どうも、CHASUKEです。
世界初となるHomeKit対応のLEDシーリングライト(スマートトークライコン)を購入してみました。
HomeKit対応のLEDシーリング照明は、iPhone人口の多い日本ですが、今までありそうで無かった製品です。世界初のようです。

この照明はMakuakeにて支援しており、無事に届きました。
さっそく使ってますが、さすが、Apple認定製品。iPhoneからシームレスに天井照明が操作できて絶好調です。HomePodとの相性もバッチリです。今までのスマートリモコン経由でスマート化と比べて、反応速度が圧倒的に早いです。
本記事は、HomeKit対応の調光・調色機能付シーリングライトの使い方や使ってみた感想を書いていきます。

外観と付属品
シンプルなパッケージです。
SMART TALK LiGHCON(スマートトークライコン)は、Apple公式サイトのHomeKit一覧に「Beamtec IRODORI PLUM® CL-12WIFI LED Ceiling Light」という名前で表示されてます。
▼商品説明やApple認定ロゴもありました。
今後の改善に期待!
商品発送の際に「梱包材の最終調整がつかず簡易的な梱包になった」との連絡があった。これがその通りで、角がテープで固定されていたり、箱に折れがあったりと少々ガッカリだった。

▼パッケージ内容はこれだけ。
- LEDシーリングライト本体
- シーリングアダプタ
- 保護スポンジ × 3個
- 取扱説明書(5年保証付)
照明操作するリモコンは付属してません。
また専用アプリの用意もなく、基本的にiPhone・iPad・Macで使えるApple純正「ホームアプリ」で操作します。

▼本体のシェードを外すと、LEDがビッシリ。
めっちゃ軽い。
LEDライトということで重さ約1.4kg(シェード含)です。これなら、女性でも付け替え作業が難なくできます。
全体サイズは、直径約45cm × 高さ約9.3cmとなっています。
▼その他の商品仕様がこちら
型番 | CL-12WIFI |
明るさ | 最大点灯時:5200lm |
適用畳数 | 12畳まで |
調光 | 無段階調光:100%~約10% |
調色 | 無段階調色:電球色↔昼光色 |
常夜灯 | 有り:2段階調光 |
演色性 | Ra83以上 |
消費電力 | 最大点灯時:52W 最小点灯時:5.5W |
定格電圧 | 100V |
定格周波数 | 50/60Hz |
待機電力 | 0.2W |
定格寿命 | 40,000時間 |
40,000時間ということは、1日8時間利用で5000日(13年以上)使える計算になります。十分です。
▼当然ですが、PSEマーク、技適マークも揃ってます。
HomeKit設定コードは、説明書にも貼ってあります。
リビングの照明を取り替えてみた

取り替え前のシーリングライト
我が家のリビング15.5畳にあるシーリング照明は2つある。試しに、手前の1つを取り替えることにしました。
こちらの照明はWiFiで照明本体とやりとりするため、インターネット環境(2.4GHz)が必要です。また、当然ですがホームアプリが使えるiPhone/iPadが必要となります。
取り替えは、5分もあれば終わります。シーリングライトの取り替えだけなら電気工事士資格も不要です。

▼取り替え前に、保護スポンジを照明裏に貼っておきます。
天井と照明がぶつからないように保護する目的です。これで準備完了。
▼照明とアダプタを外し、付属のアダプタに差し替えます。

Before

After
▼取付可能なシーリング形状は以下の通り。
天井から の出しろ | 20mm以上 24mm未満 | 10mm以上 14mm未満 |
形状 | 角型引掛け 丸型フル引掛け 丸型引掛け フル引掛け | 引掛埋込 |

▼あとは、シーリング照明をガチャっと嵌め込んで、ケーブルを接続します。
最後にシェードを被せておしまいです。
LED照明は、低電力、高寿命の他にも、「虫が寄り付きにくい」というメリットもあります。

▼仕上がりはこんな感じ。
直径45cmありますが、見た目が若干コンパクトになった気がする。
▼iPhoneで設定前ですが、壁スイッチからON/OFFを操作できます。
明るさは、とても明るい(最大5,200lm)です。チラつきもなく、見やすさに問題はありません。
壁スイッチからON/OFFした場合、調光・調色を操作することはできない。また、点灯するまでに約1.5秒かかり若干反応が鈍い印象です。
ただし、当シーリングライトはスマホやスマートスピーカー経由の操作がメイン。壁スイッチは基本的にONのままで操作することは無いでしょう。
ちなみに、取り替え作業用にミニ脚立を買ってみました。
可愛い見た目ですが、150kgまで耐えれる心強い脚立です。

ホームアプリの使い方
さて、HomeKit対応の当シーリングライトは、Apple純正のホームアプリで管理できるのが最大の魅力です。

iPhoneで操作するためには、照明をペアリングしてホームアプリに追加する必要があります。
▼ホームアプリがない方は、以下からインストールできます。
▼追加手順は以下の通りです。
- iPhoneのWi-Fiを2.4GHzに接続
- 壁スイッチを3秒間隔で3回ON/OFFを繰り返す
- ホームアプリに追加
Wi-Fiは設定時のみ2.4GHzとし、設定完了後は5GHzに戻して使えます。
壁スイッチを3秒ごとに3回ON/OFFして、ライトが3回フラッシングすればペアリングモード成功です。

▼ホームアプリの追加アイコンから、設定QRコードを読み込むとアクセサリが追加されます。
設定用QRコードは説明書の裏にあるものを読めばOK。
実は、QRコードを読み込んでも追加に失敗し、3回目でうまく追加されました。上手く行かなくても、Wi-Fi設定を見直して何度か試してみましょう。
▼アクセサリ追加が成功すると、設置場所や名前を決めることができます。
照明の名称は自由に決めれるので、Siriで呼びやすい名前にするのがおすすめ。
「よく使う項目に含める」をオンにしておくと、コントロールセンターから呼び出せて便利です。
ホームアプリから照明を操作する
明るさや色温度を変えれるので、読書やゲーム、映画観賞など状況に応じた設定をiPhoneからサクッと設定できます。
▼追加された照明アイコンをタップすると、シーリングライトと常夜灯が操作できる画面になります
上の画像通り、調光や調色、電源ON/OFFがホームアプリで操作できます。
ホームアプリから操作してみると、点灯スピードが操作とほぼ同時だった。レスポンスが早さには驚きです!
照明アクセサリの設定から「個別のタイルで表示」をONにすると、クイックに照明操作が可能になります。
これでアイコンタップでON/OFF切替できます。
コントロールセンターからの操作が多い人は、こちらを設定しておくのがオススメです。
実際の操作動画がこちら
▼ホームアプリから明るさを変えてみた。
明るさの範囲はこんな感じ。
最大の明るさは十分ですが、最小の明るさをもう少し暗くできたらなというのが個人的な感想。
今後のアップデート
販売元にフィードバックしてみると、調光にに関しては、アップデートで改善可能とのこと。今後に期待!
▼ホームアプリから色温度を変えてみた。
動画だと伝わりづらいですが、実際にはもう少ししっかり色が変化しています。
常夜灯は2段階で調節可能
常夜灯をONにしてみました。シーリングライトは自動的にOFFになります。
50%と100%で切り替えが可能でした。
個人的にはあまり利用しませんが、真っ暗が嫌な人にはいいですね。
オートメーションで照明操作を自動化する
HomeKit製品は「シーン(一括操作)」や「オートメーション」の機能でより便利に使えます。
シーン(一括操作)
シーンを登録すると、複数のHomeKit製品を一括操作ができます。
▼ホームアプリから登録できます。
我が家では、寝る前に「おやすみ」シーンを実行するだけで、複数の照明OFFやスマートロックの施錠を一括で操作しています。
他にも、読書や映画といったシーンを作って、色温度と明るさを登録しておくのも便利です。
オートメーション
家の変化に合わせて照明などを動作させる機能が「ホームオートメーション」です。
同じ家に住む人全員で共有することが可能なオートメーションであり、シーンと同様にホームアプリから登録できます。
▼動作させるトリガーには、以下が選べます。
例えば、iPhoneのGPSを使って、家の誰かが帰ったら自動で照明ONとかができます。他にも、時間によるタイマー機能や、温度や湿度などのセンサーをトリガーにできます。

ホームオートーションとは別に、「個人用オートメーション」というのもあります。個人のiPhoneやiPadのみで実行されます。
ここでは詳しく書きませんが、よりきめ細かく複雑なアクションを実行する自動化が作成できます。
▼個人用オートメーションはショートカットアプリから作れます。
▼個人用オートメーションには、多くのトリガーが用意されてて面白いです。
僕は最近使えるようになったNFCタグを読み込んで動作するオートメーションにハマってます。
-
iPhoneとNFCタグを使った家電制御が便利すぎる!【Siriショートカット】
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Hueディマースイッチをリモコンにする
iPhoneやHomePod(Siri)で便利に操作できるようになったけど、やっぱり壁スイッチを使いたい時もあります。
けれど、壁スイッチを切りにすると、ホームアプリで「応答なし」と表示され操作不能になってしまう。
この問題を解消するために、「Hueディマースイッチ」をリモコン代わりにしてみた。

ディマースイッチは4つのボタンにHomeKitのアクセサリ操作を割り当てることができて便利です。
調光操作などはできませんが、上から「100%→60%→20%→OFF」と設定して使ってます。
これで物理スイッチでの操作も可能になりました。
最後に(使ってみた感想)
LEDシーリングライトに取り替えてから、1週間が経ちます。
使うたびに、動作スピードに感動してます。今までのスマートリモコン経由に慣れてた分、より一層早く感じます。また、ホームハブがあれば、外出先から照明の利用状況が確認できるので、仕事中もなんとなく安心です。

欲を言えば、Amazon AlexaやGooglアシスタント、IFTTTにも対応して欲しいところですが、iPhoneやHomePod(Siri)で便利に使えているので満足してます。もう少し値段が下がれば、書斎、子供部屋、リビングも2つとも揃えたいですねー。

HomeKit対応のスマート電球は多くの種類が販売されてますが、シーリング照明は今まで有りませんでした。僕的には満足度が高かったので、これまでシーリング照明のスマート化を断念していた人に是非オススメしたい。(※2019/11月現在、MFi認定済みのシーリング照明はこれだけ)
最後に少し余談です。
今どきの住宅に多い「ダウンライト」について。これのスマート化って難しいですよね。数が多いので1つずつネットワーク対応するのは非現実的。ってことで、HomeKit対応のスマート壁スイッチの登場に期待している。海外製ではすでにあるようなので、日本対応を心待ちにしている。
それではまた。