どうも、CHASUKEです。
MerossのスマートLED電球を購入してみました。
これまでMeross製品はスマートプラグ、マルチタップと使ってみて、悪くなかったのですが、結論から言うと今回のスマートLED電球はイマイチでした。
CHASUKE
これが率直な感想です..
とは言っても、まったく使い物にならないレベルではありません。外出先から照明操作できるので防犯対策とかにも全然使えます。
レビューを読んで頂き、スマートLED電球導入の参考になれば幸いです。
格安なMerossスマートLED電球
まずは「MerossスマートLED電球」について、商品ページにあった情報でまとめます。
- アプリで調光・調色が可能
- Wi-Fi対応でゲートウェイ不要
- 1600万色のマルチカラー
- 色温度2700K-6500Kに対応
- 明るさは700ルーメン
- アレクサ・Googleアシスタント・LINE Clovaに対応
- 自動化サービスIFTTTに対応
- 価格は2,799円(2019/5/4時点)
CHASUKE
TP-Link製のスマートLED(同じくWi-Fi対応)に劣らぬ性能なのに、この価格は安いよね!
他社製よりも大きいLED電球
パッケージは全て英語表記なので、海外で販売されているパッケージと同じですね。箱に口金サイズE27とあるので間違いないです。
CHASUKE
100-250V対応で日本の口金E26で使えるのでご安心を!
▼箱からLED電球を取り出してビビった。
笑っちゃうほどに、デカかった。
サイズは「11.2×6.1×6.1cm」であり、他社のスマートLED電球と比較するとズバ抜けてた。
左から以下の通り。
- Philips Hue
- Meross
- TP-Link
- IKEA TRADFRI
僕が夜な夜な読書やパソコンするために使ってる電気スタンドに挿入してみると、こうなった。Merossがもっこり飛び出してます。
他社のLED電球はシェード内にちゃんと収まってくれます。
CHASUKE
そのまま目に入るから眩しいですぜ
また密閉型照明器具なら収まらない可能性もあります。そもそも、この手のLEDは密閉型対応されていないので使えませんが..
▼ちなみに僕が使ってるスタンドはこちら
角度調節がしやすく好きな位置に固定できるので重宝してます。
実際に使ってみた
さて、ここから実際に照明として使ってみた感想を書いていきます。
Merossアプリで簡単設定
設定には「Merossアプリ」を使います。
AIスピーカーやIFTTTで利用するために初回アカウントを作成する必要があります。ちなみに僕は以前からMeross製品を使っていたのでインストール済みです。
▼ホーム画面から製品を追加していきます。
「Smart Bulb」を選んで、自宅Wi-Fiに接続するとすぐにアプリから操作が可能になります。画面に従って操作するだけですので、とても簡単ですね。
白系カラーは色合いが微妙!
設定が完了したので、白系カラーを試してみます。
画面下の一番右のアイコンを選ぶと、白系カラーの調光・調色ができるパレットになります。
画面中央を、左右にスライドして色温度を調節、上下にスライドして明るさの調節が可能です。しかしながら、これが微妙でした。
上下にスライドすると、明るさが2%ずつ変化し、1%刻みでの操作はできなかった。明るさを上げていっても「ふわぁー」っと明るくなるのではなく、パカパカ点滅するように調光されます。
CHASUKE
調光において滑らかさがない
Merossの色温度は2700K-6500Kに対応で、グラデーションは以下の通り。
ケルビン数が高めの昼白色(6500K)から電球色(2700K)に変化させてみました。
昼白色(5000K-6500K)は使えそうなものの、それ以下(2700K-5000K)は白系ではなく、RGBの黄色と橙色と同じです。
CHASUKE
Amazonに同じ事象の口コミがあったので、僕だけじゃないようです。
残念ながら白系グラデーションはまともに使えないと思った方が良いです。
マルチカラーは1600万色ではないが楽しめる
画面下の真ん中のアイコンを選ぶと、マルチカラーの調光・調色ができるパレットになります。操作方法は白系と同じです。
調光ですが、こちらも白系カラーと同様に、「ふわぁー」とした明るさを体感できずにパカパカと明るさが変化します。
そして調色についても同様に、こちらも滑らかに色が変化することはありません。横にスライドすると、決められた色にパカパカと切り替わっていく感じです。
CHASUKE
微妙な色合いを指定できないので、1600万色に変化はできなさそうです
▼カラーパレット横にあるアイコンを押すと、色の指定方法が以下のようになり、左右スライドで変更できなくなった。
色々と不満を漏らしたが、LEDをカラフルに変化させて遊ぶ分には全然楽しめます。イベントでカラフルな明かりを使いたいとかは余裕です。
▼レッド、ブルー、グリーンに色を変化させてみた感じがこちら。
自動化や音声操作の機能は充実
正直いって、調光・調色といった機能は今ひとつでした。
しかしながら、スマートLED電球としての自動化機能は充実しています。
アプリでタイマー操作が可能
Merossアプリからタイマーによる自動操作ができます。
- 時間や曜日指定して、照明をON/OFFする
- 今から×分後に、照明をOFFにする
防犯対策で考えれば、時間指定で照明をON/OFFできれば、無人の家の中で誰かいるかのように思わせることができます。
IFTTTで他サービスとの自動化が可能
MerossスマートLED電球は、自動化サービス「IFTTT」に対応しているのも大きなメリットです。IFTTTを使えば、他サービスと連携させて簡単に自動化の仕組みを作れます。
例えば先ほどのタイマー操作から1歩進んで、スマホのGPS機能と連動して、自宅から×キロ地点に近づいたら電気をつける、または離れたら電気を消すことができます。IFTTTならこれが簡単にできます。
CHASUKE
上級者なら、天気に応じてカラーを青とか橙に変化させて遊べますよ
スマートスピーカーとの連携が可能
Amazon EchoやGoogle Home、LINE Clovaといった主要なAIスピーカーに全て対応しています。
- 電気をつけて
- 電気を消して
- 電気をレッドにして
- 電気の明るさを50%にして
我が家では、スマートスピーカーの登場以来、あらゆる家電を連携させてますが、本当に便利です。
CHASUKE
音声操作が出来ないと苦痛に感じちゃいますね
ちなみに、最近購入したLINEのスマートディスプレイ「Clova Desk」もMeross製品にバッチリ対応しています。
https://chasuke.com/clovadesk/
最後に
MerossスマートLED電球を試してみました。
電球サイズが大きかったり、電球色が使えなかったりと不満点はあったものの、遠隔操作や自動化機能は十分に使えました。フルカラーも使えて価格のわりに遊べる電球だと思います。
CHASUKE
各種スマートスピーカー、IFTTT対応のメリットは大きいですね
Wi-Fi対応のLED電球なので別途ゲートウェイは不要です。電球が1つあれば、スマートな機能を試せます。今回書いた微妙な点が、許容できるならば導入してもアリなLED電球ではないでしょうか。防犯対策の照明操作とかは余裕です。
他にもMeross製品を試したレビューがあるので、よろしければチェックしてみてください。
https://chasuke.com/merosmatap/
それではまた。