空気が冷たくなり、手がカサカサしだすと活躍するのが加湿器。部屋の湿度を40〜60%に保つと身体に良いといわれてます。
今シーズンはどうしようか思っていたところ、タイミングよくSwitchBotのスマート加湿器をご提供いただけて、この記事を書いてます。
▼スマート加湿器といえばコレ。
と言うのも、前シーズンまで同じスマート加湿器を使ってました。新居へ引っ越しのタイミングで実家に置いてそのままに…。

ということで本記事は、SwitchBotスマート加湿器の使い方&レビューという内容。今の季節に必要な加湿器選びの参考になれば嬉しいです。
スマホや音声操作、オート操作も使えるスマート機能を備えた加湿器。さきに言っておくと、スマート製品ながら使い方は想像以上に簡単です。
デザインは好みは分かれそう。まぁ、SwitchBotユーザーなら選んで損はない加湿器です。
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SwitchBotスマート加湿器 の外観・サイズ感
SwitchBotスマート加湿器は、Wi-Fiでネットに繋がり、さまざまな操作ができます。単体利用ならハブ不要で使えます。
加湿器スペック
- サイズ:180 × 180 × 295mm
- タンクの容量:3.5L
- 最大加湿効率:220ml/h
- 対応面積:6〜15畳
▼蓋を外して、上から水を流し込めます。口が大きいので水がこぼれにくいのが良いですね。
水の入る透明タンクは3.5L容量なので、水を補充する頻度を減らす事ができるのが嬉しいですね。リビング、寝室にも最適なサイズ感です。
水の減り具合がパッと見でわかるのも使いやすいポイント。タンク部分のみを持ち運べるので、蛇口からそのまま水を入れる事もできます。
SwitchBot加湿器は「超音波式」です。タンクの下に超音波発生装置があります。
特徴は、ヒーターを使用せずにミスト(霧)を噴射するので安全な点。だが、手入れを怠ると雑菌が繁殖して空気中にばら撒かれるのでご注意を。
▼加湿器のタイプは4つあるようで、違いはPanasonicさんの記事がわかりやすかった。

▼スマート加湿器だけあって、物理ボタンは正面に1つだけ。電源オン→モード切替が可能です。
ボタンはLED付きで、モードが一目でわかります。ちゃんとアプリから点灯オフもできます。
▼同梱する付属品はこちらです。
AC電源、フィルター、説明書です。
説明書には、フィルターの装着方法、本体ボタンでの操作方法、お手入れ方法が載ってます。
使い始めには、必要十分な情報です。
▼ACアダプタは、背面ポートにつなぎます。
SwitchBotスマート加湿器は据え置き型。常に電源供給が必要で、持ち運びでは使えません。
電気代
電源アダプタから消費電力を計算すると、24V×0.6=0.0144kWhで、1kWhを27円とすると、1時間で約0.4円です。
タンクが大きいので頻繁な場所替えも結構辛い。

SwitchBotスマート加湿器 の使い方・操作方法
では、SwitchBotスマート加湿器の使い方を、3段階に分けて説明していきます。
- 準備編
- 本体操作編
- アプリ操作編
スマート加湿器と聞くと、設定が大変そうに感じますよね。たしかに、スマート製品が初めてだと何をすれば良いか迷ってしまうかもしれません。

準備編
まずは、本体側の準備から。
付属のフィルター内部に粒々が入ってるので、水で湿らせてからタンク底にセットします。
▼こんな感じですね。
▼これで完成です。
デザインの好みは人それぞれですが、丸っこいデザインが可愛いですね。
あとお好みで、アロマオイルを入れることもできます。これも超音波式の特徴の1つ。
今回は使ってませんが、部屋の匂いが気になり出したら、使おうと思ってます。
▼リビングの片隅に配置しました。
あとはコンセントに電源をさして、ボタンを押せば、加湿を開始します。
おっと。赤色LEDは水不足のとき。
入れるの忘れてました。
▼水タンクを外して、水道から直接注ぐ。もしくは、やかん等で水を持ってくるのでもOKです。
タンクを外すと少なからず水滴が落ちるので、どちらかと言えば、水を運ぶのがおすすめ。
本体操作編
電源ボタンを押すと、今度はLEDの色が変わっめ、天辺からミストが出てきました。
SwitchBotスマート加湿器は、このようにアプリで設定しなくても、本体操作のみでも使用することができます。
▼電源ボタンでモード変更も可能です。
「弱」→「中」→「強」→「オート(55%)」

アプリ操作編
ここからは、SwitchBotアプリにデバイス登録して、操作する方法を紹介します。
▼アプリはこちらです。

初回のみアカウント作成が必要になりますが、デバイス追加は驚くほど簡単です。
▼デバイス追加画面で「加湿器」を選んだ後、表示の通り、電源ボタンを長押しします。
▼続いて、自宅のWi-Fiを設定して追加完了。だいぶあっさりですね。
無事に、SwitchBotデバイス一覧に「加湿器」が追加されました。アイコンを押すと、操作画面が表示されます。
1枚目の画面で、電源とモード変更が操作できます。次の詳細画面では、オートモードの目標湿度、LEDや音量までの設定変更ができます。
▼タイマー操作は下記の2種類が使えます。

遅延実行

スケジュール
遅延実行は、指定時間後に操作をさせたいときに使います。一方、スケジュールは、時間になったら操作させたいときに使えます。
SwitchBotスマート加湿器 のレビュー
SwitchBotスマート加湿器を使って感じたことを書いていきます。僕の使い方も交えて紹介してますので、参考にしてみてください。
静音でオートモードが優秀
▼僕はこんな感じで設定してます。
- オートモード閾値60%
- 7:00に電源オン
- 20:00に電源オフ
朝7時になったら自動で電源が入り、日中は湿度60%目標で稼働します。リビングから人がいなくなる頃の20:00に電源OFFにする設定です。
オートモードは、常に目標値を目指して、フルパワー噴射するわけではなく、ちゃんと強弱をつけながら稼働します。(※詳しい動きはこちら)
閾値を超えても停止せずに、弱く稼働し続けます。勝手に切れるのは困るので、これは個人的には良い作りだと思ってます。
▼加湿器ありと加湿器なしの日で効果を比較してみました。同じ温湿度計で測定してます。
リビングスペック
- リビング + キッチン:18畳
- 温湿度計と加湿器の距離:4m

加湿器なし

加湿器あり
下が湿度グラフなのですが、全然違うのがわかります。加湿器なしだと40%を下回っているが、加湿器あり(オート60%)の日は平均で54.2%を保ってました。素晴らしい!

▼水の吹き出し口を回転して、噴射向きが変えれます。地味に嬉しいですよね。
近くの壁が湿らないか心配でしたが、この機能のおかげで問題なく使えています。
ちなみに、1日(12時間程度)使うと約2/3の水が減ります。毎朝1回の水補充が必要です。

肝心な動作音ですが、動画で撮ってみました。
動画だとはっきり音を拾うので、参考程度ですが、実際はもっと静かです。
朝の静かな部屋だと、「ジィィィ」とか「チャポッ」と聞こえますが、ほとんど気になりません。
温湿度計と連携した本格スマートホームが簡単に実現可能!
加湿器側でオートモードにすれば、強弱をつけた自動運転が可能。効果もばっちりで優秀なのですが、これをさらに拡張できます。
SwitchBot温湿度計と連携することで、電源オンオフも自動化できます。温湿度計の数値が上がれば→電源オン、下がれば→電源オフですね。
▼例えば、自動オンの設定がこちら。

これの注意点として、SwitchBot温湿度計と、SwitchBotハブ(ハブミニ)が追加で必要になる点です。少し費用がかさみますね。
▼温湿度計は、家の中でも外でも手軽に環境チェックできます。使いやすいです。
▼ハブミニはSwitchBot製品のハブとしてだけでなく、スマートリモコンとしても使えます。
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【レビュー】コスパ最強スマートリモコン「SwitchBot Hub Mini」のメリット・デメリット
っとここまで書いてアレですが、僕はシーン連携は使ってません。理由は、オートモードが優秀なのと、留守のときに停止させたいから。

アレクサ連携で音声操作も便利
最後に、アレクサによる操作が便利って話をしておきます。上の写真は、我が家の食卓で首を回し続けているEcho Showです。
さっきも少し述べたけど、部屋が留守のときは加湿器を止めてます。そんな時の操作は、ボタンやアプリよりも、音声操作が断然ラクです。
- 「アレクサ、加湿器を消して」
- 「アレクサ、加湿器をつけて」
ってな感じ。我が家では基本どこでもEchoが反応するので、操作できます。
音声操作をする場合もハブミニが必要です。音声操作の方法はこちら。
また我が家では、アレクサの定型アクションで「おやすみ」と言って、1Fの照明が漏れなく全消灯してます。これとの相性もいいです。

声以外だと、玄関に貼れるNFCタグも便利。ライフスタイルが一気に変わりますよ。
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SwitchBotタグの徹底レビュー|スマホをかざして操作できるNFCタグを試してみた
SwitchBotスマート加湿器 のレビューまとめ
SwitchBotスマート加湿器のレビューを書きました。下記にまとめます。
良い点はココ
- 動作音が静か
- オートモードが優秀
- 部屋の湿度を50%台に保てる
- 音声やNFCタグでの操作が便利
- デバイス連携で完全自動化が可能
注意点はココ
- 週に1回はお手入れが必要
- 電源の自動化には別デバイスが必要
アプリや声で操作できるスマートな加湿器が欲しい人にはぴったりです。効果は、数値でしっかりと確認することができました。
音声操作するにはハブが必須なので、既にハブミニをお持ちの人、今後SwitchBotでお家をスマート化する予定の人に特におすすめです。
僕はこの加湿器でカサカサ対策します。
▼音声操作ならハブミニも忘れずに。
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