スマート製品

【Qrio Lock 徹底レビュー】欠点が少ない高性能スマートロック。手ぶら解錠がかなり優秀!

自宅のスマート化を進めているCHASUKEです。どうも、こんにちは。

今回は、手軽に玄関のスマート化ができるスマートロック「Qrio Lock(Q-SL2)」を購入してみました。

スマートロックは、スマホを鍵代わりに玄関の施錠・解錠ができるアイテムです。今使っている鍵(サムターン)の上に貼るだけなので、工事不要ですぐに導入できます。

CHASUKE
玄関前での鍵の開け閉めが驚くほどスムーズになります!

 

Qrio Lockはスマホ操作以外にも、オートロック手ぶら解錠に対応。さらに、Apple Watchやスマートリモコンなど幅広い連携機能を備えています。

本記事では、Qrio Lockで使える機能や性能実際に使ってみた感想を紹介します。他社製と比較して優れている点・劣っている点も書いてますので、導入を検討してる人の参考になれば幸いです。

旧モデル「Qrio Smart Lock(Q-SL-1)」も販売中なので、購入時はご注意を。

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手ぶら解錠がとても良いですよ。

 Qrio Lock の外観と付属品

こちらがQrio Lock(Q-SL2)です。

さらっとした手触りで指紋が付きにくいスタイリッシュなデザイン。これなら玄関にあっても違和感ありません。

サイズは115.5×57×77mmとなっており、重さは約207gです。3Mの超強力両面テープでドアに固定します。

カラーはの2色から選べます。

 

他社スマートロックと並べるとこんな感じ。

SwitchBotロック|セサミ|Qrio Lock|SADIOT LOCK

セサミ4のコンパクトさが際立ちますが、それ以外はどれも同じくらいです。

 

▼反対の面はこんな感じです。

こちらに付属の調整パーツを取り付けて、お使いの鍵に合わせて使うことができます。

▼付属品はどっさり。

付属品

  • 電池(CR123A)×2本
  • つまみホルダー(S/M/L)
  • 高さ調節プレート(大/小)
  • パーツ固定用ネジ
  • 本体用の両面テープ
  • 開閉センサー
  • 開閉センサー用の両面テープ
  • 取扱説明書

Qrio Lockは電池式で、2系統で合計4本が入れれる安心設計。電池切れを恐れずに使えるのは大きなメリットです。

CR123A電池はあまり見かけない形状ですが、僕はAmazonでまとめ買いしてます。

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その他のパーツやセンサーの使い方は、次章以降で紹介します。

Qrio Lock の取り付け・初期設定

うちの玄関カギはよくある形状です。

ここからは、Qrio Lockの取り付けと初期設定していきます。

特殊なカギ形状であれば、事前に公式ページで確認するのがおすすめ。

 

本体の設置

Qrio Lockは工事不要で設置簡単ががウリですが、家ごとに鍵の形状は異なります。

そのため、付属パーツを組み合わせて調節します。パーツ取付前後でこんな感じになります。

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高さプレートは2種類、つまみホルダーは3種類から選べます。

 

パーツで高さを合わせたら、Qrioのつまみが干渉せずに回せるかチェックしましょう。

 

位置が決まったら、両面テープでドアに貼ります。

ドライヤーで温めると粘着力が上がります。

 

ペタッとしばらく押しつけて完成。

縦向きにすると電池カバーが外せなくなりそう。我が家では、横向きに設置しました。

 

▼取付マニュアルも丁寧なので安心です。

 

▼サムターンの高さがあと少しの時は、中央のネジを緩めて、前方に引っ張ると伸ばすことができます。

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なかなか気付きにくいポイントなので、共有しておきます。

 

スマホアプリで初期設定

専用のスマホアプリから初期設定ができます。

Qrio Lock(キュリオロック)

Qrio Lock(キュリオロック)
開発元:Qrio, Inc.
無料
posted withアプリーチ

 

初回のみアカウントを作成し、ロックの設定に進みます。簡単なので、詳細は割愛します!

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アプリの表示に従って、設定を進めます。簡単なので、細かい設定方法は割愛しますね。

 

設定が完了すると、アプリからカギ操作ができるようになります

操作画面はとてもシンプル。中央アイコンを押すとカギが回ります。初めのうちは、楽しくて無駄に操作したくなるw

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シンプルな操作画面で使いやすい!

スマートロック「Qrio Lock」のレビュー(使ってみた感想)

Qrio Lockの機能や性能、使ってみた感想を書いていきます。

Qrio Lockで使える機能

  • スマホによる操作
  • Apple Watch・wena3による操作
  • スマートロックによる操作
  • 専用リモコンによる操作
  • 手ぶら解錠(ハンズフリー)
  • オートロック解錠
  • 音声操作(Amazon/Google)

これらを補足していきます。

人気スマートロック4製品の比較記事は別記事で用意しています。こちらも合わせてどうぞ。

【2022年】工事不要で使えるおすすめスマートロック4選まとめ!

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ボタンを押して瞬時にカギが開く

アプリを起動して約2,3秒でロック操作が可能となり、ボタンを押すと瞬時に反応します。

スマートロックの性能として、アプリ起動時の接続速度とボタン押下時の反応速度がポイントとなりますが、どちらも問題なく快適に操作ができます。

▼こちらの動画では、4機種の操作速度を比較しています。

 

玄関の前でアプリを開いて、鍵が開くまで約5秒程度。この早さなら快適に利用できます。

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玄関前でモタつくことがなくなります。

 

Apple Watchやwena3からも操作可能!

個人的に、Apple Watchで操作できるのは必須条件です。

多彩な操作ができますが、常に腕にあるコレが1番使いやすい。Apple Watchのコンプリケーション対応もしているので、起動もしやすいです。

ちなみに、スマホを持ってなくても、Apple Watch単体で操作可能。スマホや財布を持たずに、外出やランニングするときにも便利です。

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スマホと遜色のない反応速度で使えます!

 

また、同じSonyグループのwena3にも対応してます。

wena3はQrio Lockに対応

僕は使ってないけど、好みの時計を活かせるハイブリッド型スマートウォッチとして人気ですよね。

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電子マネーやメール、アレクサまで使える優れモノです。

 

Qrio Hubやスマートリモコンで外出先から操作ができる!

家から少し離れてから、「カギの閉め忘れ」が心配になったことはないですか?

下記のどちらかと連携させることで、外出先から施錠確認・鍵操作することができます。

遠隔操作できる2デバイス

 

▼まずこちらがWi-Fiモジュール「Qrio Hub」です。

デザインはとてもシンプル。これを玄関近くのコンセントにさしておけば、リモート操作が可能になります。

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価格は8,000円ほど。

 

▼続いて、スマートリモコン「Nature Remo 3」でもQrio Hubと同じことができます。

Remoアプリからの見た目も、Qrioアプリと同じ作りになってました。

鍵操作だけでなく、ちゃんと現在の施錠状況も確認できるのが好印象です。

Nature Remo 3なら、エアコンやテレビなどのリモコン家電と合わせて使えます。Qrio Hubよりも使い道が広いです。

Nature Remo 3と旧型Remoの違いを比較してみた【レビュー】

続きを見る

 

手ぶら解錠は高精度でバッテリー消費が少ない!

続いて、手ぶら解錠(ハンズフリー)について。

冒頭にも書きましたが、Qrio Lockの手ぶら解錠は優秀です。Qrio Lockの発売当初は、精度が今ひとつでしたが、アップデートにより改善されてます。

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玄関に近づくだけで、玄関が解錠される体験は超気持ちいい。

 

▼ハンズフリー解錠の動きはこんな感じ。

自宅から約150m離れたあとに、再び戻ってくると「ハンズフリー解錠が有効...」との通知がきます。そのまま玄関ドアに近いていくと、すぐ手前で自動でカギが開きます。

このハンズフリー解錠機能は、セサミとSADIO LOCKといった他社のものでも使えるが、電池消耗がQrioよりも大きい弱点があります。Qrio Lockなら電池消耗を気にせずに使えます。

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これも環境により精度は異なるとは思いますが、少なくても我が家では絶好調です。

 

便利機能付きのセンサー式オートロック

続いて、オートロック機能について。

Qrioのオートロック機能は、他社のものと違い、センサー式が採用されています。

センサーは、上記のようにドア枠に取り付けます。

▼この小さいのが実際のセンサーです。

他社のオートロックは、時間指定のタイマー式が多いです。解錠してから〇〇秒後に施錠のように設定します。だがこれだと、宅急便やピザの配達などの対応中でも、時間が来ると問答無用でオートロックが作動します。

センサー式のQrioの場合、確実にドアが閉まった後にオートロックが作動します。だがこれだと、ちょっとポストを見に行くだけで、いちいちオートロックされてしまい、逆に面倒な点もあります...。

そんな時に役立つもう1つの機能が、オートロック回避。オートロックを一時的に無効化する手動コマンド「解錠→施錠→解錠」が使えます。隠しコマンドみたいで面白いですね。

 

家族や親への合カギのシェア・専用リモコンが便利

合カギのシェアが手軽にできるのも、スマートロック導入のメリットです。

家族や両親のための合鍵をアプリから発行できます。LINEやメールで招待して、全てスマホで完結します。

カギの種類は3つ!

  • オーナーキー:管理者向けのカギ
  • ファミリーキー:家族向けのカギ
  • ゲストキー:利用期間を設定できるカギ
CHASUKE
仲のいい友人や恋人に一時的な合カギを渡すのも、便利です。

 

専用リモコンキーが便利。ハンズフリー機能搭載モデルもあり!

Qrio Lockでは専用リモコンキー「Qrio Key」が使えます。

スマホを持っていない子供やお年寄りはもちろん、スマホを出すのが面倒って人にも便利です。

Apple Watchやwena3を持ってない人でも車のキーのように、玄関を開け締めできます。万が一、紛失しても、アプリから簡単に鍵を無効にできるのでセキュリティ面も安心です。

 

2021年12月に新型リモコンキー「Qrio Key S」が発売されました。

これのスゴいのが、なんとハンズフリー解錠機能が内蔵されている点です。

スマホのハンズフリー解錠の動作仕様と異なり、搭載されたジャイロセンサーを使い、玄関前で3〜5秒停止することで自動解錠が動作します。

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これは他社にはない大きなメリットです。

スマートロック「Qrio Lock」のレビューまとめ

以上、スマートロック「Qrio Lock(Q-SL2)」でした。レビューをまとめていきます。

良い点はココ

  • 工事不要で簡単取付
  • 操作速度が早く快適
  • 手ぶら解錠が優秀で電池消耗も少ない
  • スマートリモコンに対応
  • Apple Watchやwena3に対応
  • 音声操作の施錠操作が便利
  • 手ぶら解錠付きリモコンキーに対応

注意点はココ

  • NFCタグやウィジェット操作に未対応
  • 他社よりも価格が高い

リモコンキーやスマートリモコン連携など、他社製にはない機能もしっかり備えており、何より手ぶら解錠が優秀なスマートロックでした。

価格がやや高めですが、機能・性能とも大満足のスマートロックに仕上がってます。今まで7種類のスマートロックを試してきましたが、手ぶら解錠押しの僕はQrio Lockを愛用してます。

▼Qrio Hubとセット購入がおトク。

▼Nature Remo 3からでも遠隔操作できます。

▼専用リモコンキーはこちら。

他社製品との比較はこちら

【2022年】工事不要で使えるおすすめスマートロック4選まとめ!

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