どうも、CHASUKEです。
iPhoneで撮った写真って、めっちゃ綺麗ですよね。
CHASUKE
機種変したiPhone XSの綺麗さやばいっす!
ちょっと前まで「デジカメ」とか持ち歩いてたけど、今はiPhoneで十分満足できる写真が撮影できます。
それに、スマホでの撮影なら「データ移動が不要ですぐ使える」「GPSで撮影場所の記録」などメリットが多いです。荷物も減らせます。
しかし、スマホ撮影だとどうしても安定した撮影はできません。デジカメなら片手で操作し、片手でシャッターなんて余裕ですよね。この安定感がiPhone撮影にはないんですよね。
「iPhoneがデジカメのように使えればなぁ...」
と思っている方にオススメなiPhoneケースがありました。
iPhoneをデジカメ化できる『PICTAR ONE (ピクター ワン)』です。
1台サンプル提供していただき使ってみたところ、使いやすい上に機能満載で面白かったので紹介してみます。
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デジカメ世代の女子に人気のアイテムです!!
『PICTAR ONE』の特徴・できること
PICTARは「iPhoneの良さ」と「デジカメの良さ」を良いトコ取りできるのが特徴です。
ケースにiPhoneをカチャッとはめるだけで、本物のデジカメのような撮影ができます。
▼製品の紹介動画を見ればピンときます。
できることを箇条書きにすると以下のとおり。
- 本物のデジカメのように握りやすい
- 半押しAF+シャッター操作
- ホイールを回して露出やズーム操作
- フロントとリアカメラの切替がスムーズ
- 水平器やヒストグラムなど便利な表示機能
- ペアリング不要な超音波によるカメラ操作
- 電池寿命は4〜6ヵ月で超長持ち
- 落下防止に役立つストラップが付属
- 持ち運び用にキャリングケースが付属
さっそくPICTARをチェックしていきます!
『PICTAR ONE』をチェック
ピクターは、イスラエルの会社Miggoによって開発されました。おしゃれで可愛らしいパッケージは、全て日本語対応されています。
『PICTAR ONE』には2タイプのサイズがあります。
iPhone 4sからiPhone 8までの大きさに対応した『PICTAR ONE MARK II』と、ワンサイズ大きめのiPhone 6から8Plusを含むXRまで対応した『PICTAR ONE PLUS MARK II』です。
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今回は、大きい方をiPhone XSで使ってみました
▼蓋を開けると、何やら楽しい雰囲気です。
良い写真が撮れそうで期待が膨らみますね♪
パッケージ内容はこちら
内容物は以下の通り。
- PICTAR本体(乾電池含む)
- ハンドストラップ
- ネックストラップ
- キャリングケース
- アダプター
- 取扱説明書×2冊
付属のアダプターとは、iPhone6からiPhone8サイズで利用するための底上げです。これがあれば、今後iPhoneを機種変する予定の人でも安心ですね。
PICTAR本体をチェック!
▼本体はこんな感じ。
ボティがプラスチックのため少々チープに見えてしまうのが残念ですが、重さはたったの90gでとても軽いです。
正面にはホイールボタンが1つあり、回してズームが可能です。また押し込むと簡単にセルフィー(フロントカメラ)モードに変更できます。
▼背面はこんな感じ。
ここにiPhoneを挟み込んでデジカメのごとく利用します。滑り止め加工がされているので、iPhoneが抜け落ちる心配はありません。
バッチリーは乾電池(1/2AA 3.6V)を1つ使用で約4~6ヵ月と長く使えます。というのも、外部ボタンを押したときに発生する超音波を、PICTAR専用アプリが認識をして様々な操作を実現しているからです。
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面倒なペアリング作業は不要、バッテリー長持ち
▼人差し指でシャッターボタン、親指で手前のホイールを操作可能です。
上部にアクセサリシューがあるので、別売りフラッシュなど取り付けが可能です。
▼底部分には1/4インチ三脚穴があるのでマウントもバッチリ。
ハンドストラップはフロント中央部分に着けれます。腕にぶら下げた時にiPhoneが下向きにならないように工夫されています。
専用アプリでPICTARを使ってみた
外部ボタンは専用アプリのみ反応
PICTARを使ってデジカメのように撮影をするには、専用アプリが必要です。
▼アプリはこちら
PICTARを装着してデジカメに変身!!
▼iPhoneをPICTARにセットして、アプリを起動するとチュートリアルで使い方を学べます。
僕が使っているiPhoneケースは薄いタイプなので、そのまま外さずにそのまま使えました。いちいち外すのは面倒なので、これは嬉しい♪
CHASUKE
グリップが効いてて片手でしっかり握れています
▼PICTARの電源は自動でON/OFFします。使いたい時にすぐ使えます。
人差指でシャッターボタンを半押しするとAFが作動し、中央のマークが青になります。さらに押し込んでシャッターを切れます。中央下にあるメモリは露出を示し、こちらは手前右ホイールを回して調節可能です。
画面右に見えるのがiPhoneのLEDフラッシュ操作。親指でスライドして操作できます。
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やっぱり撮影時の安定感が違いますね
▼フロントホイールを回してズームが可能です。
フロントホイールをプッシュして、すぐにセルフィーや固定2倍ズームにできます。ボタンの割り当てはアプリ側で設定変更できます。
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iPhone XSなら2倍まで光学ズーム可能ですぜ
便利な機能が盛りだくさん♪
▼画面の設定をタップすると、モード変更や様々な機能を有効にできます。
「ヒストグラム」や「水準器」、「顔検出」や「位置情報」など、便利な機能をオンにしておきましょう。
▼こんな感じに画面に表示してくれます。
この辺りの表示があると撮影が捗ります♪
9つのモードに切替できる
手前左ホイールを回すと、以下の9つのモードに変更が可能です。
- オートモード
- マニュアルモード
- シャッター優先モード
- マクロモード
- スポーツモード
- ISO優先モード
- セルフィーモード
- ビデオモード
- フィルターモード
例えば、フィルターモード。
▼多種類のフィルタを選んで撮影ができます。
フィルター変更も濃淡変更も外部ホイールを回して操作ができます。
▼フィルターはたくさん用意されているので、色々と試してみると面白いです。
PICTARを使った感想(レビュー)
使ってみて思った感想を、良い点と微妙な点を含めて書いていきます。これまでに書いたのと少し被るかもです。
デジカメのような安定感
PICTARを装着するメリットは、iPhoneをデジカメのように片手で操作できる点。
最近、マイホーム計画中のためモデルハウスを見学する機会が多いのだが、子供を抱っこしながら簡単にシャッターが押せるのは本当に便利だ。しかも付属のハンドストラップで落下の心配はない。
しかし、シャッター以外のズームや露出変更の調節ホイールは、回転がカクカクするため、操作に慣れるまで少し時間がかかった。デジカメのようにスムーズなホイール操作はできないので注意です。
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ホイール操作に慣れるまで苦労するかも
荷物を減らせるのが嬉しい
PICTARだけなら薄くて軽いので、カバンをワンサイズ小さくできます。軽いお散歩とかなら、付属のキャリングケースを肩掛けしておけばカバンは不要で手軽です♪
豊富で楽しいフィルター種類
フィルター種類は、盛り沢山です。ホイールから手軽にフィルター、強弱の変更しながら撮影できるのは良いですね。そのまま、SNSやメールで共有できます♪
残念なのが、横向き撮影した写真が縦向きに扱われること。
これもアプリの設定でなんとかなりそうなので是非改善してほしい。
超音波は「一長一短」
PICTAR本体とアプリのやりとりが超音波のためか、iPhone自体のバッテリーの減りが早いです。参考に、僕のiPhoneだと約30分の使用で約15%が消費されました。
その他、連続でシャッターが切られたり、ホイール操作が反応しない不具合が、稀に発生した。この場合は、アプリを終了すると正常に戻りますが、ビックリするので改善願いたいところ。
とは言うものの、頻度は少ないし、「ペアリング要らずで直ぐ使える」「電池が4-6ヶ月持つ」というのは凄いです。超音波によるメリットも大きいです。
Face ID機種はロック解除が手間
PICTARアプリでは、しばらく経つとiPhoneがロック状態になります。
iPhone X以降のロック解除は顔認証だが、横向きでは認証できない。いちいちiPhoneを縦向き、又はパスコードを打ち込むのは結構面倒です。
iPhone X以前の指紋認証であれば親指を伸ばすだけなので問題はないが、顔認証の機種は少し手間です。
シャッター音はそのまま!
アプリから操作音は消すことができますが、シャッター音はiPhoneそのままに「カシャー」っと鳴ります。
シャッター音が小さいのもデジカメのメリットの1つなので、アプリ側でシャッター音を操作できるように改善してほしいところ。
最後に
iPhoneをデジカメ化できる『PICTAR ONE』をレビューしてみました。
使ってみて微妙だと感じる点もありましたが、ピント合わせから撮影するまでの安定感は抜群です。率直な感想として、思っていた以上の使いやすさでした。実際に家づくりや子供の撮影に活躍しています♪
PICTARは1万円以上と気軽に試せる価格ではない。ですが、iPhoneのカメラ性能に撮影時の安定性をプラスさせたい方には満足できるアイテムです!
それではまた。