E3後継機のEQ6情報を追記しました。
どうも、引っ越しを機に自分だけの書斎を手に入れたCHASUKEです。
3畳と小さめな書斎のメインとなるデスクを導入するにあたり、天板の種類やサイズでめちゃくちゃ迷いました。

平日はリモートワーク、休日も座って1日中パソコンをしてる日も少なくない。そんな理由で、以前から昇降スタンディングデスクの以下のメリットに興味を持ってました。
- 運動不足の改善
- 身体の負担軽減
- 気分のリフレッシュ
僕の周りにも愛用者が多い昇降デスクメーカー「FlexiSpot」には、好みの天板を昇降デスク化できる脚フレームのみの販売があります。
▼天板にこだわりたかった僕は、FlexiSpotの脚フレームでデスクDIYをすることに。
ということで本記事は、電動式昇降デスク「FlexiSpot E3脚」のレビューとなります。
デスクDIYした話(組み立て方法)や、1ヶ月使ってみた感想(揺れや動作音など)を書いてます。好みの天板を使った昇降デスクを検討してる人の参考になれば幸いです。
「EQ6」はE3の後継機。形状や機能、操作パネルなど同じです。

本記事は商品提供をいただき、レビュー記事を作成しております
昇降デスク「FlexiSpot E3」の特徴とスペック

今回導入したのはFlexiSpot E3という脚フレーム。天板にネジ止めして使います。
脚フレームのみを購入できるモデルは、現段階で4種類あるが。その中で、E3が最もスタンダードなモデルとなる。
E3と後継機EQ6のスペック
モデル | E3 | EQ6 |
昇降範囲 | 60〜123cm | 62~127㎝ |
対応する 天板サイズ | 長さ:120~200cm 奥行:60~80cm 厚み:≥2cm | 長さ:120~180cm 奥行:60~80cm 厚み:≥2cm |
耐荷重 | 100kg | 100kg |
本体重量 | 35.4kg | 31.2kg |
カラー | 黒/白 | 黒/白 |
高さメモリ機能 | あり | あり |
アラーム機能 | あり | あり |
障害物検知 | なし | あり |
後継機となるEQ6を追記
どちらも120×60×2cm以上の天板が推奨されています。またEQ6の方は、自動停止機能に対応して安全性が高くなってます。
昇降範囲に関しても、子供から大人まで幅広く使えます。それと、耐荷重は100kgでデスクに重たい機材を置けます。

昇降デスク「FlexiSpot E3」の組み立て・DIY
別途、用意した天板がこちら。デスク自作で人気のある「マルトクショップ」で購入です。
最初は部屋が許す限りの超ワイドな200cmデスクを作ろうと考えたけど、取り回しなどを考え、最終的に以下のスペックに落ち着いた。
天板スペック
- ウォールナット集成材
- 30×650×1500mm
- 面A:上R面(3R)+磨き
- 面B:上R面(3R)+磨き
- 面C:上R面(3R)+磨き
- 面D:上R面(3R)+磨き
- 反り止め:無し
- 三方向使用
- 自然塗装クリア裏捨て塗り
- 50,790円

隅の方に青の印シールがあって、こちらが裏面とのこと。マルトクさんに電話で確認しました。
奥行きは60cmと65cmで1週間悩んでたけど、広い方にして正解だった。
【追記】DIYして1年経ちますが、今思えば、70cmとかでも全然良かったかと。
さて、それではFlexiSpot E3の脚フレームを取り付けていきます。
これが届いたときは、ヤバいくらい重たくてビビった。1人で運ぶのは厳しいです。
同封の取扱説明書には、組み立て方法が1から丁寧に記載されています。狭い部屋での作業、ネジ止め箇所も多くて苦戦したけども、モノ作りを楽しみながら2時間で完成した。
▼先に土台を組み立てます。
1個のパーツが重たいけどここまでは簡単。
これを天板の上にひっくり返して、幅を調整して、ネジ止めの位置を決定します。
天板に合わせて、フレームを110〜180cmまで伸ばせます。僕は、脚が邪魔にならないよう出来るだけ端に寄せて5cmの位置で固定することに。
脚がテーブルの真ん中になるように、マスキングテープを使いながら慎重に位置合わせしました。
脚の奥行きは68cmです。天板の奥行き65cmなので真ん中にすると、1.5cmずつ脚がハミ出ます。けれど、モニターのケーブルを通したり、アームを付ける予定だったのでちょうど良かった。
位置が決まれば、あとはネジを打ち込むだけ。ただし、打ち込むには下穴をあける電動ドリルやインパクトドライバーが必要です。
▼簡易な工具も同梱されてますが、自前の天板でDIYする人はこれだけでは無理です。
今後のDIYでも使えるように、エントリー機として評判の良い「高儀 EARTHMAN」のドリルとインパクトも購入。これのおかげでめちゃくちゃ作業が捗った。
高儀 EARTHMAN S-Link
ネジ止め箇所は全部で22箇所。
ドリルビット3mmでネジ長3/5を目安に下穴をあけ、ネジを打ち込む作戦でGOしました。
時間はかかったけど、作戦通りうまくいった。
さてここから電気配線。と言ってもケーブルの端子を繋ぐだけなので簡単です。
指先で回せるネジ付きの蓋があるので、電源や配線をきちんと隠せます。また片側は空っぽなので、電源タップや配線を隠すこともできます。
はい、できましたー!
ひっくり返した時にケーブル類が垂れないようにマスキングテープで止めてます。
電動式なだけあって、天板と合わせると半端じゃない重さです。フローリングの凹みや傷を考慮して、保護シートをカットして貼りました。
これのおかげで後々、デスクの微調整がだいぶ楽になったのでおすすめです。
そして、最後の砦。
デスクをひっくり返すのですが、自力じゃ無理でした。友人に手伝ってもらいました。2人でやればあ案外あっさりでした。

1番低い設定:63cm
ウオオォぉー。
頑張ってDIYした甲斐もあり、愛着の湧くデスクが完成した。色合いも自分好みでこれは大事にしたいと思った。
壁側に寄せると、FlexiSpotの脚が壁に当たり、デスクと壁に少しスペースが空いた。

FlexiSpot E3の操作パネルは、カッコいいデザイン。デスクの左右好きな位置に取り付けできるので、ひとまず3Mの両面テープで固定した。
電源をコンセントに挿して、上下ボタンを押すと力強く昇降するようになった。上下ボタンで、0.1cm刻みの無段階で高さ調節が可能。
▼これが最大の高さ123cmです。
ずっしりと重さのあるおかげで、脚が伸びても安定感があります。当然ですが、伸び切った状態でもグラグラすることは一切ない。

僕の場合、デスク上で使うデバイスも多いので、電源タップをデスク裏側に貼り付けた。こちらも3Mコマンドタブで。
デスクと電源タップの2つのプラグを、デスク下のコンセントに挿して、デスク組み立ては完了。
昇降デスク「FlexiSpot E3」を1ヶ月使ってみた感想
実際に使いはじめて、1ヶ月が経ったので感想を書いていきます。
今まで周りから「良いよ、良いよ」と噂には聞いていたが、実運用は初めて。実際に使ってみて、その良さを共感できる点も多かった。

デスク昇降時の動作音は小さく揺れも少ない

高さ72cm
基本は座りながらの作業がメイン。
一般的なデスクの高さは70cmだが、自分の身体に合わせることができる。これで背筋が伸びて、肩が凝りにくくなる。
▼気分を変えたいと思ったら操作パネルでこの通り。

高さ110cm
すぐさまスタンディングに切替可能です。
なお、FlexiSpot E3の操作パネルには高さメモリ機能があり、3パターンの高さを記憶できます。
つまり、ボタン1つでいつもの高さに設定できます。昇降スピードは38mm/sとスムーズなのと、上下ボタンで微調整して、自分の最適な高さを手軽に探れるのも良いと感じた。
導入前に気になっていた昇降音とスタンディング時の揺れですが、確かに細かい揺れはあるものの、全く気にならないレベルでした。
動作音についても、久々に動かすと最初だけ「ガシャン」と鳴って動きますが、それでも思ってたよりだいぶ小さい。隣の部屋で子供が寝てても、気兼ねなく昇降操作できます。
騒音計で確認したら、33dBの環境で動作時は48dBだった
朝イチ、昼イチ、そして暑い日はスタンディング作業が捗る
立った状態で目の前にモニターがあるのは、とても新鮮な気持ちになれる。
長い時間、同じ姿勢で座り続けるのは、身体への負担が大きいし、ボーっと思考が停止しがち。
そんなときに、スタンディングにすれば、背筋が伸びて思考がリフレッシュされます。それに座ってると邪念が入りやすいが、立ってるときは不思議と集中力が増します。

1ヶ月使ってみて、個人的に以下の3つの時間帯がスタンディングに向いてると感じた。
- 時間のない朝イチ
- 眠気の増す昼イチ
- 蒸し暑い昼間
僕の書斎には、残念ながらエアコンが無く、サウナ状態になる。そんな暑い日は、椅子だと蒸れるのでスタンディングのが捗るのだ。
FlexiSpot E3では、Aボタン(アラーム機能)が使える。
これは同じ姿勢をキープしないように指定時間をお知らせする機能。これを活用して、手を止めて1度グーっと伸ばすのがおすすめ。

垂れるケーブルを隠せる配線ダクトがおすすめ

使い始めは、デスクから数本のケーブルが垂れた状態でした。
デスクは高さ123cmまで昇降するため、ケーブルを下手にまとめると、PCもモニターも全てが崩れ落ちます。
デスクを低くしてると、足に絡まる。デスクを高くしてると、見た目がダサい。
いろいろと考えた結果が、FlexiSpotの配線ダクトでした。
おそらくオフィスの床下配線とかで使うやつですが、見た目のゴツさが黒脚にマッチして、イイ感じに。
▼見た目のわりに2,700円とリーズナブル。
▼横幅6.6cmで、長さは1.2mです。何本でもケーブルを通せそうです。
縦向きに付けると、手前に折れ曲がって足にぶつかるので、横向きにして天板にネジ止めした。
▼縮んだ状態では、配線ダクトが折り畳まれる。
伸びた状態では、反対に配線ダクトが伸びるだけ。

昇降デスク「FlexiSpot E3」 レビューまとめ
以上、好みの天板を昇降デスク化できる「FlexiSpot E3」をレビューしました。
噂には聞いていたが、かなり気に入りました。愛着の湧くデスクが完成しただけでなく、身体への負担や運動不足の解消も期待できる。これはダブルで嬉しい。
FlexiSpotの昇降デスクは価格のわりに、動作音や揺れが少なく、使い勝手は良いと感じました。
重たいので運搬や組み立てが大変で、導入ハードルは少し高め。身体への負担軽減、作業効率アップを考えると、頑張って導入する価値は十分にあります。
いつか導入するなら、早めがおすすめです。
「EQ6」はE3の後継機。形状や機能、操作パネルなど同じです。
