どうも、面白いデザインをしたワイヤレスイヤホンを手に入れたCHASUKEです。
ワイヤレスイヤホンを使うときは、①蓋を開ける→②イヤホンを取り出す→③耳に着けて再生するのが、普通の流れだと思います。。。
だがその常識を覆すのが、今回のYOBYBO X-BOAT PROです。タイトル通り、ケースに蓋がない。つまり、イヤホンの出し入れが手軽で忙しい日々を送る人にぴったりなイヤホンです。
こちらはデザインイヤホンで有名なYOBYBO(ヨービーボ)のアイテム。蓋なしの使い心地が気になり、1台サンプルを送ってもらいました。

箱カッコいい!!
特徴的なのは見た目だけでなく、性能面にもあります。挙げるとざっとこれだけ。
X-BOAT PROの特長
- 軽い着け心地のインナーイヤー型
- 大型13mmドライバーを搭載
- Apt-X Adaptive採用
- ゲーム用の低遅延モード搭載
- 連続再生5時間(ケース込み40時間)
インナーイヤー型であり、雑音を軽減するANC機能はなく、周りの音を取り込む「ながら聴き」に適してます。BGM感覚で音楽が楽しめます。

ということで本記事は、蓋なし充電ケースのワイヤレスイヤホン「YOBYBO X-BOAT Pro」を紹介です。外観から音質や使い心地まで、実際に使ってみた感想をレビューしていきます。
2022.3.10からクラファン開始のイヤホンです。数量限定で50%OFFで販売予定。
YOBYBO X-BOAT PRO の外観と付属品
こちらがX-BOAT PRO本体です。
今回レビューするカラーは、ナイトブラックですが、他にも2色のカラー展開となってます。
今までのイヤホンと外観が全く異なるので、手にした瞬間はちょっと驚いた。ひんやりしたアルミ加工された高級感のある外観で、思ったより重みを感じた。ケース込みで約53gです。
ケースとイヤホンに1つずつLEDランプがありますが、ボタンがありません。これまた珍しい。
蓋が無いので、そのまま指でクイっと持ち上げて取り出せます。タバコを取り出すイメージに近いかも。僕は吸わないので想像ですが…w
イヤホンとケースはマグネットでくっ付いているので、意図せず落下することはありません。
▼裏面はこんな感じになってます。
綺麗な薄型の流線形ボディがカッコいい。光に照らされた感じも美しいです。
ただ、その代償としてなのか不明ですが、真後ろにUSB-Cポートがあるんですよね。同梱のUSB-C to USB-Aケーブルに繋ぐとこうなります。
ワイヤレス充電に非対応のため、充電時は残念な格好になってしまいます。Magic Mouseをお使いの人には見慣れた光景ですね…w
USB-C充電ケーブルと取扱説明書が同梱されてます。
▼続いて、イヤホンはこんなデザインです。
素材も充電ケースと統一感があって、フォルムも特徴的でカッコいい。結構好みでした。
イヤーチップが付かないインナーイヤー型で、耳にそのまま載せて使います。装着感は後ほど。
YOBYBO X-BOAT PRO を使ってみた感想
YOBYBO X-BOAT PROは、蓋なし充電ケースで珍しいデザインのインナーイヤー型イヤホンです。2週間程度使った感想を書いていきます。
持ち運びやすく軽い着け心地
個人的に1番の魅力はココだと思います。
スリムなのでズボンのポケットに入れて、軽々と持ち運びができます。イヤホンが勝手にケースから勝手に飛び出ることもありません。
利用時はイヤホンを片手でクイっと押し出して、耳に載せるだけ。イヤホンの出し入れが、とてもスムーズで使いやすいと感じました。
ですが、イヤホンの右と左がわかりづらい...。
イヤホンを取り出すとLR表記がありますが、暗い場所では見えません。せっかくのスムーズさが勿体なくも感じます。裏側のUSBポートの位置を指で感じとれば、問題は解消するかもです。
それと片手で取り出して、そのまま耳に着けれたら最高ですが、けっこう難しいです。何度か練習しましたが、今のところ成功率はゼロ…です。
▼装着感は軽くて良い感じです。
イヤホンは片耳3.4gで、耳にピタッとフィットして長時間使っても疲れません。IPX4なので運動時でも使えるのはメリットですね。
それともう1つ残念だったのが、装着センサーが搭載されてない点。普段はAirPods3を使っているので、一時的に取り外しても、まだ音が鳴ってるのが気になった。タッチ操作やケースに仕舞うことで停止するが一手間かかります。
iPhoneでの音質はそこそこ
X-BOAT PROはインナーイヤー型なので、外音がバンバン入ってきます。周りのノイズを軽減させ、じっくり音楽を聴くというより、BGMとして「ながら聴き」に適したイヤホンです。
イヤホンの性能がこちら!
- 接続方式:Bluetooth 5.2
- コーデック:SBC, AAC, aptX Adaptive
- 13mmの大口径ダイナミックドライバー
- Qualcomm TrueWireless Mirroring
- ENCノイズキャンセリング
- 防水・防塵規格:IPX4
aptX Adaptiveとは、高音質コーデックでよく発生する途切れを、電波状況やデータ量に応じて、ビットレートを調整して解消します。LDACに次ぐ高音質、低遅延、途切れにくさを兼ね揃え、スマホで音楽や動画、ゲームを楽しむスマホとの相性の良い万能コーデックです。
ただし、aptX Adaptiveを適用するには、音を飛ばすスマホ側も同じコーデックに対応している必要があります。
X-BOAT PROの音質は、低音が弱めの中高音寄りでやや迫力に欠けます。ですが、中音域の表現力は素晴らしくボーカルが際立つイヤホンです。僕の利用環境は、iPhone(AACコーデック)であり、決して悪くはないですが、普段使っているAirPods3と比べると音質はそこそこといった感想でした。
あくまで個人の好みであり、aptX Adaptiveに対応スマホなら、また違う結果かもしれません。
動画視聴では、遅延を感じることなく楽しめました。僕の場合、隙間時間に動画もよく見るので、やはり出し入れスムーズな使い心地が有り難かった。また、利用中に音飛びすることもなく、安定した接続で快適に使えるのも好印象でした。
それと、ゲーム用の低遅延モードにタッチ操作で手軽に切り替えができます。音にシビアなゲーマーには嬉しいですね!
タッチ操作で音量調節まで可能
本体をタッチして、多彩な操作ができます。
タッチの感度も悪くなく、1タップで手軽に音量操作ができるのが便利でした。
▼操作リストはこちらです。
連続再生は、イヤホン単体で最大5時間、ケース込みで最大40時間となってます。
1日フル活用する在宅ワーカーには物足りないが、60分でフル充電できるので、途中休憩すれば全然使えます。
YOBYBO X-BOAT PRO レビューまとめ
蓋無しのケースで珍しいデザインをしたワイヤレスイヤホン「YOBYBO X-BOAT PRO」をレビューしました。
▼レビューをまとめるとこんな感じ。
良い点はココ
- ポケットに入るスリムな外観
- 蓋なしなのでイヤホン出し入れが手軽
- 軽い着け心地で疲れにくい
- インナーイヤー型でBGM感覚に使える
注意点はココ
- イヤホンの左右で迷いやすい
- 装着センサーがない
- ワイヤレス充電できない
いくつかデメリットもありますが、軽い着け心地とスムーズな出し入れが使いやすいお洒落なイヤホンでした。他の人とは少し違うデザインのイヤホンをお探しの人には特におすすめです。
