どうも、CHASUKEです。
最近、暑くなってきたので、スマートコンセント(スマートプラグ)を使って、寝室に置いた扇風機をベッドの中からの音声操作に対応しました。
スマートコンセントとは、ネットワークに接続できるコンセントのこと。アプリから手軽に通電・遮断を遠隔操作できます。さらに、GoogleアシスタントやAmazonアレクサなどスマートスピーカー対応モデルなら音声操作も可能です。
この度、Amazonにて様々なガジェットを扱うMPOW(エムポー)よりスマートコンセントを提供頂きましたので、さっそく試してみました。
こちらの製品の特徴は、何と言っても日本仕様(100V)のスリムなコンセントであること。これまでスマートコンセントは海外製が主流で日本のコンセントに差すために変換アダプタが必要でした。また、GoogleアシスタントやAmazonアレクサ、LINE Clova、IFTTTと幅広く対応している素晴らしい製品です。
ということで本記事では、日本仕様のスマートプラグ「Meross MSS110」を寝室の扇風機で試してみたので紹介させていただきます。
▼新型Apple HomeKit対応モデルのレビューはこちら。
Apple HomeKit対応のMerossスマートプラグをレビュー!
日本仕様でスリムなスマートコンセント
2個入りですが、コンパクトなパッケージです。
注目は「JP」にチェックがある点。日本仕様のコンセント(100V)に対応したスマートプラグが入ってます。
▼コンセント2つがぎっしり詰まっています。
パッケージ内容をチェック
- スマートプラグ × 2個
コンセントの形状はばっちり。
このまま差し込めば、すぐに使えるのが嬉しい。技適マーク付きで日本でも安心して使えます。
▼サイドには、LEDインジケータと電源ボタン
スマートコンセントは、アプリや音声で電源ON/OFFを操作できるのが最大の特徴ですが、物理ボタンも備わってるので、こちらからも電源操作ができます。
▼通常の2口コンセントが両方とも使えるスリムさです。
コンセント位置が上寄りのため、本体向きを入れ子にする必要はあるが、2口両方とも使えて非常に良い。
▼取扱説明書は日本語対応です。
取扱説明書には、専用アプリのダウンロード先が載ってます。裏面にはLEDランプの表示説明/初期化方法など記載あり。
▼こちらのベッド横のサイドテーブルに設置してある平凡な卓上扇風機をスマート化していきますよー。
専用アプリから簡単設定
専用アプリ「Meross」は、iOS/Andoroidに対応。
ネットワーク経由で操作するため、無線Wi-Fiを設置している必要があります
僕はiPhoneなので、iOSアプリを使って設定しましたが、アプリ内の指示に従って設定するだけで簡単です。3分かからないほど。
▼ログインする。初めての方は会員登録が必要です。
余談ですが、スマートホーム化のための製品を色々試していると、アカウントの数が半端ない。
僕はスマホ、PCで使えるパスワード管理アプリ「1Password」でアカウント管理してます。有料ですが、信頼性や他アプリとの相性が非常に良く、450ものアカウントを保管してます。これを開かない日はないくらい頼ってる。
▼位置情報は「オン」にして、タイムゾーンを認識させましょう。
「今すぐインストール」を選ぶと、今回のスマートコンセントの設定できます♪
▼Smart Plug Mini(スマートプラグミニ)を選択して、本体をソケットに差し込みます。
説明文に「もしLEDが点灯していないなら。」とあり、「なんやねん!!」とツッコミたくなるところですが、問題なくLEDが点灯しました。
▼差し込んで、本体横のボタンを押す。
緑とオレンジ色で交互にゆっくり点滅します。これが設定モードです。
▼続いて、iPhoneでスマートコンセントが発するWiFiに接続します。
▼デバイス名やアイコンを設定
デバイス名は、後で音声操作するときの名前になるため、呼びやすいシンプルな命名がおすすめ。
スマートスピーカー側で名前変更できますが、同じ機器名があると上手く動作しないのでご注意を。
▼続いて、自宅のWiFi環境に接続します。
2.4GHzネットワークを選択して、パスワードを入力。
Merossスマートプラグは、2.4GHz帯域のみに対応です。
これで設定は完了です!!!!!
アプリに「扇風機」が追加されました。
▼こちらの扇風機をスマート化完了!
アイコンをタップすると電源ON/OFFを操作できます。
「カチッ」とリレースイッチが切り替わる音がしますが、ここは他のスマートコンセントと同様ですね。コンセントの通電・遮断(電源ON/OFF)をコントロールしているだけですが、スマートホームを実感できます。
アプリを使ってできること
アプリで使ってできることは、タップして電源ON/OFFを切り替えるだけではありません。
シーン設定、スケジュール設定、タイマー電源Offを設定可能です。さらに、設定がわかりやすのもポイントです。
シーン設定
シーン機能を利用すると、登録しているスマートコンセントを一括操作できます。複数このスマートコンセントを登録している場合に、便利です。
スケジュール設定
こちらの機能を利用することで、平凡な扇風機のスマート化が一気に加速。好きな時間に電源オン/オフを予約できます。
自動電源オフ設定
自動電源オフしたい場面って、結構ありますので、これも良いですねー。
スマートプラグを使い倒す
基本的な機能は、アプリから遠隔操作やスケジュールによる電源オン/オフですが、さらに一歩進んだスマートホームを体験したいなら音声操作は欠かせません。
寝る前にベッドの中から「電気を消して」や「扇風機をつけて」と声で操作できるのは、めっちゃ楽。
これをAmazon EchoやGoogle Homeを使って実現していきます。ちなみ我が家の寝室には、Echo Dotを完備してます。
Amazon Echo Dot用の壁掛けホルダーで省スペース化に成功!!
Amazonアレクサから音声操作
音声操作するためのスキル「Meross」はスマートホームスキルに対応しています。
Alexaアプリからスキルにアプリ会員登録してアカウントをリンク付けします。ちなみに、話しかけ方には「アレクサ、メロスをオンにして」とありますが、メロスを実際のデバイス名に置き換えて使います。
ここに罠が1つだけ。パスワードを入力しても「Authorize」ボタンが押せない。これは、パスワード編集状態で、キーボードの「return」を押すことで押せるようになりました。
これで音声操作に対応です。
僕 「アレクサ、扇風機をつけて」
プラグ「カチッ」
Alexa 「はいっ」
扇風機「ブイーン」
Googleアシスタントから音声操作
こちらもAmazon Echoと同様にGoogle Homeでも利用できます。
Google Homeアプリからスマートホームにデバイスを追加します。
▼Merossを選択して、アプリで会員登録したアカウントのリンク付けを行います。
僕 「OK Google、扇風機をつけて」
プラグ「カチッ」
IFTTTという選択肢
IFTTTにも対応してて、至れり尽くせりです。
Merossチャンネルをアクション側に設定できます。
ここで注目は「Activate a scene(シーンを有効にする)」
電源オン/オフだけでなく、シーンの有効化が可能です。ということは、例えば、トリガー側に「Googleアシスタント」をセットすることで、登録したシーンを使って複数あるスマートプラグの一括操作を音声操作できちゃいます。
例えば、寝室にセットしたNetatmoなどスマートセンサーを使うことで、部屋の温度が30度を超えたら、扇風機をオンにする。下回ったら切るといった自動制御が可能になります。
▼HomeKitにも対応した、Netatmoは環境センサーにおすすめ。
【活用方法】Netatmo ウェザーステーションを使い倒す!!
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▼IFTTT初心者向けに細かい使い方を紹介してます。
https://chasuke.com/wp/smarthome-ifttt/
最後に
日本仕様のコンセントにばっちり対応したスマートプラグを使って、平凡な扇風機が遠隔操作できるようになりました。
やはり、日本対応だけあって今まで使ったスマートコンセントの中でも抜群の使いやすさ。アプリも直感的で操作しやすい印象です。
スマートスピーカーを流行りに乗って導入したものの、いまいちスマートに活用できてない人におすすめです。価格も安く、設定が簡単なので、スマートホームの第1歩として試しやすいアイテムです。
▼新型のHomeKit対応版はこちら
それでは良いスマートライフを。