どうも、CHASUKEです。
赤ちゃんが産まれて、早くも1ヶ月が経過した。家事や育児に忙しい妻のために、赤ちゃんの見守りカメラを探してました。
そこで見つけたのが、セキュリティカメラで実績のあるNETGEAR(ネットギア)製の『Arlo Baby(アーロベビー)』です。キュートな見た目だけでなく、赤ちゃんの子守りに特化した機能が用意されているのが特徴。調べてみると面白い機能が盛り沢山だ!!
ラッキーなことに、こちらの『Arlo Baby』を試すことができたので、開封・設定して映像をチェックしてみました。
IPカメラで人気を誇るArloシリーズということで、製品クオリティが高く、映像は鮮明でくっきりです。コストはかかるが、中華ベビーモニターは嫌だという方にオススメです!!
Arlo Babyの利用にはインターネット接続(無線)が必要です。自宅でスマホをWiFiで使えていれば問題ありません♪
機能豊富な『Arlo Baby(アーロベビー)』
Amazon.co.jpで19,800円(2018.6.24時点)と安くはない価格ですが、それに見合った機能が満載されている1台。
Arlo Babyの特徴とスペック
このベビーモニター『Arlo Baby』を良いと思ったポイントは以下の通り。盛りだくさんなので、後ほど詳しく説明する。
- スマホ操作でいつどこでも映像チェック
- 赤ちゃんの動作・音声検知ですぐに通知
- カメラ画質はフルHD(1080p)で鮮明
- 内蔵バッテリーで持ち運び便利
- 離れた場所から双方向会話が可能
- スピーカーから子守歌を再生可能
- 暗闇でもナイトビジョンで見守り可能
- 夜間ライト搭載で夜間もくっきり
- 温度、湿度、VOCセンサーで可視化/通知
- Apple Homekit対応カメラ
- Amazon Echo Spot対応カメラ
- クラウド経由なので設定簡単
- 可愛い見た目で赤ちゃんも嬉しい
- カメラ角度は柔軟に調節可能
▼製品のイメージ動画がこちら(30秒)
製品スペック
製品スペックは以下の通り。
製品名 | Arlo Baby 1080p HDモニタリングカメラ |
---|---|
本体 サイズ | 外形寸法:111 x 68 x 65 mm 重量:330 g |
カメラ解像度 | 1080P、720P、480P、360P |
フォーマット | H.264 |
視野 | 130°、120°、110°、100°、90° |
ナイトビジョン | あり:最大照射距離約15m |
ライブストリーミング | 5つの動画を同時ストリーミング |
環境センサー | エアー(VOC)、温度、湿度 |
Wi-Fi | 2.4GHz/5GHz |
内蔵バッテリー | 2440mAh(最大7時間) |
防水機能 | なし |
Arlo Babyの外観と付属品
開封して思ったのが製品クオリティの高さ。パッケージは海外仕様だが、マニュアル類は全て日本語で揃っています。NETGEARは海外企業ですが、日本向けの対応がきちんとされており安心できる。
▼パッケージ内容はこの通り。
- Arlo babyカメラ(ラビットスキン付)
- microUSBケーブル(約3メートル)
- USB電源アダプタ(2A供給)
- 取り付けガイド類
- 壁固定用プレート(ネジ付)
▼きゃ、きゃ、きゃわいい。
まずは、見た目が可愛い本体からチェック。
顔部分は見ての通りカメラで、そのすぐ下にLEDインジゲータがある。カメラ状況をすぐに確認できる。
この製品のウリは、充電式なので寝室やリビングにポータブルに設置が可能なところ。雪だるまのようなボディは、持ち運びしやすく330gと軽量だ。
▼着せ替えスキンはゴムなので、赤ちゃんに突き刺さる心配はない。
頭部(カメラ)を、縦に倒して、胴体中央を横にひねって、角度を調節できる。撮影ポイントに合わせて柔軟に対応できますな♪
また、胴体中央にセンサーがあり、温度や湿度、VOC(揮発性有機化合物)を測定できる。ここは塞がないように。
▼縦スライドは、こんな感じ。
▼耳部分には、2つの物理ボタンがある。
Arlo Babyの後頭部一面が夜間ライトになってて、上ボタンで点灯/消灯することができる。また、下ボタンでは音楽(子守唄)を流せる。自分で録音した子守唄や、40曲弱の用意された子守唄をアプリから設定可能♪
▼反対側は、アプリ設定時に利用するSyncボタンがあります。
スキンで隠れてますが、Resetボタンもこちらにあります。初期化する場合、このボタンを使います。
続いて、取扱説明書類。ばっちり日本語対応。
メインの取り付けガイドの他にも、ユーザー登録やステッカーなど色々と入ってました。
▼ガイドは初心者でもわかりやすく、とっても丁寧に記載されている。
こちらは取り付けガイドであるため、機能については詳しい内容は載っていない。
▼本体裏には、三脚ネジ穴あり。
この緑のスキンの裏に大事な電源スイッチが隠されている。ちなみに、土台部分のスキンは、回して外すのですが、めちゃくちゃ固い。回す方向をしっかり確認してから折れる覚悟で、思い切ってやるしかない。
ちなみに、スキンを付け直すのも困難。バッテリー電源スイッチは、頻繁にオン/オフするので、最後のカチッと言うとこまで回すのは諦めました..
▼取り外すとこんな感じ。
バッテリー電源スイッチをオン(緑色)にすると、USB電源供給なしでカメラが利用(LED青点灯)できます。逆にオフにすると、カメラは停止し、アプリから見えなくなります。
もう一つ大事なのが、このQRコード(※黒塗り箇所)です。これの下にある8桁の数字をAppleホームアプリにアクセサリ登録するときに利用することになる。
Arloアプリの設定方法
カメラのリアルタイム映像は、いつでもどこでもアプリから見える。映像はNETGEARクラウドサーバ経由なので、ルータの難しい設定変更は不要。アプリの指示に従っていけば、簡単にカメラを登録できた♪
▼Arloアプリはこちら
手持ちのiPhoneで設定してみた。
とりあえずアプリを起動すると、まずプッシュ通知の許可をする。赤ちゃんの動作や音声検知が目的なので通知は必須。
Arloアプリでは、複数のArloカメラを利用して同時にカメラ映像を確認できる。初めてであれば製品登録と合わせてユーザー登録を行う。
▼Arloシリーズはたくさんありますねー。
登録したいArlo Babyを検出します。写真付きでアプリにガイドが表示されるので、設定はとても優しい。
▼ホームデータのアクセスを聞かれる。Appleホームアプリを利用するので「OK」とする。
追加したいカメラがリスト表示されれば、そのまま追加してやるだけ。カメラが表示されない場合は、下部のQRコードを使ったセットアップを実施します。
▼自宅のWiFiネットワーク(2.4GHz/5GHzどちらもOK)に登録する。
続いて、カメラのSyncボタンを押し続けると、アプリ側にQRコードが表示される。これをカメラに向けると効果音とともに検出作業が完了する。
▼検出したカメラに名前を付けれる。
置き場所とか、目的に適した名前が推奨だが、後から変更できるので適当に。
▼続いてアカウント登録。
アカウント登録して、すぐにカメラを使えるようになるが、後から確認メールが届くのでリンクを押して完了させておきましょう。
最後の「HomeKitのセットアップ」は、文字化け。しかも、ファームウェアを更新しないと追加できなかった。(※HomeKit設定は、 Arloアプリから利用するだけであれば不要)
アプリのデバイスタブにArlo Babyが追加された!!
まずはじめに「カメラのアップデート」が必要だった。これが終われば、いよいよカメラの映像を確認することができるぞ♪
『Arlo Baby』を少しだけチェック
さて、登録が完了したので、基本機能をチェックしてみた。細かな機能は次回試そうと思ってます。
カメラ映像はくっきり綺麗
デバイスタブでリアルタイム映像をすぐに確認できる。
画面周りには、多くのボタンが用意されており、機能の多さが伺える♪
画像左が明るい部屋での撮影、画像右が真っ暗な部屋でナイトビジョン撮影した映像。
初期設定では画質720Pとなっていますが、スマホ画面ならくっきり鮮明な映像である。ちなみに画面下にある「デバイスの追加」から、複数のArlo製品を追加して、並べて閲覧することができる。
カメラ映像は最大化できて、スマホを横にすれば、全画面表示できる。なお、ピンチインして16倍までのデジタルズームが可能ですが、当然ながら画質は劣化する。
ネットワーク状況次第で遅延あり
ネットワークの調子が良ければ、ほぼ遅延なしで映像が確認できる。
逆に悪い時は5秒以上の遅延が発生したり映像が乱れることもある。こうなると赤ちゃんの異常事態にすぐに気付けない可能性がある。
ギガビット対応された環境があれば心配無用だが、利用ネットワーク回線やルータの性能が低ければ、デバイス設定でカメラ解像度を下げたりと工夫が必要となる..
音声/動作検知で赤ちゃんを記録
初期設定では、泣き声や動きを検知して、自動録画する設定になっています。もちろん自動だけでなく、映像画面にあるボタンから簡単にスナップショットや動画撮影を操作できる。
撮影したビデオや写真はクラウドに保存されます。ライブラリタブから、日付単位に確認できて簡単にスマホにダウンロードすることもできました♪
▼ライブラリは、こんなイメージ。
寝ている赤ちゃんで試したところ、モゾモゾした動きをしっかり検知して、ちゃんと動画で確認できました。大人でも寝ている姿をチェックできますなw
検知レベルや、検知ゾーンを細かに調整可能なので、色々と試してみると面白いです。
充電時にカメラ電源オフにできない?
カメラが起動状態なら、いつでも共有した相手は映像をチェックできて便利だが、映像を見られたくない時もある。アプリやカメラから、誰かが映像を見ていることは判断できないので、共有した相手とは言えど少し恐い。
そんな時は、カメラ電源をオフにすれば良いが、やり方が少し厄介だった。
- 土台部分のスイッチ「オフ」
- USB充電ケーブルを接続しない
土台部分のスイッチは、「バッテリー電源スイッチ」であるため、カメラを充電すると起動状態になってしまう。うーん、これはとても厄介だ。
Appleホームアプリで使ってみた
Arlo Babyは、Appleホームアプリにも対応している珍しいカメラです。僕のようなホームアプリを活用しているニッチなユーザにとっては嬉しい。
さっそくArlo Babyを登録してみた。
よくあるHomeKit製品なら、カメラで読み取りできる設定コードがあるが当製品にはなかった。「コードがないか、スキャンできませんか?」から追加する。
▼「ArloBaby11」が見つかった。
8桁コードは、土台スキンを外した時にあったQRコード下の数字を入力します。
▼これで、Apple標準のホームアプリからサクッとチェックできるようになった。
ホームアプリにIPカメラを登録するのは初めてだったので、手軽さにとても感動した。機能は制限されるが、サクッと映像だけ見るなら便利。
Arloアプリと同時に使ってたりすると、挙動がおかしい時がある。また、Siriによる「〜(部屋名)の様子を見せて」というワードに反応しなかった。この辺は色々と試していきたいところ。
オプションで可愛さ倍増!
Arlo Babyは、うさぎちゃんのスキンが付属していますが赤ちゃんの好みに合わせてスキンを着せ替えすることができます。
▼パピー
▼キティ
他にも、Arlo Babyの設置場所にお困りなら、純正のスタンドテーブルも用意されている。
最後に
高機能・性能ベビーモニター「Arlo Baby(アーロベビー)」を開封/設定して、カメラ映像をチェックしてみた。
開封時やアプリを触ってみて、製品クオリティの高さに驚いた。説明映像やマニュアルがきちんと用意されている点も好感を持てる。サポートセンターで『Arlo Baby』のドキュメントを確認できる。(※365日対応の日本語サポート可能)
今回の『Arlo Baby』は、ベビーモニターに特化したモデルだが、子供が成長してからも玄関先に置いとけば可愛いオブジェとして活用できると思います。
次回は、機能活用編ということで、今回試せていないフルカラーの夜間ライトや子守唄機能など盛りだくさんな機能について、書いていこうと思います♪
▼活用編はこちら
https://chasuke.com/arlobaby2/
とても多機能なので僕のようなガジェット好きなパパやママに、是非ともオススメしたいベビーモニターだ!!!!