どうも、デスク環境を改善中のCHASUKEです。
僕のデスクでは、裏にMac miniを固定し、できるだけケーブルを出さないようにしてます。
しかし、これで困るのが、ポータブルSSDやSDなどの外部メディアが使いづらい点。普通ならモニター下にドックを置くのでしょうが、今回はデスク下手前にUSB-Cハブを設置していきます。
▼デスク下手前とは、矢印のココです。
そして、今回設置したのが「TUNEWEAR ALMIGHTY DOCK nano1」というUSB-Cハブになります。実際のものがこちら。
この製品の特長
- 5in1ながら小型・軽量(36g)
- データ転送に特化した高性能ドック
- USB-A×1, USB-C×2(全て最大10Gbps)
- SD・microSD(最大104MB/s)
- USB-Cケーブルが付け替え可能
- 5ポートが片面に整列
実は以前から用途に合うメディアハブを探してたのですが、僕が必要なポートのみが揃ってる理想通りのものを見つけたわけです。

冒頭から色々書いてしまったが、本記事では「TUNEWEAR ALMIGHTY DOCK nano1」の外観や付属品のチェック、デスク下手前での使用感や性能をレビューしていきます。
▼最終的にこうなります。
僕と同じようにデスク下手前で使える理想のハブをお探しの人に、刺されば幸いです。
TUNEWEAR ALMIGHTY DOCK nano1の外観と搭載ポート
TUNEWEAR ALMIGHTY DOCK nano1は、小型で軽量のUSB・SDのデータ転送に特化した5in1 USB-Cハブです。
カラーはApple製品と同じダークグレイとシルバー揃っており、僕はダークグレイを選びました。
▼本体はW94×H30×D16mmで、36gと驚くほどにコンパクト。
ザラッとしたアルミニウム素材で、熱が本体に籠らない造り。持ち運びにも優れた形状です。
▼反対側はこんな感じ。
搭載ポートは5つ。HDMIやLAN、充電用Power Deliberyがないのがポイントです。
搭載ポートのスペック
- USB-C (USB 3.2 Gen2 最大10Gbps)
- USB-A (USB 3.2 Gen2 最大10Gbps)
- SD(最大2TB SD3.0 UHS-1 最大104MB/S)
- microSD(最大2TB SD3.0 UHS-1 最大104MB/S)
USB-Cは、全て高速転送(USB 3.2 Gen2)に対応。スペック例では、iPhoneの写真614枚(1.5MB/枚)がたった1分で転送可能とのこと。
▼PCと接続用ポート(USB-C)は側面にあります。
ケーブルは脱着式。つまり、自分の用途にあわせて、長いケーブルを使ったり、端子を変更してPC側のUSB-Aに接続することも可能です。

▼付属品は、取扱説明書とUSB-C to USB-Cケーブル(0.2m)です。
▼繋げるとこんな感じです。
macOS、Windows、iPadOS、Androidなど、どのOSでも繋げばスグに利用できます。
TUNEWEAR ALMIGHTY DOCK nano1の取り付け・使い勝手

デスク下|奥にMac mini
では、デスク下手前にセッティングします。持ち運びに優れているので、勿体無い気もしますが。
写真の通り、Mac miniをマウントし、そこからUSB-Cケーブル(オス-メス)を伸ばしてます。と言うのも、以前まで、UGREENのSDカードリーダーを使っており、その名残です。
今回のハブはデタッチャブル。ケーブルを変えてPCと直接繋ぐのも有りでしたが、そのまま使うことにした。(Thunderboltケーブルも揃えたけど、途中で面倒になった)
デスク下手前へマウントする
貼り付けは、鬼ピタという両面テープを使用。粘着力抜群なのに綺麗に剥がせます。
形状はゆるい楕円形なので、これで問題なく貼り付けできています。
それと、PC接続ポートがサイドにあるので、90度コネクタもかまします。これも10Gbps対応をチョイスしてます。
配線スッキリのため、こだわっています。
▼位置を決めて、ピタペタッと。
軽量ボティなので、全く落ちる気がしません。
▼こんな感じで、少し内側に入れて配置してます。
PCとの接続方法
- M1 Mac mini
- USB-C to USB-C
ケーブル(オス-メス)
- USB-C to USB-C
付属の0.2mケーブル
- USB-C to USB-C
90度コネクタ
- ALMIGHTY DOCK nano1

▼デスク下に潜むドックがこちら。
これで怖いものなし。
▼ポートにディスクを挿し込むとこんな感じです。
横から見るとわかりやすいのですが、SDカードの挿し込みが結構浅いです。
デスクから飛び出るので、注意が必要です。が、今のところ引っ掛けたことは一度もありません。
転送速度サクサクで使い心地は快適
取り付けてしばらく経ちますが、やはりスグ近くにポートがあるのは使いやすいですね。
転送スピードもサクサクで快適。大容量のデータ転送をしても、ほんのり温かくなる程度で熱の心配は要りません。
僕の使用カメラ(FUJIFILM X-S10)も含め、最近のカメラはWi-Fi転送に対応してます。だが、速度が遅かったり、不安定だったりで、基本的にハブ経由でデータを取り込んでます。
▼メインのSDカードはSanDiskのこちら。

最大150MB/秒、書込み最大70MB/秒
SDスロットはUHS-1規格(最大104MB/S)であることを踏まえ、BlackMagic Disk Speed Testで測定してみた結果がこちら。
読み込みは約90MB/sと制限されてますが、撮影データをPCに取り込む程度なら十分です。
また、PCで不要となった写真はポータブルSSDにバックアップしてます。Mac miniのストレージをケチったせいで512GBしかない。
▼ポータブルSSDは、USB 3.2 Gen2対応のHyperDiskを使ってます。
▼こちらも測定してみると、速度は十分。
だいぶ早いですね。
試しに、795枚(9.98GB)の画像データを転送する機会があったので、測定してみました。
PC→SSDへは61秒、反対にSSD→PCへは25秒で転送完了しました。サクサクです。

TUNEWEAR ALMIGHTY DOCK nano1のレビューまとめ
USB-Cハブ「TUNEWEAR ALMIGHTY DOCK nano1」のレビューを書きました。
UHS-1規格のSDなので、カードの種類によっては速度制限されます。ここだけ惜しい点でした。
SDとUSBポートに特化した高性能ハブで、HDMIやLANポート、充電用ポートが要らない人に最適。まさに、今回の僕の用途にはピッタリだった。
ハイスペックなだけに価格も6,600円と少々高いですが、同じようなハブがなかなかありません。刺さる人には刺さるアイテムであり、僕はかなり満足してます。
