どうも、発売日にしっかりとiPhone12 Proを手にしたCHASUKEです。
iPhone12シリーズから電源アダプタ(充電器)が同封されなくなり、充電ケーブルは今まで違うUSB-C to Lightningに変わってます。
そんなこんなで、iPhoneを購入した人からおすすめの電源アダプタをよく聞かれます。
ということで本記事では、iPhone12シリーズに最適な最大20W出力のPD電源アダプタ(PD充電器)で定評のあるAnkerとAukeyの2製品を購入し、比較してみました。
iPhone12シリーズ用の電源アダプタを、どれにしようか迷っている人の参考になれば幸いです!
iPhone13シリーズを購入した人も同じですが、Pro Maxのみ20W以上の充電が可能なので少し火力不足となります。
以下の記事にて、iPhone12・13ユーザー用の高速充電器をまとめてます。多くの製品の中から選びたい人はこっちをチェックしてみてください。
20W出力のPD充電器とは
iPhoneの一部モデルではUSB Power Delivery(PD充電)という規格に対応しており、高速充電が可能です。PD充電を使えば、iPhoneをたった約30分で最大50%まで充電できます。
PD充電の対応モデル
- iPhone11以前:最大18W
- iPhone12以降:最大20W
昔のiPhoneに同梱されていた、下記のようなUSB-A電源アダプタとUSB-A to Lightningケーブルでは、最大でたった5Wの充電になります。
この組み合わせでは、高速充電はできません。
別途、20W出力以上のPD対応USB-C電源アダプタとUSB-C to Lightningケーブルを組み合わせることで、高速充電が可能になります。
単純計算で4倍速の充電スピードですね。
次章からは、iPhoneの高速充電におすすめできる最大20W出力PD充電器の2製品を比較していきます。
AnkerとAukeyの20W出力PD充電器を比較
iPhoneにおすすめのPD充電器(電源アダプタ)は、AnkerとAukeyのが2製品あります。
どちらも驚くほど小型かつ軽量なのに、20W出力が可能です。
また、Apple純正の「20W USB-C電源アダプタ」もあります。価格の差はそれほどですが、サイズが割と大きめです。
スペック比較
Apple 20W USB-C 電源アダプタ | Anker PowerPort III Nano 20W | Aukey Omnia Mini 20W | |
Amazon価格 | 2,200円 | 1,780円 | 1,980円 |
出力 | 最大20W 5V=3A 9V=2.22A | 最大20W 5V=3A 9V=2.22A | 最大20W 5V=3A 9V=2.22A |
サイズ (プラグ長1.5cm) | 5.7×4.3×2.8cm | 4.5×2.7×2.7cm | 4.6×2.9×2.9cm |
重さ(実測) | 58g | 30g | 32g |
カラー | 白 | 白 | 白/黒 |
USB-Cポート数 | 1 | 1 | 1 |
折り畳みプラグ | 不可 | 不可 | 不可 |
保証期間 | 1年 | 2年 | 2年 |
出力仕様などは、全て同じ。
スペックだけであれば、Ankerの充電器が最もサイズが小さく軽いですね。
パッケージ内容
Anker PowerPort III Nano 20Wのパッケージがこちら。Ankerでお馴染みのブルーのパッケージです。
本体とマニュアル類のみ。
続いて、Aukey Omnia Mini 20Wのパッケージ。
パッケージ内容はAnkerと同じですね。
本体とマニュアル類のみ。
外観デザイン
正面からのデザインがこんな感じ。
Aukeyはマットな質感に対し、Ankerは正面がつるっとした素材になっています。上の写真のように光に当たるとテカります。
▼正面とプラグ側はこんな感じ。
▼サイドの違いはこんな感じ。
Anker製は、正面とサイドともにロゴが目立ちますが、Aukey製は、かなり控えめなデザインです。
サイズ・重さ
続いて、サイズと重さについて。
ここでは、以前のiPhoneに同封されていたUSB-A電源アダプタとも比較しています。
▼上から比べるとこんな感じ。
スペック通り、ほんの僅差ですがAukey製が大きいのがわかります。
▼手のひらに載せると、この大きさ。
2製品とも重さは、公称で30gとあったが、実測では違いが出ました。
▼コンセントに挿したときのサイズ感はこちら。
充電性能
最後に、iPhone12 Proを使って、実際に充電して比較してみました。
▼Anker PowerPort III Nano 20Wから。
充電を開始すると、徐々に出力ワット数が増加し、19〜20Wの出力が確認できました。
▼続いて、Aukey Omnia Mini 20Wです。
結果はこちらも同じ。
徐々に出力ワット数が増加し、19〜20Wの出力が確認できました。
実測した充電時間とバッテリー残量は、下記の通り。
充電時間 | バッテリー残量 |
0分 | 8% |
10分 | 30% |
20分 | 51% |
30分 | 66% |
30分で58%のバッテリー回復が確認できました。めちゃくちゃ早いです。
AnkerとAukeyともに、誤差レベルの違いはありましたが、概ね同じ速度。また、両充電器とも発熱が少ないのが好印象でした。
20W出力PD充電器 まとめ
以上、iPhone12におすすめできる20W出力PD電源アダプタについて書きました。
僕は、Apple純正品ではなく、AnkerやAukeyを選びました。両方使ってわかりましたが、スペックや実際の性能はほぼ同じでした。
あとはデザインの好みかなと思います。
特にこだわりが無ければ、Anker PowerPort III Nano 20Wが価格とサイズで1番有力です。
個人的には、Aukey Omnia Mini 20Wのデザインに、プラス200円を出す価値があると感じました。それに黒のカラバリもあります。
また、今回の20W出力の電源アダプタは、iPhone12から対応のワイヤレス充電規格「MagSafe」にも使えます。1個持ってると重宝します。
iPhone12シリーズ用の電源アダプタを、どれにしようか迷っている人の参考になれば幸いです。