どうも、CHASUKEです。
本記事では、TaoTronics SoundLiberty S10 Proのレビューを書いてます。
特長はざっとこんな感じ。
- 独特なイヤホンデザイン
- 開放的なインナーイヤー
- 独自の音声操作に対応
- 多彩なタッチ操作に対応
- aptX・AACコーデック対応
- 装着検出で自動再生に対応
- IPX7防水で運動にも使える
- 5分で1時間再生の急速充電
価格は1万円弱で、AirPodsと似た形状のインナーイヤー型ですが、デザインは独特です。
驚きだったのが、ウェイクワード不要で独自の音声操作が使える点。タッチでも、多彩な操作ができて操作性に優れてます。
その他、装着センサー付きでaptX対応と基本スペックの高いイヤホンに仕上がってます。

本記事は商品提供をいただき、レビュー記事を作成しております
TaoTronics「SoundLiberty S10 Pro」の外観と付属品
こちらがTaoTronics「SoundLiberty S10 Pro」のパッケージです。
ケースは、ホワイトのマットな質感で、触り心地がとても良いです。
手の平に収まるサイズ(58.4×50.5×22.5mm)で、重さは約42gとなっています。
正面にはメーカーロゴと、充電時やペアリング時に点灯するLEDインジゲータがあります。
▼蓋をあけるとこんな感じです。
TaoTronics「SoundLiberty S10 Pro」はIPX7(水深1mに30分)の完全防水。雨や汗はもちろん、水場を恐れずに使うことができます。
そして、イヤホンがこちら。
個性的で美しいグラデーションカラー。
やや長めのイヤホン(46.3×20.0×17.1mm)で耳へのフィット感が良い。また、片側4.3gと軽いため、耳が疲れにくいです。
イヤホンには、装着検知センサーが搭載されており、着ければ再生・外せば停止が自動で行われます。これはAirPodsと同じ。
鮮やかな背面部分で、タッチ操作が可能です。

AirPods(第2世代)と比較!
ケースサイズは、AirPodsよりやや大きめ。
背面には、AirPodsと同じくペアリングボタンが用意されています。
▼SoundLiberty S10 Proの蓋は、開けて揺すると、少しグラグラする印象があった。
イヤホンはマグネットでケースに固定され、出し入れしやすい仕様です。
▼続いて、付属品について。
付属品
- SoundLiberty S10 Pro本体
- USB-C to USB-Aケーブル
- 取扱説明書(日本語)
▼ケーブルは短めで取り回しがしやすい。
SoundLiberty S10 Proは、5分の充電で1時間再生の急速充電に対応しています。
イヤホン単体で4時間、ケース充電と合わせて20時間再生できます。ボイスコントロール可能なためか、連続再生時間はやや短めです。
▼取説に操作方法が日本語できっちり載ってます。

TaoTronics「SoundLiberty S10 Pro」のレビュー
TaoTronics「SoundLiberty S10 Pro」は、蓋を開けると電源がオンとなり、初回ペアリングすると、次回からは自動でスマホと接続されます。
耳に装着すると音楽が自動再生されるので、音楽をスムーズに楽しめます。耳から外せば、動画も音楽も一時停止されるのが、とても便利です。

開放的な着け心地・低音寄りの音質が楽しめる
TaoTronics「SoundLiberty S10 Pro」を装着すると、特徴的なグラデーションカラーが目立ちます。
インナーイヤー型なので、耳に載せるだけのライトな着け心地です。長時間でも疲れにくいので、耳に押し込むカナル型が苦手な人におすすめです。
遮音性は弱いため、周りの音を取り込みつつ、テレワークや散歩、スポーツでの使用に向いてます。
QualcommのQCC3020チップと12mm大口径ドライバー搭載により、低音がしっかりと効いたサウンドで音楽が楽しめます。中高音域が少しだけボケ気味ですが、マイルドで聴きやすい音質だと感じました。

TaoTronics「SoundLiberty S10 Pro」は、音ズレに強い低遅延のaptX、iPhoneと相性の良いAACコーデックに対応しています。
Bluetooth5.0対応なので、接続も安定しており問題ありません。蓋を開けてからのペアリングが早く、耳に入れて音楽を聴くまで、とてもスムーズに使えるのが良いと感じた。
音声操とタッチのダブル操作が可能
TaoTronics「SoundLiberty S10 Pro」は、タッチ操作だけでなく、声で操作もできます。
従来のイヤホンでは、タッチ操作でSiriやGoogleアシスタントの起動後に、「音量上げて」などボイス操作するのが一般的でしたが、このイヤホンは違った。
アシスタント起動する必要がなく、「ボリュームアップ」というだけで、ひょこっと音量が上がります。

ボイス操作コマンド
アシスタント 呼び出し | ヘイ,ティティ |
---|---|
再生 | プレイミュージック |
一時停止 | ポーズミュージック |
音量+ | ボリュームアップ |
音量- | ボリュームダウン |
次の曲 | ネクストソング |
前の曲 | プレビアスソング |
電話応答 | ピックアップ |
電話拒否 | ハング |
はじめは「なにが Hey TT だよ。」なんて思ってたけど、聞き取り感度も良く、実用レベルで十分に使えます。

「人前でボイス操作はちょっと恥ずかしい」
そんな状況でも、イヤホン背面をタッチして、多彩な操作が可能です。
タッチ操作
アシスタント 呼び出し | (右/左)を2秒タップ |
---|---|
再生 | (右/左)を2回タップ |
一時停止 | (右/左)を2回タップ |
音量+ | 右を上にスワイプ |
音量- | 右を下にスワイプ |
次の曲 | 左を下にスワイプ |
前の曲 | 左を上にスワイプ |
電話応答 | (右/左)を1回タップ |
終話・拒否 | (右/左)を2秒タップ |
誤作動しないように、音楽操作で1回タップが使われていない。ちゃんと考えれてますね。
長さのあるイヤホンなので、誤動作させずにスワイプ操作がしやすいです。

TaoTronics「SoundLiberty S10 Pro」のレビューまとめ
以上、TaoTronics「SoundLiberty S10 Pro」のレビューでした。
特長をおさらいします。
- 独特なイヤホンデザイン
- 開放的なインナーイヤー
- 独自の音声操作に対応
- 多彩なタッチ操作に対応
- aptX・AACコーデック対応
- 装着検出で自動再生に対応
- IPX7防水で運動にも使える
- 5分で1時間再生の急速充電
独特で個性的なデザインで、好き嫌いありそうですが、アクセサリ感覚が楽しめるイヤホンでした。
aptX・AACコーデックや装着検出センサー搭載でスペックの高いインナーイヤー型イヤホンで、音質も着け心地も十分満足できるものでした。
他のイヤホンと差別化するのであれば、操作性が非常に優れている点だと思います。
特にボイス操作は驚きで、ウェイクワード無しで使えて、なおかつ反応も良くて実用できます。
その代わりバッテリーが4時間とやや短めですが、普段からボイス操作に慣れてる人には、非常におすすめできます。
▼Amazonでの価格は、8,999円となっています。