どうも、CHASUKEです。
スマートプラグはスマホを使って、外出先から簡単にコンセントをオン/オフに切替できる便利なアイテムです。
前々から、スマートプラグをまとめた電源タップがあったら便利かもと思っていたのですが、ようやく見つけました。
それが今回購入した『Meross スマート電源タップ』です。4口コンセントと4つのUSBポートを合わせ持ち、1口ごとに細かくON/OFFの切替え操作ができます。
ちなみに、同じメーカーのMerossスマートプラグを使ってました。レビュー記事はこちら。
日本仕様のスマートコンセントで扇風機を音声操作してみた!!
続きを見る
スマートプラグは1個のサイズがデカい。
今まで3台のスマートプラグを使ってRaspberryPi(ラズパイ)を管理してましたが、今回まとめてこれに取り替えました。
ということで本記事では、スマホでコンセントを遠隔操作できる「Meross スマート電源タップ」のレビューを書きます。
Merossスマート電源タップは、スマホ操作の他にもスマートスピーカー(AlexaやGoogleアシスタント)による音声操作、IFTTTによる自動化に対応します。手軽にスマートホームを実現でき、待機電力の節約にも使えるアイテムです。
コンセント周りの省スペース化が捗るので、複数のスマートプラグが使いたい人におすすめなアイテムです。
【マルチタップ】4コンセント+4USBポート
こちらがパッケージ。
正式な製品名は「Smart Wi-Fi Surge Protector」です。イラストにあるように、コンセント4口とUSB4ポートを持つ電源タップになります。
パッケージ内容
- 本体(コード長:約1.8m)
- 取扱説明書(日本語)
電源タップのサイズは「28 × 4.5 × 3.0cm」です。白で統一されたカラーで、どこでも違和感なく使えるデザインです。
また、本体プラグ部分はフレキシブルに折れ曲がるタイプで使いやすいです。
▼よくある電源タップと比較すると少し大きい。
スマートプラグの機能上しかたありませんが、気にするほどのサイズではない。
▼コンセント内部をよく見ると、ホコリが入らないようシャッター構造になってた。
一括でON/OFF操作ができる物理スイッチが1つ付いてます。
差込口ごとに個別スイッチは付きませんが、スマホやスマートスピーカーからON/OFFを使うので問題ありません。
スペック
細かいスペックは以下の通り。
製品名 | Smart Wi-Fi Surge Protector (MSS425F) |
---|---|
サイズ | 28 × 4.5 × 3.0 (cm) |
INPUT | 90-120V 15.0A |
OUTPUT | コンセント1口で最大10A出力 コンセント4口合計で最大15A出力 USB1ポートで最大2.4A USB4ポート合計で最大3A |
Wi-Fi | IEEE 802.11 b/g/n 2.4GHz |
▼裏側には技適マークも確認できました。
スマホから遠隔操作してみた
電源タップのプラグをつなぐと、ボタンが緑色に点滅します。
初期設定でスマート電源タップをWi-Fiアクセスポイント(2.4GHz)に接続します。操作は専用アプリを使って簡単にできました。
以前も利用したアプリなので、スマート電源タップを登録するところから。(※初めての人はアカウントの作成が必要)
Meross製品は他にも多くのスマート機器を取り扱っているようです。
CHASUKE
今回追加するのは「Smart Surge Protector」ですね
続きは、アプリに従ってWiFiに設定するだけです。(※2.4GHzに接続可能)
WiFi接続が終わると、電源タップに名前をつけられます。スマートスピーカーで使う機器名になります。ここは後で変更できますので、適当に。
自分で撮影した写真をアイコンにできるのが地味に嬉しい。機器が多くなってくると訳わかんなくなるので。
特に詰まることなく、設定完了です♪
さぁ、実際に使っていきます。
スマート電源タップを使ってみる
コンセント1口ごとに個別操作ができる
スマホアプリのボタンから電源ON/OFFを操作します。
アプリ画面は視覚的でとってもわかりやすい。
電源ON/OFFしたい箇所のボタンを押すだけ。見ての通り、USBは4ポートはまとめてですが、コンセント部分はそれぞれで電源ON/OFFを操作できます。
電源マークを押すとプラグのリレーが「カチッ」と操作され、LEDが点灯します。アプリ側では「ブルッ」とした感覚で操作されたことを知らせてくれる。
CHASUKE
反応速度も申し分ないです!
上の状態で、スマート電源タップはこんな感じになります。
コンセント同士の間隔は、割と広めに作られている。使い易いですね。
コンセント1口ごとに名前を決めれる
このスマート電源タップを使って、RaspberryPi(ラズパイ)の電源操作を遠隔でできるようにしました。いつの間にか、電源落ちてることがあるので。
CHASUKE
普段見えない場所に隠してるので、再起動が手軽にできますな
最初は各差込口に「Swich1〜4」という名前が振られてます。けれど、複数の家電を操作する場合は、Switch1やらSwitch2だとわかりづらい..
▼コンセント1口ごとに名前を設定できました。
CHASUKE
こりゃ思ってた以上に使えそうだ!
「キーン」という音が少し気になる
こんな感じで便利に使えるんだけど、電源を入れると「キーン」とか「キリキリ」というノイズが出てることに気づいた。
寝室など静かな場所で使うと気になる程度のノイズです。普段の生活では気にならないので、距離をおいて設置すれば問題ありません。
ノイズ音について
初期不良ではと問い合わせてみたが、結果は仕様通りとのこと。人体や製品に影響を及ぼすことはないとのこと。
「スケジュール」や「シーン」機能も搭載
スケジュール機能
スマート製品によくある時間指定で自動操作できる「スケジュール」が利用できます。スケジュールは以下の2パターン。
- 曜日、時刻、日の出、日の入りなど条件指定してタップ操作
- 指定の時間後に自動オフ
時間指定で電源操作したい場面ってありますよね。
僕の知り合いの家では、子供の教育のために時間指定でテレビの電源を物理的に抜いちゃうんだとか。こういうシーンでもスマートプラグならタイマーで同じ事が簡単にできますね。
シーン機能
複数の操作を一括で操作できる「シーン」機能が利用できます。
例えば、「1個目→入と2個目→切、3個目→入」という設定にパッと切り替える事ができます。
スマートスピーカーから音声操作!
主要なAIアシスタントからタップの操作もできちゃいます。
- Amazon Alexa
- Google Assistant
- LINE Clova
LINE Clovaは使ってないのでわかりませんが、AlexaやGoogleアシスタントではスマートホームスキルから音声操作が使えます。
AlexaもGoogleアシスタントも使い方は同じなので、Alexaで試してみます。どちらも利用するには、Merossスキルの追加が必要です。
追加時の注意ポイント
パスワード入力後、キーボードの「return」を押さないと「Authorize」が押せるようにならなかった。
少しハマったので、お困りの方はお試しください。
▼さて、デバイス検索するとがっつり出てきました。
各タップだけでなく、USBやタップ本体、シーンまでデバイスとして追加できるのはポイント高いですね。
今回の名前だとカッコ付きで音声操作では読みにくい名前になってます。音声操作をメインに利用するなら単純な電源タップ名にしましょう。
- アレクサ、(電源タップ名)をオン/オフにして
- アレクサ、(シーン名)をオン/オフにして
待機電力が気になる人などは、寝る前やお出かけ前に、スマートスピーカー経由でサクッと操作できますね。
▼Echo SpotやEcho Showなら画面からサクッと操作することも可能。
機能を拡張できるIFTTTに対応!
IFTTT対応は嬉しいですな。アイデア次第で可能性は無限大に広がります。
▼アクション側に電源操作を設定できます。
CHASUKE
IFTTTでシーン操作が使えます♪
最後に(まとめ)
複数の家電管理用にスマート電源タップを導入してみました。ノイズの問題があったものの、多機能でアプリも使い易くとても満足できる製品でした。
▼まとめるとこんな感じですね。
- 日本のコンセント仕様で安心
- 外出先から遠隔操作
- 全体、各タップ、USB単位で操作
- スケジュールやシーン機能
- スマートスピーカー連携
- IFTTTで拡張性が高い
▼Amazonで購入できます。
上記モデルの他にコンセント3個+USB2ポートなどのバリエーションも用意されています。
それではまた。