どうも、CHASUKEです。
高級イヤホンは要らないけど、5000円ほどで普段使いで満足できるワイヤレスイヤホンが欲しい。
そんな人にオススメなイヤホンが、今回レビューする「EarFun Air」です。価格以上の音質はもちろん、このモデルには多彩な機能が詰まっています。その特徴を挙げるとこんな感じ。
EarFun Air の特徴
- 軽い着け心地のカナル型イヤホン
- MCSyncによる左右同時伝送式
- 自動装着検知による再生/停止
- ワイヤレス/USB-C充電に対応
- 防水規格IPX7で風呂でも使える
- タッチ操作で音量操作まで可能
ということで本記事では、カナル型ワイヤレスイヤホン「EarFun Air」のレビューを書いていきます。
EarFunの評判は?

本記事は商品提供をいただき、レビュー記事を作成しております
EarFun Air の外観と付属品
こちらがEarFun Airのパッケージです。右上には2020年獲得の国際賞が載ってます。
▼マグネット式の箱でこだわりを感じます。
中身の梱包も丁寧で好印象でした。
外観・サイズ感
EarFun Airのケースとイヤホンがこちら。
イヤホンケースはマットに表面加工され、サラサラとした手触りです。
ケースサイズは53.3×52×34 mmで、重さはイヤホン込で約51gとなってます。小ぶりなケースでポケットにもつるっと収まる。
▼正面に充電ランプがあり、色で残量がわかります。
充電ケースが縦置きできるのが気に入ってます。
▼斜めから見るとこんな感じ。
天辺にメーカーロゴはありますが、真っ黒で統一されたカッコいいデザインです。
▼蓋を開けると、中身も真っ黒。
マグネットでイヤホンがかっちり収納されてます。イヤホン本体もサラサラ仕上げで高級感はあるが、滑って取り出し辛いのが難点です。
▼遮音性に優れたカナル型です。
いわゆるうどん部分もあって、どことなく黒塗りしたAirPods Proに似ています。
▼並べてみるとこんな感じ。

AirPods Pro | EarFun Air | AirPods
EarFun Airは、スピーカー部分をタップ操作するため、やや膨らみが大きい。また、目立ちにくいですが、うどん部分にメーカーロゴがあります。
付属品・バッテリー容量
▼パッケージ内容はこちら。
付属品
- EarFun Airイヤホン本体
- 充電ケース
- イヤーピース(XS/S/M/L)
- USB-C to USB-Aケーブル
- 取扱説明書
取説はイラスト付きで詳しくわかりやすい記載。イヤーピースは4サイズが同封され、自分の耳穴にぴったりなものが選べます。
また、EarFun Airの底部分にUSB-C端子があり、付属のケーブルで充電ができます。
イヤホン単体で7時間、充電ケースを使えば最大35時間の連続利用ができます。
さらに、EarFun Airはワイヤレス充電にも対応しているので、充電切れの心配はなさそうだ。
EarFun Air の設定・使い方
EarFun Airは、蓋を開けると自動的に電源オン、閉めると電源オフとなります。
初めて使う場合、ケースの蓋を開けると自動的にペアリングモードになります。あとは、スマホやPCでEarFun Airと接続すればOKです。1度ペアリングしたデバイスとは次回から自動接続されます。
別デバイスと接続時は、イヤホン収納状態で、蓋内の設定ボタンを2秒押すとペアリングモードになる。
多彩なタップ操作
続いて、タップ操作について。イヤホンをトントンとタップして操作ができます。反応も良好。
2回タップ(左右とも) | 再生/停止 通話応答/切断 |
3回タップ(左のみ) | 曲送り |
3回タップ(右のみ) | 音声アシスト起動/解除 |
長押し(左のみ) | 音量を下げる |
長押し(右のみ) | 音量を上げる |

EarFun Air の装着感と音質
しばらく使ってみての感想を書いていきます。
うどん部分で固定されライトな着け心地
僕にはイヤーピースMサイズが丁度良かった。
うどん部分の先端を持ってキュッとひねれば、耳穴への密着度が増し、遮音性がグッと上がった。
イヤホンの位置をしっかり調整すれば、口を大きく開けたり、首を振ってもズレることはありません。また、AirPods Proと同様に、うどん部分が支えとなるので、耳に押し込む必要がなく、ライトな着け心地が味わえます。

また、イヤホンを耳につけると自動再生、外すと自動停止される機能が搭載。さすがに外音を取り込む機能はないが、この自動装着検出機能
のおかげで外して着ける動作もスムーズです。
さらに、風呂の中でも使える防水性能IPX7なので、ランニングやトレーニングジムにも使えるイヤホンです。遮音性が高いので集中力が増します。

低音寄りでバランスの取れた音質
「これ本当に5,000円なの?」ってくらいに高音質です。やや低音寄りですが、中音・高音もノイズが少なくクリアに聞こえます。バランスの取れたチューニングで個人的にはとても好みの音質でした。どんなジャンルの音楽でも楽しめると思います。
ちなみに、通話品質も良好。ノイキャン機能付マイクのおかげで、クリアな音で通話ができた。
iPhoneで使える高音質・低遅延コーデック「AAC」にも対応しています。
MCSync技術が採用されてるのもポイント。
従来型イヤホンとは違い、左右それぞれのイヤホンが直接信号を受けます。これにより、データ伝送の安定性が向上し、音の高解像度化というメリットもあります。実際に使ってて、接続が不安定になったり、音飛びするような事は1度もなかった。
MCSync技術により、左右イヤホンを単独利用も可能。
EarFun Air まとめ
以上、ワイヤレスイヤホン「EarFun Air」のレビューでした。CESイノベーションアワードとIFデザインアワードのダブル受賞もうなづける高い完成度のイヤホンでした。
▼冒頭にも書いた特徴をおさらいします。
EarFun Air の特徴
- 軽い着け心地のカナル型イヤホン
- MCSyncによる左右同時伝送式
- 自動装着検知による再生/停止
- ワイヤレス/USB-C充電に対応
- 防水規格IPX7で風呂でも使える
- タッチ操作で音量操作まで可能
唯一の弱点は、ケースからイヤホンが取り出しづらい点くらいでした。
ノイズキャンセルや外音取込機能まではないものの、これだけの機能・性能で5000円ちょっと。コスパ最強と言っても過言ではないでしょう。
5000円程度で普段使いできるカナル型イヤホンをお探しの人におすすめです。