体験レポート

【2019年合格】スマートマスター資格を取得!僕の勉強方法とおすすめ参考書。

2021年向けに記事を更新してます。

 

どうも、『スマートマスター』という肩書きを手に入れた、CHASUKEです。

僕自身、理想のマイホームを建てるためにハウスメーカーを回って思ったのは、スマートハウスの詳しい知識を持った営業マンはほとんどいないということ

CHASUKE
自分で勉強して知識をつけてやる!

これが試験を受けるモチベーションになった。

 

そして、2ヵ月の勉強で見事に合格。僕が受験したスマートマスター試験(2019年3月)は、一般受験の合格率45.8%でした。ちなみに1回前の2020年9月(第1回CBT方式試験)は53.4%でした。

本記事では、試験概要僕の勉強方法などを紹介していきます。

スマートマスター資格試験とは

家電製品協会が実施する資格試験です。

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2016年9月にスタートした、わりと新しい資格ですね

 

家電製品と住宅の専門家として、ユーザのニーズに合ったスマートハウス作りをサポートできる人材を認定する資格です。

メモ

スマートハウスとは大きく2つの機能を有する住宅です。1つは、HEMS(住宅エネルギー管理システム)による最適制御のもと、エネルギーを節約する(省エネ)、作る(創エネ)、貯める(蓄エネ)ことができる住宅。もう1つは、IoTやAIにより暮らしの安全・安心・快適を実現するインテリジェントな住宅。

CHASUKE
スマートハウスを建てるなら備えておきたい知識です

 

出題範囲は、下記リンクにある「資格要件表」で示されてます。

 

資格を取得するには

受験資格に制限はないです。

資格に合格するには、「スマートハウスの基礎」と合わせて「スマートハウスを支える機器・技術の基礎」の2科目で合格点を得る必要があります。

2科目ともに全20問、マークシート方式で出題されます。両科目とも140点以上/200点で合格となります。

 

資格試験を受験するには

家電製品協会のイメージキャラクターは元SDN48で家電アドバイザーの資格も取得し、「家電女優」として活躍中の奈津子さん。スマートマスターでもあります。

 

試験日程は3月9月です。

僕がテスト実施した2019年は、全国・同時一斉型試験でしたが、2020年9月から「CBT試験方式」と呼ばれるコンピューターを活用し、受験者の都合に合わせて受験日時・受験会場を選択できる試験方式に変わりました。

申し込み期限は以下の通り。

  • 3月試験: 2月1日~2月22日
  • 9月試験: 8月10日~8月31日

 

▼受験料は「9,400円」です。

CHASUKE
高いので失敗はできない。。

 

▼家電製品協会のホームページから受験申し込みができます。

こちらでマイページを作って、受験申込ができます。

僕が実施した勉強方法

試験内容は、知識を問うものばかり

テキストの内容をしっかりと覚えれば合格です。逆に勉強せずに試験会場に行くと、「ポカーン」とするだけです。

 

僕の場合、試験勉強を2ヵ月前から開始しました。

と言っても、最初の1ヵ月は空き時間にテキストを読んでいただけだったので、本腰入れて勉強したのは、最後の2,3週間くらいですね。

 

僕が購入した参考書

テキスト&問題集(写真右)、そして過去問をベースとして作成された問題解説集(写真左)の2冊で勉強しました。

スマートマスター試験の参考書は以下の3冊しかなく、あまり選べないんですよね。

 

翔泳社出版のテキスト&問題集

NHK出版のテキスト

CHASUKE
こちらのテキストは買ってません

NHK出版の問題集&解説集

 

最初の1ヵ月はテキストで勉強

さきに翔泳社出版のテキスト&問題集を購入しました。

本屋で両方を見比べましたが、NHK出版のテキストに比べて、絵が多く使われてて、イメージしやすいです。単純に理解しやすいので、読んでて面白かった。

章ごとのテキストを読んで、章末に過去問が数問用意してある形式です。最初の1ヵ月間で、最初から最後までざっと2回読み込みました

CHASUKE
実際にマイホームを検討中で、興味深く勉強できたのも大きいと思う

 

ただし、内容はNHK出版の方が豊富です。仕事として細かいところまでしっかり理解するならNHK出版のが良いかも

 

最後の1ヵ月は問題集で勉強

テキスト&問題集を読んで満足していたのですが、本屋でNHK出版の問題集をさらっと見てみると、わからない問題が多かった。

こりゃヤバいかも..ということで、過去問題をベースとして作成された問題集&解説集を追加で購入しました。

これを解きながら、さきに購入したテキストで復習といった感じです。こちらも2,3回解いて、わからない問題がない状態にしました。

 

この問題集&解説集は、1科目20問の問題集が2科目分、2回分(合計80問)が用意されています。

この2セットがほとんど同じ問題だったり、問題ページと解説ページで同じ問題文が印刷してあり無駄に感じたりと不満はありましたが、結果から言うと、これを勉強しておいて良かったです。

CHASUKE
試験中に「この問題見たことある」ってのがかなりあった

 

配点10点の問題は落とせない!

設問1に対して、5つの回答が必要なものは2点になります。

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CHASUKE

ちなみに解答は「ア:② イ:① ウ:① エ:① オ:②」

 

それに対し、設問1に対して、1つの回答のものは10点になります。

CHASUKE
解答は「③」

 

こっちの問題をミスると、一気に10点マイナスなのでかなり痛いです

消去法でミスのないように注意しましょう!

僕の試験結果がこちら

試験日から約1週間後に解答が公開され、約1ヵ月後にマイページから合否と点数が確認できます。ワクワクドキドキでした。

▼受験結果がこちら!

各科目で200点満点で7割の140点取れれば合格です。

見てわかる通りで、スマートハウスの基礎では「166点」とギリギリでした

CHASUKE
正直言うと試験中は「ダメかも」と弱気でした

 

これは先にも述べた通りで、翔泳社出版のテキストに載っていない内容の問題が出題されたためです。それでも、消去法で正解を導き、なんとか合格できました。

あと、運もあったかなーw

最後に(まとめ)

試験日から約2ヵ月後、スマートマスター認定証が送られてきました。

CHASUKE
これで晴れて、スマートマスターと名乗れる!

 

「スマートハウス」の普及に向け、スマートハウスに精通した人材の育成が急務となっている。これまで住宅設計に深い知識を持つ建築士や、家電のことを知り尽くしている家電製品アドバイザー、電気に詳しい電力会社の社員といったようにそれぞれのプロはいたが、スマートハウスの推進ではそれらの分野を横断的に精通している人材が必要

上記コメントは、下記記事にあった言葉。

スマート化する“住まい”と“暮らし”のスペシャリスト「スマートマスター」

 

ハウスメーカーがスマートマスターの知識を有し、僕らに最適な提案をして欲しいところ。しかし、スマート家電やHEMSを連携させると何ができるのか、これにメリット・デメリットを踏まえ最適な提案をしてもらえなかったのが現状です。

ハウスメーカーと打ち合わせする中で、「営業マンも設計士も、この知識は今一番欲しい」と言ってたので間違いないだろう。

これからマイホームを建てられる方、スマートハウスに興味のある方は、自分で勉強するのが1番です。これから受験される方の参考になれば幸いです。

 

▼新居を建てるのに合わせて、電気工事士資格も取得しました。

【第2種電気工事士試験の合格日記】僕の勉強方法とおすすめ参考書を紹介します!

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CHASUKE

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