どうも、AirPods3を手に入れたCHASUKEです。こんにちは。
これまで僕は、自宅ではインナーイヤー型のAirPods2、電車通勤ではカナル型のAirPods Proの2台を使い分けてきました。

AirPods2が2019年3月に発売されて以来、約2年半ぶりの新型が「AirPods3」になります。進化ポイントはざっとこれだけあります。

AirPods2|AirPods3
- 音質が大幅に向上
- AirPods Pro寄りのデザイン
- 空間オーディオに対応
- 装着センサーが肌検出に変更
- 感圧タッチで操作性が向上
- イヤホン単体で「探す」に対応
- ケースがMagSafeに対応
- 雨や汗に耐えれるIPX4に対応
- 連続再生時間が5h→6hに向上

▼無事に発売日に降臨しました。
ということで本記事では、進化したAirPods(第3世代)をレビューします。
外観やサイズ感、音質や装着感などをお伝えしていきます。iPhoneユーザーでどのAirPodsを買おうか迷っている人の参考になれば幸いです。
結論からいうと、ノイキャン不要で軽い着け心地のインナーイヤーが好みな人なら、購入しても後悔はないです。間違いなく幸せになれます。
AirPods第2世代はこちら
AirPods3の外観と付属品(旧モデルとのサイズ比較)
AirPods3は耳に置くだけのインナーイヤー型のワイヤレスイヤホンです。外観と付属品をチェックして、セットアップしていきます。
デザイン・サイズ感
ケースやイヤホンは、これまでのAirPods2と異なり、AirPods Proに似たデザインになってます。表面加工は、従来通り、光沢感のあるつるつるで非常に美しい。
ホントにAirPods Proをキュッと縮めたようなデザイン。実際に横幅が6.2mmコンパクトになっていて可愛いです。
充電ケースはMagSafeに対応し、吸着充電が可能になってます。
iPhoneで使ってるものがそのまま使えて便利です。後日、AirPodsに保護カバーを着けました。
▼蓋の開閉についても、ヒンジの絶妙に調節されててイイ感じ。
取り出したイヤホンはこんな感じ。
形状はAirPods Proのイヤーチップを外した時にそっくり。軸部分を感圧センサーで摘んで操作できるようになってます。

AirPods Pro|AirPods3
こう並べるとそっくりですね。
それと見ての通り、軸部分が短くなりました。

AirPods Pro|AirPods3|AirPods2
ヘッド部分は大きくなっているので、ここは着け心地にも影響しそう。感想は後ほど。
▼歴代AirPodsとの比較(サイズ・バッテリー性能)がこちら。
サイズ | Pro | 第3世代 | 第2世代 |
ケース: 高さ 幅 厚み | 45.2mm 60.6mm 21.7mm | 46.4mm 54.4mm 21.4mm | 44.3mm 53.5mm 21.3mm |
ケース: 重さ | 45.6g | 37.9g | 38.2g |
イヤホン: 高さ 幅 厚み | 30.9mm 21.8mm 24.0mm | 30.8mm 18.3mm 19.2mm | 40.5mm 16.5mm 18.0mm |
イヤホン: 重さ | 5.4g | 4.3g | 4.0g |
連続再生: イヤホン単体 | 4.5h | 6h | 5h |
バッテリー: ケース込み | 24h以上 | 30h | 24h以上 |
AirPods3が電池切れしても、充電ケースに5分間入れて、約1時間の再生が可能になります。

付属品はケーブルと説明書
USB-C to ライトニングケーブルが付属しています。相変わらずのライトニング端子。
まぁ、MagSafeにもQiワイヤレス充電にも対応なので、個人的にはケーブルは不要かなと。
セットアップは非常に簡単
AirPodsを購入する人のほぼ100%がiPhoneユーザーだと思う。
最初のセットアップは超簡単。蓋を開いて、接続ボタンを押すだけ。これだけで直ぐに音を鳴らすことができます。まさに説明書要らずです。
ペアリング後、再び蓋を開けると、バッテリー残量が表示されます。ここも便利になってます。
また、最近はiPhoneとiPad miniを併用して使ってますが、接続デバイスがスムーズに自動で切り替わってくれて神ってます。要するに、Apple製品との相性は最強ってことです。
ちなみに、AirPodsの名前は変更できます。
僕は見た目がそっくりだった森の精霊「こだま」と命名。このツイートに、多くの反応もらえたので、みんな同じこと思ってたのかもw
そういえば、
初代AirPodsから「チンアナゴ」と命名してきたけど、今回は「こだま」にしました pic.twitter.com/OGZI0K0EMY— ちゃすけ【CHASUKE.com】 (@chasuke__) October 30, 2021

AirPods3は音質も装着感も素晴らしい!
肝心の音質は、AirPods2から格段に向上しています。もうこれだけで最高ですよ。
Proにも搭載されるアダプティブイコライゼーションにより、耳の中の音をリアルタイムに解析して、低域と中域を自動調節してくれます。
この効果により、AirPods Proと似た低〜高までフラットな音質になってます。カナル型のProと単純比較はできないが、個人的にはAirPods3のが音は好み。特に低音はこっちのが鳴ります。

注意点としては、周りの音がガンガン入ってくるのと、ボリュームを上げると音漏れする点。どちらもインナーイヤー特有です。
周りの音を取り込みながら音楽を楽しみたい人、IPX4耐水対応もされてるので、散歩やジム用などにおすすめできます。
それと忘れてはいけないのが、AirPods3が奥行きや立体感が楽しめる「空間オーディオ」に対応している点です。
YouTubeやSpotifyでも擬似空間オーディオに対応しているので、第2世代とは全く別ものとして使えます。これは大きなポイントですね。

続いては、装着感について。
AirPods2と似た軽い着け心地で、僕の耳にはぴったりとフィットしてます。
AirPods2では若干の隙間を感じていましたが、ヘッドが大きくなってそれが埋まった感じ。フィット感が増し、AirPods2と同様、何時間でも着けていられそうな装着感です。

AirPods3は使い勝手も抜群!
軸部分の感圧センサーを摘んでカチッと操作ができます。
これまでの第2世代では、本体をタッチする操作方法でしたが、AirPods Proと同じ感圧センサーとなったことで格段に操作性が上がりました。
イヤホン操作方法
1回つまむ(左・右) | 再生/一時停止/電話応答 |
2回つまむ(左・右) | 曲送り |
3回つまむ(左・右) | 曲戻し |
長くつまむ(左・右) | Siri呼出 |
左右で同じアクションしか割り当てできないけど、その分、覚えやすいというメリットはある。音量は、iPhoneやApple Watchで操作してくれというスタンスなんでしょうね。
AirPods3にも装着検知センサーが搭載され、耳から外したら自動停止、ケースにいれずに再び着けると自動で再生されます。
従来の光で検知する仕組みではなく、肌検出センサーに変更されて、ポケット入れても誤って再生されないのは嬉しい。
下の画面で、ボリュームを長押しすると、空間オーディオの設定ができます。僕は基本的に、トラッキングモードで運用してます。
奥行きのある不思議な感覚で、臨場感のある音が楽しめます。マジで超おすすめな機能です。
AirPods3 レビューまとめ
以上、Appleのインナーイヤー型ワイヤレスイヤホン「AirPods3」をレビューしました。
AirPods Proのようなカナル型が苦手な人は耳への負担を最小限にして快適に使うことができます。同じ開放型のAirPods2からの進化は凄まじく、ヘッドの大きさが耳に合うならば、間違いなく新型がお勧めです。
ノイキャン非搭載なので、周囲が騒がしい場所では使いづらいですが、外を散歩するときや運動するとき、自宅での使用には最高のイヤホンに感じました。僕は引き続き、AirPods Proと使い分けて運用していこうと思います。
ノイキャン非搭載で23,800円は少々高い気もするが、Appleデバイスとの親和性や使いやすさを考慮すれば、納得。音も良くなってるので、ホントに買ってよかったです。
