どうも、CHASUKEです。
モバイルバッテリーにコンセントが付いてたら良いのにと思ったことはないですか?
USBでなく専用ACアダプタで給電するパソコンや家電を自由な場所で使いたいと思ってる人は僕も含め少なくないはず。
そんな人におすすめしたいのが、100Wまで出力できるACコンセント付きモバイルバッテリー「RAVPower RP-PB055」です。モバイルバッテリーや充電器で定評のあるRAVPowerの製品になります。
RP-PB055の特徴
- 大容量30,000mAhバッテリー
- 100W出力のACコンセント
- PD 60W出力のUSB-Cポート
- iSmart2.0対応USB-Aポート×2
- 複数機器を同時に充電
- 17.8×13.8×4.6cm/約1kg
さっそく色々と試してみたので、本記事ではACコンセント付きモバイルバッテリー「RAVPower RP-PB055」のレビューを書いていきます。
デカくて重たいものの、USB給電機器はもちろん、AC給電の家電にも使えるのが最大の利点です。大容量30,000mAhなので、通常使いだけでなく、防災対策やキャンプ用としても活躍するアイテムです。
本記事は商品提供をいただき、レビュー記事を作成しております
「RAVPower RP-PB055」の外観と付属品
今回の「RAVPower RP-PB055」は、従来モデルからスペックが大幅進化してリニューアルされた新型モデルになります。
いつものパッケージを開けると、中から専用ハードケースが出てきた。中身もぎっしりです。
- RP-PB055本体
- USB-C to USB-Cケーブル
- カスタマーサポートカード
- 取扱説明書(日本語付き)
- キャリーポーチ
- ハードケース
▼そして、本体はこんな感じ。AC出力、大容量だけにデカい。
本体サイズは「17.8×13.8×4.6cm」と厚みもしっかり。本体は「1007.6g」とずっしりです。
表面は薄いラバー素材で、スベスベの手触りで気持ち良い。
▼側面の入出力インターフェースがこちら。
搭載ポートは下記の通り
- AC 出力:100W定格
- PD 入力:PD 最大45W
- PD 出力:PD 最大60W
- iSmart1 出力:QC3.0 最大18 W
- iSmart2 出力:最大12 W
▼AC電源はカバー付きです。ゴミやホコリの侵入を防ぎます。
隣の電源スイッチを長押しして、AC出力をON/OFFして使います。使ってない時は自動オフとなるので、無駄な放電を無くし、電力を節約できます。
AC機器とUSBポートの同時使用は非推奨のためできない。
▼反対側には、中の熱を逃がすためのファンがあります。バッテリーが50℃に達すると自動で作動し、50℃を下回ると自動で止まります。
加熱防止機能の他にも、過電流保護、ショート防止など複数の保護システムで守られてます。大容量・高出力だけにこの安全性は嬉しい。
▼風通しの良いメッシュのキャリーケースが付属するので、持ち運びに役立ちます。
さらに、専用のハードケースには本体と合わせて、各種ケーブルも収納できて便利です。
▼イメージはこんな感じ。
「RAVPower RP-PB055」はAC出力できるモバイルバッテリー
「RAVPower RP-PB055」のACコンセントを試してみました。
最大100Wまで出力可能ということで、96W出力のMacBook Pro 16"用のACアダプタにピッタリでした。
▼接続してみるとちゃんと給電が開始された。
供給電力を測定してみると、最大の96Wで給電できてました。壁コンセントと同じですね。
製品ページには、MacBook Pro 16"を約1回分フル充電とあったけど、実測結果は5%→82%でした。軽く利用しながらの充電だったけど、1回分は欲しかったかな。
ここで気になったのが、ファンが回る音。キーンっと始まり、まぁまぁな音です。高出力の電源を接続すると、1分もしないうちにファンが回り始めます。具体的な音は、次章に動画を載せたのでチェックしてみてください。
今でこそ、MacBookは全てUSB-C給電ですが、旧式MacBookの給電ポートはMagSafe仕様です。AC出力で何でも来いの「RP-PB055」なら問題なく使えます。
旧式も家族が活用したりするので、これは嬉しい。
MacBook以外にも、PCメーカーによって電圧やプラグ形状が異なるACアダプタでも充電OKで使いやすい。
ノートPC以外にも、こんなデカい扇風機でも使えます。DC扇風機でラベル表示は35W出力なので余裕です。停電時や野外でも頼りになりそう。
1つ気になったのが、扇風機の風量を弱くすると、出力が小さすぎるためか、自動停止しました。出力が弱すぎるとACが自動OFFされるのが注意点。
「RAVPower RP-PB055」はUSB-C・USB-Aで3台同時に充電できる
RAVPower RP-PB055なら、USBマルチポートなので3台同時に充電ができます。
USB-Aポートは、QC3.0とRAVPower独自規格iSmartに対応した優秀なポート。iPhoneで使うと急速充電で、約4.5回分の充電ができます。
iSmart規格とは
接続したデバイスを識別して、状況に合わせて最適な電流を自動調節してスピード充電を可能にする技術
USB-Cポートは、PD規格対応であり、最大60W出力できます。
▼測定結果は、60W付近まで出てました。
▼iPad Pro 11インチなら最大30Wで、約2.5回分のフル充電が可能です。
USB PDの60Wでも30W出力でも、冷却ファンが回った。参考になるか微妙なところですが、どの程度の音か撮影してみました。
▼ここから暖かい空気が排出されてます。
▼熱放出のおかげで、本体は熱くない。
「RAVPower RP-PB055」の本体充電はたったの3時間
30,000mAhの大容量バッテリーともなると、充電時間に凄い時間がかかりそうだが、たったの3時間で終わってしまう。
USB-CにPD 45W入力で、実際にちょうど3時間でフル充電できるのを確認しました。
▼本体充電の時間経過はこんな感じ。
経過時間 | バッテリー残量 (LED) |
---|---|
0分 | 0/8個 |
10分 | 0/8個 |
30分 | 1/8個 |
1時間 | 3/8個 |
1.5時間 | 4/8個 |
2時間 | 6/8個 |
2.5時間 | 7/8個 |
3時間 | 8/8個 |
▼本体充電には、45W以上のPD充電器が必要です。
RAVPower製の61W充電器はコンパクトで使いやすい。
最後(まとめ)
以上、ACコンセント付きモバイルバッテリー「RAVPower RP-PB055」のレビューを書きました。
サイズ・重さともに大きいが、AC出力/USB-C入出力/USB-A出力と幅広く使いやすいモバイルバッテリーでした。ファン音はうるさいですが、AC100W、PD60Wと高出力でも、本体が全く熱くならなかった点に安全性の高さを感じました。
メーカーによって電圧やプラグ形状が異なるACアダプタで、「自由な場所で電源確保がしたい」「野外や防災対策として補助電源を確保したい」と言う人に特におすすめできます。