どうも、iPhone•Apple Watch•AirPodsを愛用しているCHASUKEです。
そんなAppleの3種の神器をまとめて充電できる3-in-1ワイヤレス充電器はよくありますが、PITAKAからそれを上回る4-in-1ワイヤレス充電器が登場しました。これ、最強です。
▼それがこちらのMagEZ Sliderでございます。
正面でiPhoneをスタンド兼MagSafe充電しながら、そのすぐ横でサイドカーのようにApple Watchをぶら下げ充電できます。
▼AirPodsは背面で充電可能です。

360度に向きを変えれる
そして4in1の最後が、ドッキングされたモバイルバッテリーです。MagSafeでiPhoneに吸着させたまま、持ち運び充電ができます。

とっても画期的!
ということで本記事で、4-in-1ワイヤレス充電器「PITAKA MagEZ Slider」の外観や付属品、実際の使い心地(メリット•デメリット)をレビューして参ります。

本記事は商品提供をいただき、レビュー記事を作成しております
PITAKA MagEZ Slider の外観と使い方
これがMagEZ Sliderのパッケージです。
右下にPITAKAのエコシステム「Pita!Flow」のマークが見えますが、MagEZ Sliderは専用ケースに限らず、裸のiPhoneや一般のMagSafe対応ケースで利用できます。

▼中身の本体 + 付属品はこんな感じ。
付属品
- MagEZ Slider本体
- モバイルバッテリー
- 背面用の磁石土台パーツ
- USB-Cケーブル(1m)
- 20W電源アダプタ
- 取扱説明書(日本語)
モバイルバッテリーは容量4,000mAhのマグネット式です。MagSafe対応ケースの背面に吸着させて使用できます。
PITAKAではお馴染みのアラミド繊維加工となっており、滑らかな手触りがとてもいい…。
吸着面にはボタンが1つあり、バッテリー残量を4つのLEDでチェックできます。

マグネット充電の出力は5W
▼iPhone13 miniにぴったりサイズでした。
▼モバイルバッテリーをMagEZ Slider本体にセットして、背面に土台パーツをくっつけるとこんな感じになります。

背面のQi充電も出力は5W
本体デザインはスペースグレイのメタリックで、これまたカッコいい仕上がり。デスクに置きたくなるデザインですね。
本体裏は粘着シートで、強力に固定できます。おかげで、iPhoneの取り外し時に本体がブレませんが、1度貼ると剥がすのが大変です。
また、本体上部は360度に何度でもクルクル回転できます。電源ケーブルが絡まらないように、電源ポート位置はココにあります。
電源アダプタも付属し、すぐに使えます。
それから、もう1つの大事なパーツがこちら。
PITAKAの「Power Dongle」を合わせて使うことで、Apple Watchの充電ができます。
▼スケルトンのデザインがめちゃくちゃ美しい…。MFi認証済みで28gと軽量です。
サイズは5.3×3.8×1cm。薄いです。
▼本体横のUSB-Cポートに差して使います。

Apple Watchドングルの出力は5W
Power Dongleに限らず、別の充電ドックで代用も可能です。
Power Dongleの蓋を失くしそうだが、充電中は反対側に磁石でくっつく安心設計。細かい作り込みが素晴らしいです。

PITAKA MagEZ Slider を使ってみた感想•レビュー
MagEZ Sliderをデスクに置いてみました。宙に浮いてるような佇まいがとてもクールです。
モバイルバッテリーを本体にドッキングすると、LEDが点滅し充電が開始されます。常にフル充電を維持できるので、いつでも持ち運びできます。
個人的に、以前から欲しかったスタンド付きモバイルバッテリーに近い感覚で使えます。
▼Appleの3製品を全て載せるとこんな感じ。
本体はカチカチと音を鳴らし、同じ方向に何度でも回転できます。
どこに配置しても、自分の方に画面を向けておけるので、通知にもすぐに気づけて便利ですね。真横から見るとスタンド角度はこんな感じ。
実際にデバイスを充電するときの動作や、本体の回転させたときの音は動画でご覧ください。

iPhoneの充電について
MagEZ Sliderは、iPhoneをカチッと吸着させてスタンド充電が可能。そのまま上に引っこ抜けば、充電を継続できるのが最大の特徴です。
また、本体を回転させて向き合わせができます。
弱い力でもスムーズに動くため、上画像のようにiPhoneを押さえながらタップしないとやや操作しづらいですね。
設置については、注意点があります。iPhoneとモバイルバッテリーをドッキングさせるため、上にスペースが必要です。
何度もいいますが、本体底の粘着シートも強力で剥がしにくいので、事前に設置場所をちゃんと考えるのがおすすめ。僕は最初にモニター下に置いて、めちゃくちゃ困りましたのでw
続いて、5W出力となるiPhoneの充電速度について。以下の通り、iPhone13 miniとiPhone12 Proで充電スピードを測定してみました。
充電時間 | iPhone13 mini | iPhone12 Pro |
0分 | 1% | 1% |
10分 | 8% | 7% |
30分 | 21% | 17% |
60分 | 40% | 30% |
予想通りですが、やはり遅いですね。ちなみに、モバイルバッテリーとして利用した時も充電速度は同じ結果になりました。
だが、MagEZ Sliderの場合、スタンドでも持ち出しでも充電をキープできるので、充電速度はそこまで求めなくても良いかと思います。

それから、モバイルバッテリーは丸みを帯びた形状で握り心地がとても良い。表面のアラミド繊維の質感とグリップ感が文句なしです。
4,000mAh容量なので、iPhone13を約1回フル充電ができました。108gありますが、握り心地が良いせいか、さほど重さは気になりません。
▼使っているとほんのり熱くなります。

カイロくらいの暖かさです
ちなみに、モバイルバッテリーにあるUSB-Cポートで有線ケーブル充電も可能となってます。
iPhoneを有線充電した場合、約2倍の10Wで給電されてました。
Apple Watch充電の使い心地
本体USB-CにPower Dongleを繋げて、Apple Watchの充電ができます。
充電速度は標準と同じ5Wで、Apple Watch7を60分間充電させてみた結果がこちら。
電池残量 | PITAKA (今回) | Apple (純正) |
0分 | 5% | 6% |
10分 | 12% | 27% |
30分 | 29% | 69% |
60分 | 52% | 98% |
Apple Watch7の場合、純正の高速充電には劣りますが、まずまずの速度で充電できます。
▼使用中に気になったのが、Apple Watchのバンドが下に垂れる点です。
長いバンドですと、本体を回転時に電源ケーブルに引っかかるので、これは注意したいですね。
ちなみにPower Dongleは、MacBookや充電器のUSB-Cポートに直接差しても使えます。
他社の充電ドングルと同じコンセプトですが、シースルーのフラットデザインで見た目が良いです。
さらに、本体横にあるUSB-Cポートは有線充電でも使えました。
ワイヤレス充電できないイヤホンにも対応できるのは嬉しい。
AirPods充電の使い心地

AirPods3を充電
MagEZ Slider背面はQi充電対応で、AirPodsの全モデルを置くだけ充電できます。
▼マグネット式の土台パーツをひっくり返すことで、2つの高さに取り付けできます。

やや上に取り付け

やや下に取り付け
土台位置をズラして、さまざまなワイヤレス充電対応イヤホンで使えます。

PITAKA MagEZ Slider レビューまとめ
PITAKAのワイヤレス充電器「MagEZ Slider + Power Dongle」をレビューしました。今までになかった製品で終始ワクワクでした。
▼では、メリット・デメリットをまとめます。
良い点はココ
- 各パーツのデザインがとにかく良い
- スタンド充電から持ち出し充電が便利
- 回転して画面向きを調節しやすい
- モバイルバッテリーの握り心地が最高
- iPhone取り外し時に本体がブレない
注意点はココ
- スタンド状態でiPhoneが操作しにくい
- iPhoneの充電スピードがやや遅い
- Apple Watchバンドが下に垂れる
- 設置場所の上にスペースが必要
実際に使ってみて、いくつか注意点はありますが、それ以上に使いやすさを感じた製品でした。
画期的で見た目もとにかくカッコいいので、デスク周りのパワーアップにもおすすめです。スタンド充電 + 持ち出し充電ができる点にピンときた人は買って後悔しない製品です。
既に他社のApple Watchドングルをお持ちであれば、MagEZ Sliderのみでも購入できます。
