
どうも、CHASUKEです。
電源の抜き差しでオンオフできる照明などをスマート化に便利なのがスマートプラグ。スマホから簡単に電気を流したり、遮断したり、手軽に遠隔操作ができます。

利用イメージ
そして今回、SwitchBotから新型スマートプラグ「SwitchBotプラグミニ」が登場しました。以前からある「SwitchBotプラグ」よりも、機能と性能が向上したモデルとなっています。
▼両者を並べるとこんな感じ。

(左)SwitchBotプラグミニ|SwitchBotプラグ(右)
- プラグ(旧型):76×38×47mm
- ミニプラグ(新型):70×39×59mm
製品名に「プラグミニ」とあるが、パッと見でそこまで小さい印象はありません...。でもご安心ください、ちゃんと進化を遂げています。
▼LED周りは前作よりもシンプルに。

ということで本記事では、SwitchBotプラグミニのレビューになります。旧型機との違いを中心に、実際に使ってみた感想をお伝えします。
▼旧型SwitchBotプラグの記事はこちら。
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多機能なSwitchBotスマートプラグを徹底レビュー。便利な使い方も紹介!
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SwitchBotプラグとSwitchBotプラグミニのどちらを買うべきか迷っている人の参考になれば幸いです。結論からいうと、注意点はあるものの基本的にプラグミニを選んばOKです。
本記事は商品提供をいただき、レビュー記事を作成しております
SwitchBotミニプラグとSwitchBotプラグの違いまとめ

まずは1番気になる、両者の違いをまとめます。
製品仕様による違い
| SwitchBot プラグミニ | SwitchBot プラグ | |
| 価格 | 1,980円 | 1,980円 |
| サイズ | 70×39×59mm | 76×38×47mm |
| 重さ | 70g | 62g |
| プラグ形状 | 極性プラグ | 無極プラグ |
| 感電防止 | ○ | × |
| Wi-Fi | ○ ハブミニ不要 | ○ ハブミニ不要 |
| Bluetooth | ○ | × |
個人的に弱点に感じたのが、極性プラグが採用されている点。これにより、コンセントへの差し込み向きが固定されてしまいます。
反対にメリットは、SwitchBotプラグミニからBluetoothに対応している点。これにより、アプリを起動して操作可能になるまで、画面タップして動くまでの時間が短縮されてます。
家の中ならBluetooth、外出先はWi-Fiで遠隔操作できます。
使える機能の違い
| SwitchBot プラグミニ | SwitchBot プラグ | |
| Apple Watch | ○ | ○ |
| 音声操作 | ○ | ○ |
| スケジュール | ○ | ○ |
| タイマー | ○ | ○ |
| 消費電力 | ◎ 出力可 | ○ 出力不可 |
| 誤作動防止 | ○ | × |
| ランプ消灯 | ○ | ○ |
| ウィジェット | ○ | ○ |
| NFC | ◎ トグル | ○ ON/OFFのみ |
| リモートボタン | ○ | × |
| シーン連携 | ◎ 多機能 | ○ ON/OFFのみ |
| IFTTT | ○ | ○ |
| API | ○ | ○ |
今までのSwitchBotプラグの機能を引き継ぎつつも、新たにできることが増えてます。
アプリでデバイスを選ぶと、消費電力付きの詳細画面が表示されます。(旧型とは違う)

デバイス一覧

詳細画面

消費電力
デバイス一覧と詳細画面のどちらからでもトグル操作(ON→OFF、OFF→ON)ができます。
詳細画面ではリアルタイムの消費電力がチェック可能です。タップすると、過去の消費電力では、1日単位のグラフ表示およびデータエクスポートまで可能になっています。
さらにSwitchBotシーン連携では、アクションとトリガーのどちらも設定できます。

シーン:トリガー

シーン:アクション
| シーン | SwitchBot プラグミニ | SwitchBot プラグ |
| トリガー | 電源オン 電源オフ 電力 | × |
| アクション | 電源オン 電源オフ トグル 遅延実行 | 電源オン 電源オフ |
なんと、消費電力(指定電力量の上下)をトリガーにデバイス連携できるようになってます。これは便利な自動操作ができそうですね。
その他にも、SwitchBotタグにトグル操作が追加され、SwitchBotリモートボタン(オンオフのみ)にも対応してました。

SwitchBotタグ

SwitchBotリモートボタン
SwitchBotミニプラグ の外観(旧型と比較)

こちらがSwitchBotプラグミニの本体です。

プラグミニは、ホコリ防止シャッター付きとなってます。子供の感電防止にもなります。
サイズはW7×H3.9×D59mmで、比較的シンプルなデザインとなってます。

750℃まで耐えうる難燃性素材で、火災に繋がりにくい安全性です。側面に電源ボタン、背面のプラグ面にSwitchBotロゴがあります。
冒頭にも書きましたが、ミニプラグと言っても感動するほど小さい印象はないです。

(左)SwitchBotプラグミニ|SwitchBotプラグ(右)
▼プラグ形状が、N極プラグです。

見ての通り、片側のプラグ幅が広くなってます。刃の大きさが同じ無極プラグなら、上下逆さにしても壁コンセントに差せるのですが、極性プラグでは差し込み向きが固定されます。
▼PSEおよび技適マークはここ。

「電気ストーブや電熱器ぐなど遠隔操作により事故が発生する恐れがある機器」は接続不可。
どのスマートプラグも同様ですが、上記の禁止事項に注意しましょう。
▼付属品は取扱説明書のみ。

LED表示ランプの意味や、電源ボタンの使い方、禁止事項も詳しく明記されてます。
SwitchBotミニプラグ の使い方・使ってみた感想

実機レビューとして、気になった点を掘り下げて使ってみた感想を書いていきます。
差込み向きが固定されるN極プラグ

こちら向きだと上手く挿せない!!
繰り返しとなるが、SwitchBotプラグミニは極性プラグであるため、コンセントへの差し込み向きが固定されます。
取得する認証の要件によって、プラグ形状は異なるようで、これまでのSwitchBotプラグは無極プラグが採用されてます。無極プラグのが扱いやすかったですね。
プラグ位置が中央やや上寄りなので、コンセントに差すと、本体がわずかに下寄りになる。

そのため、2口コンセントなら下側に差して使うのがおすすめです。

写真の黒い電源アダプタは、プラグミニを上側にあると干渉するが、プラグミニを下側に移動させたら干渉しなかった。
スマホアプリから操作してみた

SwitchBotプラグミニでは、Bluetoothに対応したことで、体感できるレベルで操作スピードが向上しています。
画面をタップした瞬間に「プン!!」という音とともに操作されます。音は結構静かです。
ポイントは2つ
- 起動時の読み込み速度
- タップ後の反応速度
これまでのSwitchBotプラグと比べても操作速度がかなり速くなってます。サクサク気持ちよく操作ができます。
SwitchBotリモートボタンから操作してみた

旧型SwitchBotプラグでは対応してなかったSwitchBotリモートボタン連携ですが、今回のSwitchBotプラグミニから対応してます。
▼設定はオン・オフのみ可能でした。


いちいちスマホで操作するのが面倒に感じている人も多かったはず。物理ボタンが使えることで、壁スイッチのように常設できます。これは嬉しいですね。
▼実際に操作している様子を撮ってみました。
シーン連携で消費電力をトリガーしてみた

最後に、プラグミニから使える消費電力のトリガー機能を試してみました。
我が家の壁にある55インチテレビに取り付けると、アプリに表示される消費電力でテレビON/OFFが判断できるようになった。

電源オフ時:約30W

電源オン時:約170W
テレビをつけると、170Wほどの消費電力になってました。テレビを消しても待機電力として約30Wほど消費してるんですね…。
では、SwitchBotアプリのシーン設定をしていきます。こんな感じに設定ができました。

消費電力トリガー

シーン設定内容
試しに、100Wを超えたら(テレビがついたら)、プッシュ通知をもらうように設定してみた。実際にテレビをつけて少しすると、iPhoneにプッシュ通知が届きました。

2つの通知がきてますが、1個はシーン起動を知らせるもので非通知に設定できます。
このように消費電力で家電の稼働状態をチェックできるだけでなく、電力トリガーで別の家電操作も可能なので、面白いスマート連携ができそう。
プラグミニでは、消費電力トリガーの他、電源オンオフをトリガーにすることも可能。
SwitchBotミニプラグ レビューまとめ

機能と性能が向上したスマートプラグ「SwitchBotプラグミニ」をレビューしました。
▼まとめるとこんな感じ。
良い点はココ
- Bluetooth対応で操作速度が向上
- 旧型よりも機能が増えた
- SwitchBotリモートボタンに対応
- 消費電力トリガーが使える
- 安全性能が強化された
注意点はココ
- プラグ形状がN極対応
- サイズにミニ感はない
Bluetooth対応による操作速度の改善し、アプリから使える機能も増えてます。
安全性も高くなって価格は同じです。SwitchBotのスマートプラグでどっちか迷ったら新型のプラグミニを選べば良いと思います。
▼旧型のSwitchBotプラグはこちら
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