どうも、CHASUKEです。
先日、知り合いに動画データをもらう機会があった。よくあるUSB(速度はせいぜい20MB/s)を使ったせいか、時間がない中でコピーに1時間以上もかかってしまった。
それからUSBを探していたのですが、GreenFundingというクラファンサイトにて良さそうなのを見つけた。
それが超小型SSDストレージ「FlashGet」です。小型軽量にも関わらず最大容量1TBで最大速度500MB/sというハイスペック。
本記事では、FlashGetの試作品を提供して頂けたので、製品の特徴や実際に試してみた結果を書いていきます。
結論から言うと、メーカー公称値の最大速度は出なかったものの、十分な速度でデータ移動を可能にする素晴らしい製品だと感じた。USBメモリサイズの手軽感も最高だ。
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ポータブルSSD「FlashGet」の特徴
先にFlashGetの特徴をまとめておきます。
詳細は製品ページに記載があるので、僕的にムムッと思ったとこを書いておきます。
FlashGetの主な特徴
- シンプルで無駄のないデザイン
- 長さ7cmで重さ20gの小型サイズ
- 128/256/512GB/1TBの容量展開
- 読込み最大500MB/s
- 書込み最大260MB/s
- 耐衝撃/振動に強く保護等級はIP55
- USB-A/USB-C/microUSBに対応
- PC/スマホ/PS4など幅広く使える
- ストラップホール付き
外付けHDDと比較して、物理的駆動がないSSDでは耐衝撃/耐振動性、動作音も静か。それでいて寿命も長いのが特徴です。SSDスゲー。
最大速度は500MB/sです。
これであれば4K動画であれ重いデータを、ノンストレスで移動できます。1GBデータがたったの2秒ですからね。
USB3.1(Gen2)とは、転送速度が理論値で最大10Gbps(1250MB/s)のUSB規格。MacBook(2016年以降)に搭載されている。
「FlashGet」の外観と付属品
開発中の試作品として、FlashGet(128GB)とUSB-A to USB-C変換アダプタ、巾着袋が届いた。
▼FlashGetはキャップを外すとUSB-A端子となっている。
USB-A端子は3.1(Gen)に対応しており、MacBookには専用の変換アダプタを使って接続する。
カラーはシルバーとブラックが選べます。また、オプションでUSB-A to microUSB変換アダプタも選択が可能
▼長さは7cmで裏も表もオールブラック。無駄のないシンプルなデザイン。
パッと見は普通のUSBメモリです。
本体(128GB)を計測したら14gでした。
変換アダプタと合わせても18gなので、カバンに入れても重さは感じないレベルです。
旅行でも出張、どこ行くにもとりあえず持って行こうってなるサイズ感ですよね。
▼底にはストラップホールがある。これ便利。
失くしやすいというデメリットを克服するためにも、ストラップホールは有り難い。
▼蓋の開け閉めは、きつめな感じです。これのおかげで不意に外れることはなさそう。
保護規格IP55なので、しっかり閉めておけば、雨に濡れても壊れる心配はありません。
▼USB-A to USB-C変換アダプタです。
MacBookユーザとしては、FlashGetがUSB-C端子だったら最高なのにと感じた。とは言え、変換アダプタも最小限の装備で使えるのは悪くない。
【性能チェック】実際にデータ転送に使ってみた
肝心の性能だがメーカー公称値は、USB3.1(Gen2)接続で、読込み500MB/s以上、書込み260MB/s以上とのこと。
▼どれほどの速度がでるか、下記4パターンで試してみた。
- USB3.1(Gen2)
- USB3.0
結果は環境により異なるので参考程度に御覧ください。
【準備】Macでは初回にフォーマットが必要
USB3.1を備えるMacBookで利用を考えている人は多いと思います。
FlashGetは初回「NTFS」というファイルシステムになっているため、MacとWindows両方で使える「exFAT」でフォーマットする必要があった。
▼手順はMac標準のディスクユーティリティを使えば簡単です。
ディスク名「新加巻」(FlashGetの漢字表記?)を選んで、消去を選択します。
▼フォーマット「exFAT」として、消去すれば完了です。
名前は自由ですが、僕はSSDを差したらすぐわかるように「SSD_128GB」としました。
USB3.1(Gen2)で測定してみた
まずは、MacBook ProのUSB3.1(Gen2)で試してみました。
端子がUSB-Cなので、変換アダプタが必要です。先端が少し伸びますが、接続ケーブル不要でUSBメモリのように使えるのは凄く良い。
▼ディスク読み書きの測定ツール「Disk Speed Test」の結果
Mac USB3.1結果
- 読み込み(Read);424.7MB/s
- 書き込み(Write);371.3MB/s
おおおぉ、早い!
試しに5.5GBの大容量データを準備して、コピー時間を計測してみると、書き込み(PC→SSD)が約15秒。反対に読み込み(SSD→PC)が約13秒で完了した。
今までせいぜい速度20M-30B/sのUSBメモリやNASを使っていたので、5.5GBの転送スピードには本当に驚いた。コピー中に表示される残容量ゲージがサクサク減るのが気持ち良くて仕方なかった。
USB3.0で測定してみた
2015年以降のMacBookはUSB3.0が搭載されている。USB-A端子ならそのまま差せる。
▼古いMacBook(USB3.0)でも性能をチェックしてみました。
Mac USB3.0結果
- 読み込み(Read);418.2MB/s
- 書き込み(Write);369.8MB/s
これ驚いたんですが、USB3.1とあんまり変わらない結果だった。
こちらも5.5GBデータをデータ移動してみたところ、書き込み(PC→SSD)が約17秒。読み込み(SSD→PC)が約15秒でした。
最後に
USBメモリサイズのSSD「FlashGet」を試してみました。
実はもう少しサイズが大きくなれば、より転送速度が早いポータブルSSDが存在する。だが、FlashGetの良さはコンパクトさを兼ね揃えているところにある。小さいは正義。
MacBookユーザとしてはUSB-Cが直差しできないのが残念ですが、変換アダプタ込みで18gという手軽に持ち運べる軽さ。また、読込速度が早いため、いちいちPC内にコピーしなくてもSSDにあるデータをそのまま作業に使うことも可能です。
軽量で高速なUSBメモリをお探しであれば、おすすめなアイテムです。
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それではまた。