どうも、CHASUKEです。
USBメモリへのデータコピーに時間がかかりすぎて、イライラした経験はないですか?
今回紹介するのは、そんなイライラを爆速で解消するデータ転送アイテム。ポータブルSSD「HyperDisk X」です。
このポータブルSSDは、USB3.1(Gen2)という規格が採用されており、理論値で1250MB/sと超高速。高性能な割にコンパクトに仕上がってます。
1GBを1秒で高速データ転送できるスペックだけでなく、冷却ファン搭載・中身のSSD交換可能と機能的な面もあります。
ということで本記事では、小型ポータブルSSD「HyperDisk X」の外観や付属品、実際に使ってみた感想を書いていきます。
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本記事はサンプル品を使い、レビュー記事を作成しております
高速ポータブルSSD「HyperDisk X」の特徴
実機レビューの前に、HyperDisk Xがどんな製品なのか、特徴をチェックしていきます。
HyperDisk Xの特徴
- USBメモリ並みのコンパクトさ
- 転送速度は最大1000MB/s
- 最大容量は2TBまで選べる
- 冷却ファン搭載・SSDを交換可能
- USB-AとUSB-Cのケーブル付属
- PC(Mac・Win)以外に、スマホやタブレット・ゲームにも使える
HyperDisk Xに内蔵されているSSDは、一般的なHDDと比べると物理的駆動がないため、耐衝撃/耐振動に強い。小型サイズなので、バッグやポケットに放り込んで安心してデータを持ち運びできます。
▼HyperDisk Xは、初代モデルからの進化版です。
▼実は、初代モデルも以前レビューしています。
▼初代モデルと転送速度は変わらずですが、ディスクを覆うケースが進化してます。小型になり冷却ファン付きです。
冷却ファンにより、両サイドから熱を逃がせます。また、ケースをスライドさせて、中身のSSDを交換することもできます。
▼PCだけでなく、さまざまなデバイスで使えます。
MacやWindowsなどほぼ全てのOSで使えます。さらに、USB-CポートのあるAndroidスマホ、PS4、iPad Proなどでもデータ転送が可能です。
Apple純正の変換アダプタ「Lightning - USB 3カメラアダプタ」を使えば、iPhoneでも使えます。
ポータブルSSD「HyperDisk X」の外観と付属品
では、HyperDisk Xのサイズ感や付属品から。
▼組み合わせできるラインナップがこちら。
- カラー:ブラック・シルバー
- 容量:512GB・1TB・2TB
HyperDiskのサイズは7.2×2.8cmサイズ。イメージがつくように、iPhone12の上に載せてます。
表面はサラサラしてますが、強度のあるアルミニウム合金が使われてます。
2TBモデルのみ横幅が13.9cmとなるので、ご注意ください。
▼厚みは1.4cmで、iPhone12の約2倍あります。
側面にUSB Type-Cポートがあり、すぐ隣に通信すると青く光るLEDランプがついてます。
▼横から見るとこんな感じです。
ちなみに熱を逃す排気口は、両面にあります。
▼スライドして簡単に開けることができた。
交換可能なSSDサイズ
- 22×42mm(512GB/1TB)
- 22×110mm(2TB)
交換はNVMe SSDのみに対応。SATA SSDには対応してないのでご注意ください。
続いて、付属品について。
- USB-C to Cケーブル(約45cm)
- USB-A to Cケーブル(約30cm)
ポータブルSSD「HyperDisk X」の性能をチェックしてみた
では、実際にデータ転送を試していきます。
MacBookと接続して、「ディスクユーティリティ」から情報を確認できました。
最初からexFAT形式でフォートマットしてあり、特に設定は不要でそのままMac・Winで使えるようになってました。
▼今回は、以下のPCおよびポートで試しました。
- M1 MacBook Air(USB-Cポート)
- M1 Mac Mini(USB-Aポート)
どちらもMacですが、USB-C・USB-Aの各ポートで試してます。
ここでの結果はテスト環境によっても異なるため参考程度にお考えください。
M1 MacBook AirのUSB-Cポートで試してみた
測定前に前提をチェック!
▼MacBookのUSB-C(USB3.1 Gen2)に繋ぎ、速度測定ツールで試した結果がこちら。
環境にも寄るので何とも言えないが、数回測定して、1000MB/sまでの数値は出なかった。
続いて、実際に重たいファイル(4.68GB)を1ファイルコピーしてみた。どれほどのスピードか体感できます。
▼MacBook→HyperDiskへのデータコピー。
4.68GBが約7秒で完了した。かなり高速です。
▼逆にHyperDisk→MacBookへのデータ移動。
こちらも約7秒で完了。読みも書きも速度はだいたい同じでした。
以下では、46.8GB分のデータ(4.68GB×10)を用意して、転送速度を測定してます。
データ転送速度は、約1分17秒でした。
▼フルフルでデータ転送中に、本体温度をチェックしてみると。
これもファンのおかげか、まぁまぁ熱くなってますが、触れないほどではなかった。
それとファンの音について。
それほど気にならないですが、キーンという高い風切り音。図書館などの静かな場所では音が鳴ってるのがわかります。
M1 Mac MiniのUSB-Aで試してみた
M1 Mac Miniに備わっているUSB-Aポートは、USB 3.1(Gen1)なので、転送速度は半減します。
【参考】規格の理論値
- USB3.1(Gen1):最大625MB/s
- USB3.1(Gen2):最大1250MB/s
▼上記を踏まえ、速度ツールの結果がこちら。
やはり、そこまで高い数値は出てません。
さきほどのUSB-Cポートで試した内容と同じ、4.68GBデータを使ったファイルでテストしました。
4.6GB×1ファイルの転送テスト
- HyperDisk→Mac Mini:13秒
- Mac Mini→HyperDisk:12秒
4.6GB×10ファイルの転送テスト
- HyperDisk→Mac Mini:2分7秒
- Mac Mini→HyperDisk:2分4秒
一昔前のUSBメモリと比べると、断然速い。ですが一度、USB 3.1(Gen2)を味わってしまうと、少し遅さを感じてしまう。
購入前に、使ってるデバイスがUSB 3.1(Gen2)規格に対応しているか確認するのがおすすめです。
ポータブルSSD「HyperDisk X」のレビューまとめ
以上、さらに小型になった高速ポータブルSSD「HyperDisk X」のビューでした。
▼レビューをまとめるとこんな感じ。
良い点はココ
- 4.68GBを7秒で移動できる
- 持ち運びしやすいサイズ
- 冷却システム搭載で安心
- 自動モードが優秀
- 目が疲れにくく集中力が増す
- さまざまなデバイスで使える
注意点はココ
- 高い動作音が少しだけ気になる
- USB3.1(Gen2)で性能を発揮する
読み書きが速いので、内蔵ディスクのような使い方もできます。実際、MacBookの内蔵ディスクを500GB増やすと約2万円しますので。
▼機能的なケースに包まれ、コンパクトかつ高性能な「HyperDisk X」はこんな人におすすめです。
こんな人におすすめ
- 重たいデータを頻繁に持ち運ぶ
- PCの内蔵ディスクが不足してる
- データの保存や移動を頻繁にする
- さまざまなデバイス使いたい
▼HyperDisk Xは、現在Makuakeで先行購入ができます。今だけおトクに購入するチャンスです!
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▼前作のHyperDiskは、既に販売されてます。