どうも、CHASUKEです。
Ankerのスマートホームブランド「Eufy」から登場したネットワークカメラが凄い。っという噂を聞いたので購入してみました。
Anker Eufyカメラは、今のところ2種類ありますが、僕が買ったのは首振り機能なしモデルです。
この2モデルともApple HomeKitに正式対応してます。Apple信者ならそれだけでも買いです。
それ以外にも、シンプルな見た目ながら、機能の豊富さや細やかな設定に驚かされます。肝心の映像画質も2K(2560×1440)と申し分のないカメラです。
ということで本記事では、HomeKit対応ネットワークカメラ「Anker Eufy IndoorCam 2K」について書きます。噂通りに凄いです。
どんな機能があるのか、何ができるのか、購入を検討してる人は是非チェックしてみてください。
Anker Eufy IndoorCam 2Kの特徴・出来ること
はじめに「Anker Eufy IndoorCam 2K」で使える機能をまとめます。
Anker Eufy IndoorCam 2K 出来ること
- スマホからすぐ閲覧可能
- 最高画質2K(2304×1296)
- ナイトモード(白黒)対応
- AIが人間やペット、赤ちゃんの泣き声を認識して通知
- ペットへ呼びかけボイス機能搭載
- 外出先から音声会話が可能
- 防犯用の警報装置を搭載
- Apple HomeKit対応製品
- アレクサ・Googleアシスタント対応
- NASやSDカードに録画保存
- プライバシー保護を考慮
- 低価格3000円台
今後のアップデートで機能拡張もありえますが、今の段階でもこんな感じに盛り盛りです。
Anker Eufy IndoorCam 2Kの外観と付属品
Anker Eufy IndoorCam 2Kは、スマホアプリ対応のネットワークカメラです。
場所を取らないコンパクトさで、一人暮らしやシンプルな間取りのお部屋におすすめなモデルです。
▼サイドにはSDカードスロット、背面にはスピーカーとmicroUSBポートがあります。
台座を含む全体サイズは「縦105×横57×奥57mm」で、重さは99gの軽量ボディです。
▼カメラの向きは、360度グリグリと角度調節ができる構造です。
傾けすぎると、バランスを崩して倒れます。
カメラ背面は滑り止め加工がありますが、際どい角度で使う場合は、別途プレートに釘打ちするのがベストです。
ネジやマウントプレートは同梱されてました。
▼パッケージ内容は下記の通り。
- Eufy IndoorCam 2K
- USB充電器
- MicroUSBケーブル(2m)
- 取り付けプレート
- 取り付けネジパック
- 位置決めカード
- 保証書(最大24ヶ月)
- クイックスタートガイド
SDカードは付属していません。録画データを保存予定なら合わせ買いしましょう。無くても使えます。
▼充電ケーブルとUSB充電器(5V1A)が同封されているので、すぐに使い始められます。
充電式ではないので、こちらのUSB充電器で常時給電が必要となります。
▼こんな感じ。
ケーブル長は2mと十分にあります。
▼初期設定は、こちらのアプリで簡単にできます。
▼アプリを起動し、画面に従って操作するだけ。
初期設定や機能の使い方はこちらのマニュアルが参考になります。
Anker Eufy IndoorCam 2Kを実際に試してみた
Anker Eufy IndoorCam 2Kは、スマホアプリ対応のネットワークカメラ。外出先からすぐに部屋の中を周囲の音とともに確認できます。
▼こちらがライブ映像の画面。
この手のカメラはフルHD画質のものが多いですが、最高2K(2304×1296)までの画質で閲覧可能。上の画像はサイズを落としてるため、劣化してますが、実際はもっと鮮明ではっきり見えています。
アプリを起動してカメラを選ぶと、約2〜3秒ほどでライブ映像がうつります。通信環境にも寄るが、外出先からだともう少しかかります。また、映像や音声の遅延も同じく2,3秒ほどあります。
操作性しやすい画面構成で、映像下のパネルから、手動録画や警報作動、映像のスクリーンショットなどを簡単に操作できます。
昼も夜もスマホから高画質ですぐ見える
周囲が暗くなれば、自動でナイトモードに切り替わります。真っ暗な時間帯でも白黒ながら十分に使えます。
▼電気を全て消した状態でも、何が起きたか十分チェックできます。
カメラ名は「リビングルーム」となってますが、寝室です。この部屋は8畳ほどあります。視野角は125度あるので、全体を見渡すことができます。
AI認識で無駄な通知や録画を減らせる
動作検知や音声検知を設定して、反応があった時のみ、自動録画したり、スマホ通知を飛ばしたりができます。
この辺りは他のカメラでもよくありますが、Eufyカメラが優れているのは、AI識別です。
▼設定にもある通り、人物やペット、赤ちゃんの泣き声を識別できます。
このAI機能のおかげで、風や光などで誤検知して、何でもない無駄な通知や録画データが残るのを防ぐことができます。
また、動作検知ゾーンを指定して、特定エリアのみを定義できます。
エリア指定を6つの頂点で指定できるので、際どい指定も可能。地味ですが良い点です。
▼通知設定も細かい指定が可能です。
テキスト+サムネイルにしておくと、小さい画像付きで通知がきます。すぐに誰が映ったかを確認できます。Apple Watch側の通知にも画像が添付されます。
▼こんな感じで、通知や録画(イベント)を確認できます。
ペットへ呼びかけボイス機能が面白い
ライブ映像を確認しながら、カメラ越しに話しかけることができます。ただし、話すボタンでプッシュトークとなるため、双方向で同時会話はできません。
声掛けできるカメラは多くありますが、Eufyカメラで面白いと思ったのが「呼びかけボイス」です。
この機能はペット限定のようですが、動作検知エリアに入ったら、録音済みの音声を自動再生する機能です。
例えば、ワンちゃんがベッドに上がったら、飼い主さんの声で叱ることができます。
位置情報を使ったセキュリティモードの切替
Eufyカメラには、動作検知した際に行う、録画・通知・警報といったアクションを下記モードごとに設定して切替することができます。
- 在宅
- 外出
- 警戒解除(全て無効化)
- ジオフェンス
- スケジュール
- カスタマイズ
例えば、在宅時は録画のみ、外出時は録画と通知などなど。
▼こんな画面でワンタップで切替ができます。
▼Beta機能ではありますが、スマホの位置情報を使ったジオフェンスモードも使えます。家から離れたら外出モード、近づいたら在宅モードを自動化してくれる機能です。
家にいるのに通知や警報がなってたらうるさいだけ。自動切替機能があるのは良いですね。
アレクサやGoogleアシスタントなどスマートディスプレイに対応
Google Nest HubやEcho Showといったスマートディスプレイに映すこともできます。
それぞれ、Eufy Securityスキルを追加し、アカウント連携するだけで使えます。
▼アレクサ、リビング(カメラ名)を見せて
Echo Showの場合、周囲の音声が聞こえて、画面タップでズーム操作なども可能でした。
▼OKグーグル、リビング(カメラ名)を見せて
小さいサイズのスマートスピーカーを書斎やキッチンに置けば、作業しながら子供の見守りという使い方もできます。
こちらは周囲の音声を聞くことはできたが、ズーム操作などは出来ないみたいです。
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Apple HomeKitに正式対応
3000円台の格安カメラですが、なんとApple HomeKitに正式対応しています。今までこんな低価格での対応品はなかったので驚きました。
これにより、いちいちEufyアプリを開くことなく、Appleデバイスのホームアプリ(純正アプリ)から素早く映像をみることができます。
▼ホームにアクセサリ追加するとこう見える。
ただし、ここには注意点があります。
HomeKitに有効にすると、AI識別機能が使えなくなったり、フルHD画質までといった制限がかかります。
全て機能が使えなくなるものの、iPhoneはもちろん、MacBookやiPadからでもホームアプリを起動して、シームレスに映像が見えるのは快適です。利用価値は十分にあると感じます。
便利なNAS連携
Anker Eufy IndoorCam 2Kカメラは、端末間通信(P2P⽅式)です。つまり、クラウドサーバー上に録画ファイルが保存されず、SDカードなどローカルストレージのみに保存されます。また、アプリに流れる映像データは暗号化処理されており、安全に通信されています。
さらに、個人的に良いと感じたのが、録画転送プロトコル(RTSP)に対応している点です。
僕が自宅でメディアサーバーとして使ってるSynology NAS(Surveillance Station)と連携して使うことができました。
連続録画データを溜め込むことも可能ですし、NASのスマホアプリやPCアプリからも映像が確認できたりと、活用の幅が広がります。
Anker Eufy IndoorCam 2K まとめ
以上、コスパ抜群のネットワークカメラ「Anker Eufy IndoorCam 2K」について、レビューを書きました。
機能を使った感想や、ちょっもした不満点も書いてみました。子供や高齢者の見守り用、防犯用、お遊び用など、理由は何であれ、このカメラは買いです。また。AppleのHomeKit対応カメラを試してみたいという人にもおすすめできます。
▼今回のカメラ。
▼今回紹介した機能に、首振り機能が使えるモデル。