どうも、CHASUKEです。
本記事の内容
CIOから登場した非常に小さい2ポートのUSB-C充電器を2種類レビューしてます。
- CIO-PD20W2C(20W C×2)
- CIO-PD20W1C1A(20W C+A)
iPhone12から電源アダプタ(充電器)が同梱されず、別途購入が必要になっています。
ここで選ぶべき電源アダプタは、20W出力タイプの1択です。有線なら30分で50%までの高速充電、MagSafeと組み合わせて、急速ワイヤレス充電にも使えます。

Appleをはじめ、各社から20W充電器が販売されてます。今回紹介するCIOの充電器は、その中でも断然おすすめできる電源アダプタです。
僕が今までに購入した20W充電器がこちら。
CIO-PD20W(真ん中の2種類)だけ、ポートを2つ備えてます。並べるとスゴさが際立ちますね。

ということで本記事は、2ポート最大20W出力のUSB充電器「CIO-PD20W2C」「CIO-PD20W1C1A」のレビューです。
外観やサイズ感、実際の使用感や気になる充電性能について、書いていきます。
iPhone12・iPhone13ユーザーで、電源アダプタ選びで後悔したくない人は、ぜひチェックしてみてください。
▼USB-C2ポートモデル。
▼USB-C + USB-Aモデル。
Makuakeプロジェクト後、一般販売してます。
小型2ポート充電器「CIO-PD20W」の外観とサイズ感
CIO PD20W1C1A(画像左)とCIO PD20W2C(画像右)は、2ポートを備えた20W出力の電源アダプタです。
どちらも28×28×30mm(プラグ別)で45gの超小型設計。光沢感が抑えられたマット素材です。
電源タップで使用しても、隣接ポートに干渉しません。デザインもシンプルでイイ感じ。両サイドにCIOマークが凹加工されてるのみ。
▼AppleとAnkerの20W充電器と並べてみました。サイズの違いがわかると思います。
サイズ | 重さ | |
Anker(1番上) 税込1,780円 | 27×27×29mm | 30g |
CIO(真ん中) 税込1,980円 | 28×28×30mm | 35g |
Apple(1番下) 税込2,200円 | 41×41×27mm | 58g |
1ポートのAnkerが最小になるが、2ポートのCIOも全く引けを取ってません。
▼折り畳みプラグではなく、固定プラグです。

CIO PD20W2C

CIO PD20W1C1A
PSEマークはココにあります。
安全機能は「家電流保護/過電圧保護/短絡保護/加熱保護」が装備されてます。
最後に付属品に触れておきます。
左がUSB-C2ポートの製品版パッケージ、右がUSB-A・Cのクラファン版パッケージです。なぜか、製品版パッケージで届きましたw
そして、クラファン版の方のみ専用ポーチが付属してました。サイズ感がとても可愛い。
問い合わせてみると、製品版にはポーチが含まれないようだ。残念すぎる。

CIO-PD20W2C(USB-C2ポート)の使用感・充電性能
サイズ | 28×28×30mm |
重さ | 35g |
USB-C1 出力 | 5V=3A / 9V=2.22A 12V=1.67A(最大20W) |
USB-C2 出力 | 5V=3A / 9V=2.22A 12V=1.67A(最大20W) |
2ポート同時出力 | 最大15W |
USB-C2ポートのCIO-PD20Wの使用イメージがこちら。どちらのポートもスペックは同じ。
コンセント挿入時は、ゆるみなどの違和感はなく、しっかり固定されています。充電中のコイル鳴きもなく、特に問題なし。
▼iPhone12での充電速度を計測してみると、
しっかり19W付近で給電されてました。
充電時間 | CIO-PD20W |
0分 | 3% |
10分 | 23% |
30分 | 58% |
30分で55%まで電池を回復できてます。
iPhoneを20W高速充電をするには、充電ケーブルにも注意が必要。必ずUSB-C to Lightningを選びましょう。
僕はAnkerのくねくねで柔らかい「Anker PowerLine III Flow」を使ってます。おすすめしておきます。
▼そして、2ポートの同時充電。
問題なく、iPhone2台を充電できています。
しかし、同時充電時は20Wの高速充電がされず、合計で15W出力に制限される仕様になってます。ここは安全面で仕方がない点です。
▼同時充電時にワット数を測定してみると、
5Vの約7.5W出力となり、約3分の1程度に落ち込んでます。同時充電では効率が悪くなるため、急いでる時は1台ずつの充電のが早いです。
しかしながら、充電器1つで2台分使えるのはメリットです。どれか1つを持ち出すなら、確実にコレを選びますね。
▼使用中は、本体がほんのり熱くなってました。

CIO-PD20W1C1A(USB-C•Aポート)の使用感・充電性能
サイズ | 28×28×30mm |
重さ | 35g |
USB-C 出力 | 5V=3A / 9V=2.22A 12V=1.67A(最大20W) PPS 3.3-6V=3.0A PPS 3.3-11V=2.0A |
USB-A 出力 | 5V=3A / 9V=2A 12V=1.5A(最大18W) |
2ポート同時出力 | 最大20W |

▼USB-C・AポートのCIO-PD20Wの使用イメージです。
USB-Cポートを単ポートで使う場合は、先ほどのモデル同様に高速充電が可能です。

▼USB-A側でiPhoneを充電すると、約10Wほどでやや低めの出力になります。
こちらのUSB-C・Aモデルも、2ポートの同時充電が使えます。
最大合計出力は合計20Wで、仕様上は、USB-C2モデルより5W大きくなってます。
ですが、実際に同時充電してみると、USB-Cポートで7W程度でそれほど変わらなかった。

小型2ポート充電器「CIO-PD20W」のレビューまとめ
以上、CIOから登場した2ポート・20W出力の小型電源アダプタ(充電器)の2種類でした。
良い点はココ
- 小型で無駄のないデザイン
- USB-Cで30分・55%の高速性能
- 同時充電にも対応
注意点はココ
- 折り畳みできない固定プラグ
- 同時充電で出力が落ちる
USB-CポートとiPhone12・13を繋いで、30分で55%の高速充電が確認できました
2台まとめて高速充電は不可能ですが、出力を落としながらもデバイスを同時充電できるのが大きなメリットだと感じました。
また、2モデルで同時充電の合計出力に違いがあるが、USB-Cポートの性能はどちらも同じです。「USB-Cが2ポート必要か」「USB-Aが必要か」など手持ちのデバイスに合わせて選べば良いと思います。
▼USB-C2ポートモデル。
▼USB-C + USB-Aモデル。
