どうも、2017年1月頃にビットコイン(BTC)を購入しようと思って、半年が経ったCHASUKEです。
投資というより、「どんな仕組みなのか」「どう使うのか」という点に興味があります。これらを学ぶには、「bitFlyer(ビットフライヤー)」などの取引所でBTCを手に入れて使ってみるのが1番です。

そんなときに見つけたのが「悟コイン」です。これなら取引所で買わなくても、500円ガチャでビットコインが手に入ります。
悟コインは取引体験を目的としたリアルコインで、0.001BTCの価値のあるコードが封入されてます。
本記事では、この悟コインガチャをやるため、名古屋のある場所へ。そして、初めてのビットコイン体験をレポートしていきます。
【追記】2021.4には「1BTC=680万円」となった。つまり、「0.001BTC=6.8万円」が500円で手に入るガチャだったわけです
0.001BTCの「悟コイン」とは
ビットコインは仮想通貨ですので、実在するコインではありません。これをわかりやすく見える形にしたのが「悟コイン」です。
リアルコインですが、悟コインをお店で出しても店員を困らせるだけ。ちゃんと仮想通貨のルールで使う必要があります。
その仮想通貨の使い方ルールを知らない人が、実体験で学ぶ目的で作られたのが悟コイン。理解や気づきという意味の「悟り」がコイン名になってます。
悟コインでBTC体験するのに、必要なのはガチャガチャの500円のみ。試すのには最適なのです。

ビットコインは手軽に買えない
【追記】2020.2には、1BTCが100万円を超えてます。ますます、手が出しづらくなってます...
最近、仮想通貨に対し、加熱ぶりがすごい。1ビットコインの価値が30万円(2017.6時点)を超え、安い時代を知ってる人には、なかなかハードルが高くなってます。

名古屋で「悟コイン」をガチャってみた
悟コインガチャが置いてある場所を調べてみると、今の時点で設置場所は3箇所あるようです。
- アイラボファクトリー名古屋店
- アイラボファクトリー秋葉原店
- 川越自動車学校
幸いなことに、私が住む愛知にも置いてました。そうとなれば、出発です。
ちなみに、アイラボファクトリー名古屋店は、iPhone・iPad・iPodの修理・買取をしているお店のようです。
▼1Fにすき家がある、この建物の6Fです。
ぜんぜんお店って感じがしませんが、とりあえず潜入します!
▼エレベーターで6Fまでいき、店舗のドアを開けると、お店のような雰囲気。
店内を見渡すと、、、おおぉ。あのガチャポンだ!!
1回500円。使えうのは100円玉のみ...
お店の人も「アンタここに何しにきたの?」的な感じで見ていたので、「悟コインのガチャやりにきました!!」と言ったら、なぜかニッコリされた。ついでに、100円玉に両替してくれた。
そして、ついにゲット。
カプセルの中にコインが1枚。とりあえず、1回しただけですが、保存用に2つくらい買っておけばよかったなと少し後悔してる。
0.001BTCの価値がある「悟コイン」を使ってみた
さて、ビットコインを体験利用していきます。
まずは、悟コインに入ってる0.001BTC(当時300円)の価値を取り出します。
具体的には、スマホアプリを使って、仮想通貨用の財布「ビットコインウォレット(BTCウォレット)」を作って、そこに価値を移します。今回、BTCウォレットを定評のあるBlockchainアプリとBreadwalletアプリを使って作成してみた。
▼手順はこんな感じ
- BTCウォレットA(Blockchain)を作る
- 悟コインの0.001BTCをBTCウォレットAに移す
- BTCウォレットB (Breadwallet)を作る
- BTCウォレットAからBTCウォレットBに送金する
BTCウォレットを作ると、対応する公開鍵や秘密鍵(長い文字羅列)が付与されます。本来、BTC取引をするときは、公開鍵から作成したビットコインアドレス(BTCアドレス)を使います。ですが、アプリ経由であれば、特に難しいことを気にする必要はありません。
BTCウォレットA(Blockchain)を作る
ビットコインを管理するために、BTCウォレットが必要です。ビットコインはオープンソースであるため、ウォレットアプリも数多く無料公開されています。
▼BTCウォレットAは、Blockchainアプリを利用して作成。
▼起動してアカウント登録するだけで、簡単にウォレットが作成できます。
当然ウォレットを作ったばかりなので、0BTCです。ちなみに、右下の「受信」を表示すると自分のビットコインアドレスが表示されます。
悟コインの0.001BTCをBTCウォレットAに移す
この悟コインの0.001BTCをどうやって取り出すのだろうか。疑問ですよね。
答えは、裏面のホログラムの中にあります。
▼こちらがコイン裏面。
▼ペリッとめくるとQRコードが出てきます。
このQRコードに0.001BTCが封入されてるわけです。これは「ペーパーウォレット」と呼ばれるQRコードで、これをウォレットアプリで読み込むことで中のBTCを受け取ることができます。
▼先ほどのBlockchianアプリで、取り込みます。
[左上メニュー]-[アドレス] を選択する。
▼「インポートされたアドレス」を選択すると、カメラが起動しますので、『悟コイン』のQRコードを読み込みます。
成功と出れば読み込み成功。
続いて、読み込んだビットコインをさきほど作成したBTCウォレットAに移動させます。
▼「資金の移動」から送信
確認画面を見ると、0.0008531BTCに減っていた。
送信時にかかる手数料って意外と高いんですね...ここで気になったのが、カスタマイズ手数料というもの。
仮想通貨の送金でかかる費用は、任意で変更することができるんですね。だが、これをやると取引の承認が遅くなってしまう。承認されないと取引完了とならないため、送金されたBTCをすぐに使えないので注意が要ります。
中間者がいないため手数料が格安なのがビットコインの特徴なはず。しかしながら、第三者による承認作業の報酬、ネットワーク混雑から承認優先度をつけるために割と高額な手数料がかかるようだ。
BTCウォレットB (Breadwallet)を作る
続いて送金、受取を体験するため、Breadwalletアプリを使ってBTCウォレットを作ります。
こちらも同じ要領でサクサクと財布が作れます。アカウント登録も必要ないため、途中に出てくる復元フレーズは必ずメモっておくこと。スマホを無くしたりするとビットコインが一生取り出せなくなってしまいます。
▼アプリは、とてもシンプルです。
これで受取用のウォレットができました。
今後、ビットコインがお店の支払いに対応していけば、このように提示されたQRコードを読み込み、支払い行為ができます。
BTCウォレットAからBTCウォレットBに送金する
それでは、BTCウォレットAから、BTCウォレットBへ送金体験してみます。
本来なら送金先のBTCアドレスをQRコードでカメラ読み込みしますが、どちらも同じスマホでやるので、カメラでQRコードが読み込めなかった。そのため今回は、送金先のBTCアドレスをコピーして宛先設定しました。
これで送信完了。ここでも手数料が。
0.0007062BTCがBTCウォレットBへ送金されました。

▼2つのウォレットアプリから送信と受取が確認できました。

送信画面:BTCウォレットA|受取画面:BTCウォレットB
送信時は、BTCウォレットAとBTCウォレットB間で直接行われ、銀行のような中間者を経由しません。P2Pとか言われるのがこれです。
最後に
以上、ビットコインを体験できる「悟コイン」をガチャして試してみました。
ネットワークさえあれば、簡単にBTCウォレットが作れます。そして、受取アドレスがあれば、どこからでもお金を送金できます。第三者機関(中間機関)が厳しい環境や国にいても、自由にお金をやりとりする仕組みが作れるわけ。すごいですよね。
今後登場する新しいサービスは、オープンソースであるビットコインでの取引が基本となるのが予想されます。円やドルじゃなくて、ビットコインしか使えないなら、もっともっとビットコインの価値が上がるわけです。
この記事を読んで、イメージを掴んだら、とりあえず取引所に無料登録するのがおすすめ。欲しい時にスグ買えるように。時代に乗り遅れてしまう前に最低限のことだけ知っときたいですね。
現在僕は、ビッグカメラでも使えるBitFlyerで仮想通貨を管理しています。日本の取引所アプリで操作しやすく、おすすめです。

