我が家のスマートディスプレイが5台になりました。どうも、CHASUKEです。
Amazonの5.5インチのスクリーン付きスマートスピーカー「Echo Show 5(エコーショー5)」を購入しました。
価格は税込9,980円。10インチEcho Show(27,980円)の約1/3となる。
Echo Show 5を導入した事で、Amazonの3兄弟がお揃いになった▼

左から Echo Show | Echo Show 5 | Echo Spot
「Echo Showじゃ大きすぎる」「Echo Spotじゃ小さすぎる」など、好みのサイズは人それぞれ。
今回は、10.1インチ「Echo Show」や7インチ「Google Nest Hub」と比較しつつ、Echo Show 5で出来ることをレビューします。どれが自分に合うのか迷える人に役立てば幸いです。
▼Google Nest Hubも後ほど参考に。
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【レビュー】スマートディスプレイ「Google Nest Hub」で出来る事・おすすめ機能
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▼10インチEcho Showも後ほど参考に。
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【レビュー】Amazon Echo Showを購入して6ヶ月。僕の使い方と感想。
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Clova Deskはまた次回
LINE Clova Deskも所持してますが、少々ジャンルが異なるので今回は登場しません(要望があれば比較します!)
Echo Show 5 の外観と付属品
発売当日、予約してた「Echo Show 5」が届きました。
予想通りコンパクトで小さめ。そして、おなじみの真っ青パッケージです!
さて、中身チェックにいきましょう。
Echo Show 5 パッケージ内容
箱からの中身は必要最小限でシンプル。
- Echo Show 5 本体
- 15W電源アダプタ(1.8m)
- スタートガイド
本体は小さいですが充電式で使えない。常時に電源接続が必要です。
非常にコンパクトなEcho Show 5

リーズナブルな価格ながらカメラが搭載されているため、ビデオ通話、呼び出しが使えます。また、カメラには物理カバーがあり、セキュリティ的に抵抗のある人にも嬉しい。これまでのEcho ShowやEcho Spotにはなかった。
▼手に乗せたり、握った画像でサイズをイメージしやすいかと思います。
スピーカー部分に重厚感があるものの、全体的にコンパクト。
- サイズ:14.8 x 8.6 x 7.3 (cm)
- 重量 :約410g
液晶サイズは5.5インチです。iPhone XSが5.8インチなのでほぼ同じ。
Echo Spot(約418g)よりも軽いのには驚きだった。なお、Echo Showは1.7kgなので激重です。

▼Echo Spotは丸型で見た目重視の可愛さがあるが、Echo Show 5は横長でバランスの良い形状。枕元にあっても違和感はない。

左からEcho Spot | Echo Show 5
お目覚めスクリーンやスリープモードと機能があるので、スマート目覚まし時計として最適かもしれない。
「知らない間にカメラが起動してた」なんてホラーですが、物理カバーがあるので心配不要です。
スイッチをスライドさせると「カメラ オン」と画面に表示されましたー。
▼背面は「1.65インチフルレンジスピーカー」内蔵で音にボリューム感があります。
▼背面ポートは左から以下の通り
- 電源ポート
- microUSBポート
- 3.5 mmステレオジャック
micro-USBポートは電源供給用ではなく、有線LAN接続のために使うようだ。
カバー付きカメラ、スピーカー、接続ポートと単純に比較して本体スペックは「Google Nest Hub」を上回っている。
デバイスからサクッと直接設定
電源コードを入れると、初期設定が始まった。
Google Nest Hubはアプリから設定したが、Echo Show 5ではデバイスから直接設定します。必要なものは「Amazonアカウント」のみ。ログインやネットワーク設定など、5分もあれば設定できます。
▼ネット設定やAmazonアカウントのログインの入力は「キーボード」を使います。
「5.5インチのキーボードなんて..」と思ったが、これが意外と使いやすい。ブラウザやYouTube検索でもキーボード入力しますが、フリックや音声入力可能で工夫されてます。

Google Nest Hubと比較
ベゼルサイズは同じくらい。ディスプレイを並べるとこれだけの違いがあった。
スピーカー性能は分厚いだけあって、音質はEcho Show 5のが断然良い。
音質はNest Hubは薄っぺらい感があるのに対し、Echo Show 5はしっかり太く良い感じ。音量設定では、最小音量でも大きめのNest Hubに対し、Echo Show 5は夜間でも音楽を十分に楽しめるほど音量を落とせます。

Echo Show 5で出来ること
こちらはEcho Showの紹介動画ですが、基本的に出来ることは同じなので参考になります。
▼Echo Show 5の代表機能はこんな感じですね
- 家電操作(スマートホーム化)
- Amazon Photosによるデジタルフォトフレーム
- ブラウザ検索・YouTube再生
- 高音質な音楽再生
- プライムビデオ再生
- ビデオ通話・呼びかけ機能
- 料理レシピ検索・タイマー機能
前回Google Nest Hubをレビューしましたが、Amazon Echo Show 5では中身は若干異なる。
無料のGoogleサービスがシームレスに使えるNest Hubに対し、Echo Show 5ではAmazonの有料の会員サービスで対抗します。音声での検索機能が弱いがブラウザをそのまま利用可能。また、デバイス同士やデバイス・スマホ間でビデオ通話が使えるのはカメラ搭載のEcho Showだけです。
次では具体的な機能について、違いを比較していきます。
Echo Show 5を実際に使ってみた(レビュー)
▲画面を右から左にスライドすると「機能ランチャー(ショートカット)」が現れタッチ操作が可能に。
Echo Show 5のファームウェアからタッチで操作できることが増えてます。具体的にはプライムビデオやミュージック、アラームがタッチ操作で呼び出せます。手の届く範囲の設置するEcho Show 5には良いですね。
また、AmazonとGoogleデバイスでアシスタントの反応も異なる。声をかけると青く光るEcho Showに対し、Nest Hubは話した言葉が文字になって表示されます。
好みは分かれますが、僕的には聞き間違いが確認できるので文字表示された方が好き。よく噛むので..
さて、いくつか代表機能を触ってみたので、比較レビューしていきます。
家電操作(スマートホーム化)
スマートスピーカーと言えば、ホームアシスタント機能です。僕も最初はコレをするために導入しました。
これまでのEchoデバイスと同様に、家電の音声操作が使えます。それに加えて、スマートディスプレイで画面タッチによる家電操作も可能になっています。音声操作に比べると出番は少ないと思いますが、リモコン代わりになるのであると便利です。
また、Echo Show 5のファームウェアから、操作パネルの表示が若干カスタマイズされてました。アレクサ対応の照明ON/OFFだけでなく様々な家電が操作できます。
▼Google Nest Hubでも同じように操作パネルがある。アシスタントが違うため出来ることが若干異なる。
製品によって対応状況が異なるので、利用するスマート家電がAlexaまたはGoogleアシスタントのどちらに対応しているのか調べてから購入するのがおすすめ。
照明やスマートプラグ以外にも、セキュリティカメラと連携すればディスプレイにライブ映像を表示できます。ArloやTP-Link Kasaのカメラが対応しておりベビーモニタやペット監視に使えます。
▼今買うなら低価格の割に機能充実な「TP-Link Kasa」がおすすめ。僕も狙ってます。
Amazon Photosでフォトフレーム
クラウドフォトストレージである「Amazon Photos」の写真をフォトフレーム化できます。
設定手順:[設定]-[ホーム・時計]-[時計]-[パーソナルフォト]-[背景]から指定
僕自身、写真を多く取る人なので、この機能はお気に入りの1つ。クラウドに放り込んだ何気ない写真が表示されて見てて面白い。
Amazon Photosで指定したアルバムのみを表示する事もでき、写真の衣替えがアプリから簡単に出来る。さらに、クラウドで蓄積された画像を自動で学習するため、「人物」や「場所」など指定で画像の音声検索できるのも未来を感じます。
肝心の画質ですが、Echo Show5とGoogle Nest Hubで同じ写真を並べると少し画面が暗く感じます。
見ての通り、Googleフォト連携のNest Hubの方が鮮やかではっきり綺麗に見えます。
雰囲気だけなら良いですが、せっかくの写真を綺麗に表示したいならGoogle Nest Hubのフォトフレームがおすすめです。
他にも、トップに貼ったようなシンプルな時計表示にも設定できるので、目覚まし時計のように使う事もできます。
ブラウザ検索・YouTube再生
検索エンジンを持つGoogleに検索機能では勝てない。
Nest Hubでは少々専門的な質問でもWebページを検索して答えを返してくれますが、Echo Showではそうはいかない。その対策なのかEcho ShowではWebブラウザがそのまま使えます。
「アレクサ、Googleを開いて」と言えば、Google検索ページを開けます。
PCやスマホが手元になくても、思いついた時にパッと検索できます。サイズ的にギリギリでなんとか使えるといった感じですが、便利です。ちなみにGoogle Nest Hubではブラウザをそのまま使うことはできない。
YouTubeについて。
Nest Hubと違い専用アプリでシームレスに再生する事はできないが、ブラウザ経由で使えます。
普通に検索や再生が行えるものの、画質や使い勝手は良くないのが本音です。YouTube再生したいなら、本家のNest Hubがおすすめします。
高音質な音楽再生
上のように音楽再生中は、歌詞をディスプレイに表示できるのが便利です。
音質について、先にも述べましたが10インチEcho Showには勝てないものの、Echo Spotより性能アップしてて悪くありません。ボリュームを下げてもちゃんと聞こえますね。
▼対応している6つの音楽サービスが利用こちら。
- Amazon Prime Music
- Spotify(無料・有料)
- Apple Music
- AWA
- dヒッツ
- うたパス
メモ
以前まで、Spotifyは有料版のみ使えていましたが、2020.7.6より無料版の再生も可能になりました。
もちろん、上記サービスを利用せずともスマホとBluetooth接続して音源を飛ばすこともできます。
ちなみに、プライム会員特典のPrime Musicが使えますが、200万曲と少なめです。僕は約65,000曲を聴けるAmazon Music Unlimitedに契約して使ってます。
一方、Google Nest Hubでは、Amazon Musicは使えないけど、YouTube MusicやSpotifyの無料プランが使えます。
プライムビデオ再生
続いて、Amazon会員が御用達のプライムビデオです。会員特典として、Amazonオリジナルコンテンツを含め、多くの映画やアニメが見えるのは素敵です。
Echo Show 5でも十分綺麗な画質で楽しむ事ができます。普段からスマホで動画を見ている人なら同じ感覚で視聴できます。
見え方の違いはデバイスで各々あるものの、Echo Spotは音声操作による再生だけで使いづらい。プライムビデオを視聴するつもりなら、Echo Show 5以上を選ぶのがおすすめ。
メニュー表示からウォッチリストから再生リストから選べて使い勝手が良いです。
ビデオ通話・メッセージ・呼びかけ・アナウンス
Echo Show 5はカメラ搭載なので、端末間やAlexaアプリ間でメール・電話・ビデオ電話・呼び出しができます。例えば、会社帰りにAlexaアプリから自宅のEcho Showとテレビ電話できます。

1歳の娘とお話する時は「呼び出し機能」を使ってます。こっちだと応答操作が不要なので。
他にも、Echo Show 5とともに発表されたEchoデバイスの新機能「アナウンス」が便利。家中のEchoデバイスに音声やテキスト入力したメッセージを再生してくれます。館内放送のようなイメージですね。
我が家は、1部屋1台Echoを設置されているので、外出中であっても家のどこかにいる妻に急ぎの連絡を伝えることができる。他にも「ごはんだよー」の声を全員に一斉放送できたり面白い機能。
最後に
Echo Show 5について、他のスマートディスプレイと比較しつつレビューしてみました。
スピーカー性能や価格を重視するならデスク脇・目覚まし時計として最適なEcho Show 5がおすすめですね。しかしながら、無料のGoogleサービスに依存しているユーザならGoogle Nest Hubのが楽しく使えると思います。
▼税込9,980円のAmazon Echo Show 5
▼税込15,120円のGoogle Nest Hub
結局はどちらもおすすめ..それぞれ違う面での良さがあるので、決めきれない方は両方買うのもありなのでは!
それではまた。