
スマホアプリからの照明操作
アプリのリモコンからであれば、自由に36パターンの照明調節ができます。
ただし、アプリはプロジェクターを起動した状態でないと使えません。つまり、照明の微調整をするために、わざわざプロジェクターの起動が必要です。ちょっと手軽さに欠けます。
我が家の場合は、照明の微調整するのは諦めて、リモコンの切り替えボタンのみ使ってます。

popIn Aladdinで楽しめる多彩なコンテンツについて
popIn Aladdinの最大の魅力は、家族みんなが楽しめる多彩なアプリ・機能が揃っているところ。
popIn Aladdinのプロジェクターを起動すると、多彩なアプリが並んだホーム画面が表示されます。ちなみに、プロジェクターの起動はめっちゃ早い。1分もかからず操作可能となります。
popIn Aladdinには、OSにAndroidが搭載されているが、Google Playからアプリを追加することはできない。しかし、人気の動画アプリやpopInオリジナルアプリが豊富に用意されてます。
▼大きくカテゴリ分けするとこんな感じ。
- 人気の動画アプリ
- 子供向けアプリ
- テレビ、録画番組アプリ
- 時計・アート系アプリ
上記以外にも自動アップデートで、楽しいアプリがどんどん追加されます。

人気の動画アプリ

プロジェクターを手に入れたらやりたいのが、大画面ホームシアターですよね。popIn Aladdinにはこんなアプリが揃ってます。
人気の動画アプリが勢揃い
- Amazonプライムビデオ
- YouTube
- DAZN
- Netflix
- AbemaTV
- U-NEXT
これら人気動画サービスが贅沢に楽しめます。
ちなみにDAZN(公式サイトはこちら)は、さまざまなスポーツの年間1万試合以上を楽しめるスポーツ専門動画サービス。大画面でライブ中継、オリンピック観戦もイイですね。
検索窓では音声入力、10秒コマ送りやシークバーで再生位置を飛ばせるし操作性は問題なし。映像がカクついたり途切れたりすることはなく、安定して楽しめています。
スピーカーからの音は重低音こそ弱いものの、クリアで聴きやすい音。再生中の動作音は耳を澄ませば聴こえる程度で、天井にあるので全然気になりません。

子供向けアプリ
popIn Aladdinには、子供が楽しめるコンテンツが多く用意されています。
多彩な子供向けアプリ
- 世界の絵本
- 等身大動物図鑑
- 学習ポスター
- なんでなの?
- YouTube Kids
- 動く太陽系
- おやすみタイマー
子供に光を見せるのは不安な気持ちになるが、popIn Aladdinは眼に優しい光量設計をしている。スマホのブルーライトよりもずっと安心とのこと
▼例えば、「世界の絵本」は、世界中の人気絵本の読み聞かせができるアプリです。
子供にとっては寝る前の時間が楽しくなり、寝かしつけの手助けをしてくれるアプリです。

▼他にも、「学習用ポスター」はクイズ付きで、発音や名前を楽しく覚えることができます。
もうすぐ2歳になる娘もpopIn Aladdinがめちゃくちゃ大好き。どんだけグズってても「アラジン見る?」というだけでご機嫌になるほどです。
中でも1番多く見るのが子供向けのYouTube「YouTube Kids」ですね。
テレビでも見えるけど、Aladdinで見るほうが楽しいようで反応が良いです。
テレビ・録画番組アプリ
popIn Aladdinが凄いのは、テレビや録画番組まで視聴できるところです。
地上波テレビだけでなく、BSやCS放送。録画して撮りためた番組も投影できます。
テレビ・録画が観えるアプリ
- DiXiM PLAY
- つながるTV β版
今のところ、テレビアプリは2つあって「つながるTV」は設定不要で簡単に使えました。操作画面もこっちのが好きです。
ただし、テレビを見るためには、Wi-FiとDTCP-IP対応のチューナー機器が必要になります。対応機器は下記リンクを参考にしてください。
▼我が家では、nasne経由でテレビを見ています。
年末は、popIn Aladdinで紅白歌合戦や格闘技を投影して、少し違った雰囲気で過ごせました。
▼録画してある番組もこんな感じ。
▼録画番組を再生可能です。
プロジェクターでここまで不自由なく視聴できるので、もうテレビ要らないかもって感じてます。

さらにDVDミレルという機器を使えば、popIn AladdinでDVD再生が可能です。
▼詳しくはこちらに書きました。
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【レビュー】iPhoneでDVDが見れる「DVDミレル 」の使い方と使ってみた感想。popIn Aladdinでも使える!
時計・アート系アプリ
最後に、時計や風景などを壁に表示できるアート系アプリです。
お洒落なデジタルインテリアとして使える機能です。美風景や壁時計、フォトメモリーズといったアプリがあります。
▼こちらは「美景観」というアプリ。壁にこんなのを表示できます。
これ写真じゃなくて動画なので、魚の泳ぐ様子も見られます。いつもの壁に映せるので面白くて楽しいです。少なくとも子供は大喜びです。
▼他にも、多くの種類が用意されています。
こちらは窓枠から景色が見えるシリーズ。これめっちゃ好き。
▼壁時計アプリはこんな感じ。popIn Aladdinなら周りが明るくても十分みえます。
普通の時計盤デザインだけでなく、ポップなデジタル時計も表示できます。
他にも、スマホから写真をアップロードして、エモいスライドショーが作れるフォトメモリーズなど楽しめるアプリが揃ってます。

popIn Aladdinはスマホ・タブレットと無線接続できる
popIn Aladdinは、AirPlayやMiracastに対応しており、スマホ・タブレットの映像を手軽に表示できます。
AirPlayは、iPhoneやiPadで使えます。使い方は簡単で、例えば、写真を選んで共有先に「popIn Aladdin」を選ぶだけです。
▼いとも簡単にスマホと連携できます。

写真以外にも、YouTubeなどのAirPlay対応の動画アプリでは、スマホで閲覧中の映像を転送することも可能。単純な画面ミラーリングとは違い、画質も落ちない機能です。
僕がよく使うのが『NobodySurf』というサーフィン動画アプリ。心地良い音楽と共に世界中のサーフィン動画をひたすら流すことができます。
▼AirPlay対応アプリなのでこの通り。
ずーっと観てられますw
またAirPlay対応してないアプリの場合、画質は少し落ちますが、画面ミラーリングでそのまま表示できます。

popIn Aladdinの電源・照明をスマート化するためのコツ
popIn Aladdinは、素早く手軽に使えるプロジェクター付き照明です。
ここでは我が家でやったpopIn Aladdinをスマートに使うコツを書いていきます。

スマートリモコンを導入する
まず前提知識として、popIn Aladdinの照明操作は赤外線信号で操作されます。
プロジェクター機能は赤外線で操作不可
つまり、「スマートリモコン」を使えば、AmazonアレクサやGoogleアシスアタントから音声操作が可能です。照明操作だけなら、付属リモコンが近くになくても困らなくなります。
▼スマートリモコンのおすすめ機種はこちら。
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【2021年】スマートスピーカーと合わせて買いたいおすすめスマートリモコン第3選

壁スイッチロボを導入する
ただ、スマートリモコンが使えるのは当然、popIn Aladdinの主電源となる壁スイッチがオンになってる必要があります。
それなのに、ウチの嫁さんはすぐに壁スイッチで「ペチッ」と消してしまいます。
これの対策として、壁スイッチをスマート化できる「SwitchBot」が使えます。これでAmazonアレクサやGoogleアシスアタントから音声操作で壁スイッチを入れることができます。
壁スイッチ起動が可能!
アップデートにより、現在は壁スイッチを付けるだけで「照明+プロジェクター」が同時起動する設定ができます。SwitchBot導入のメリットは大きいと言えます
▼SwitchBotの紹介と使い方はこちら。
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【レビュー】SwitchBotの3アイテムで快適スマートルームを作ってみた!

壁スイッチをリモコン対応する
さらにもう1歩踏み込みます。
SwitchBotの弱点は、壁スイッチにロボットを貼り付けるので、見た目が悪くなるところです。もっと見た目重視するために、赤外線リモコン対応の壁スイッチ「とったらリモコン」に変えました。

BEFORE

AFTER
これであれば、主電源もスマートリモコンで操作できるようになります。さらにスマートな見た目になります。
とったらリモコンは配線も簡単ですが、取り替えには電気工事士の資格が必要です。僕は、2018年に家をスマートにDIYするために資格を取得しました。スマート化に興味がある人は、持っているとなかなか役立つ資格です。
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【2019年合格】第2種電気工事士試験の合格日記。僕の勉強方法とおすすめ参考書。
popIn Aladdinからだいぶ離れた内容になってしまったが、スマートに使うコツとして書きました。是非参考にしてみて下さい!
【追記】popIn Aladdin 2なら6畳で100インチが可能!
ベッドに潜り込んで、画面を見るとこんな感じ。
6畳の寝室では、プロジェクターと壁が近いため40-50インチほどのスクリーンサイズとなってしまった。

そんな夢を叶えてくれるのが新たに登場した「popIn Aladdin2」です。
なんと、6畳部屋で75インチ、100インチの投影ができるとのこと。スゲー。
それだけでなく、新しいpopIn Aladdinは、プロジェクター機能と照明機能、スピーカー機能の全てが一新されています。

【追記】僕もすぐに予約して、取り替えました。もう大満足です。
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【レビュー】大満足。プロジェクター付き照明「popIn Aladdin 2」に乗り換えた話
最後に(まとめ)
寝室を最高のエンタメ空間に。

popIn Aladdinは、家族みんなが楽しめる高機能プロジェクター付き照明です。照明の操作性にはやや不満はありますが、プロジェクター性能や、搭載コンテンツは申し分ありませんでした。
他の置型プロジェクターとは違い、コードレスで置き場所に困りません。片付けも不要なのは最高です。
価格8万円は決して安くはないが、照明・スピーカー・プロジェクターがオールインワンと考えるとお値打ちにさえ感じます。本格的なシアター環境には劣るけど、そこまでこだわりがなければ十分すぎる性能です。
こんな方におすすめ
- ホームプロジェクターを検討中の人
- モノを減らしたいミニマリスト
- テレビをプロジェクター化したい人
- 寝室をエンタメ空間にしたい人
現在は「popIn Aladdin 2」が最新モデル。レビュー記事はこちら
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【レビュー】大満足。プロジェクター付き照明「popIn Aladdin 2」に乗り換えた話
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