どうも、おウチにたくさんのSwitchBot製品があるCHASUKEです。
SwitchBotといえば、物理スイッチを自動化する指ロボットをはじめ、数多くのスマートホーム製品が揃っています。
そんなSwitchBotから、今度は「SwitchBotタグ」と呼ばれるNFCタグが登場しました。
SwitchBotタグのポイント
- iOSでもAndroidでも使える
- 防水で金属面でもどこでも貼れる
- シーン実行やセンサー表示にも対応
- 容量の大きいNTAG216を採用
スマホをタグにかざして、家にある様々なSwitchBot製品を手軽に操作できます。また、プラスチック素材なので、防水・耐食性があり、金属面を含めてどこにでも使えます。

▼今回有難いことに、SwitchBotタグをお試しできる機会をもらいました。
本記事では、SwitchBotタグの使い方や使ってみた感想、個人的に疑問に思った点についても検証しています。
自宅や仕事場で使ってるSwitchBotデバイスをもっと手軽に操作したいと思っていた人は、必ずチェックしてみてください。
本記事の内容は、iPhoneにて試してます。Androidスマホと動きが異なる可能性があることをご了承ください。
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SwitchBotタグ の外観・サイズ
こちらがSwitchBotタグのパッケージ。
▼タグ×3枚、ステッカー×6枚のセットです。
ステッカーは設定した操作内容をメモしておくのに使います。
SwitchBotタグのサイズは直径3cmで厚み0.9cmとなってます。プラスチック素材で強度があり、裏面は両面テープになってます。
市販されているNFCタグシールは「NTAG213」が一般的だが、SwitchBotタグは容量が大きい「NTAS216」が採用されている。
▼メモ用のステッカーを貼るとロゴが隠れる…
あとは両面テープを貼るだけです。

SwitchBotタグ の使い方
SwitchBotタグは、事前にアプリでアクションを登録してから、スマホをかざして使います。
▼以下の2つの設定方法がありました。
- デバイス画面で設定
- シーン画面で設定

デバイス画面からの設定方法
各デバイスの設定にある「NFC」から登録できます。例えば、SwitchBot電球ならこんな感じ。
デバイスごとに設定できるアクションが異なります。動作を選択したら、スマホをSwitchBotタグにかざして、スキャンします。
iPhoneの上部をタグに近づけます。
これで設定完了。後ほど起動させてみます。
ちなみに、センサー系やHub Miniの赤外線リモコンを設定することも可能です。
センサー系デバイスの場合、デバイス画面を1発表示できます。例えば、開閉センサーならタグをかざして、すぐに開閉状態を確認できます。
シーン画面からの設定方法
SwitchBotタグはシーンの起動条件にすることもできます。
▼こちらも設定方法は簡単で、シーンの条件にNFCトリガーを選ぶだけ。
アクションは今まで通り設定すればOK。

スマホをかざしたときの動き(動画あり)
ここでは写真の通り、壁スイッチにつけた指ロボットをタグで動作させてみます。まずは、動画(15秒程度)をご覧ください。
ここで気になった点が2つ。
1つ目が、スマホをかざしてから画面タップする必要がある点。以下の通知が表示され、タップするとSwitchBotアプリが起動する仕組みです。
そのまま起動してくれればスマートなのに、ここはちょっと残念。まぁ、そういう仕様なので受け入れるしかありませんが…
Android 5.0以降のスマホであれば、プッシュ通知のタップは不要。
もう1つは「動くまでが遅くない?」という点。上の動画だとタグ読み込み+画面タップしてから約6秒かかって動いてます。
なのですが、デバイスを変えて、今度はSwitchBot電球でタグ操作を試してみると、、
反応が早いんですよね。
早いデバイスもあれば、遅いデバイスもあるようです。今後のアップデートに期待。
タグにかざしてから、ワンタップが必要なものの、手軽にSwitchBotを制御できました。アプリを開いてデバイスやシーンを探して…といった手間を考えるとかなり手軽です。
SwitchBotタグ でいろいろ検証してみた
ここからは僕がSwitchBotタグを使ってて気になったことを順番に検証していきます。

金属面でもちゃんと使えるか
薄いNFCタグシールは金属面に弱く反応しないのですが、SwitchBotタグはプラ素材で何処にでも貼れるのがメリット。
我が家のアイアンのテーブル脚にSwitchBotタグを貼ってみました。これでHub miniのテレビリモコンを設定して試してみます。
▼こちらも動画で。15秒ほど。
ちょっとだけタグ読み取りの反応が鈍い気もしますが、ちゃんと使えています。
▼金属製の玄関ドアにも貼れるのが嬉しい。
外出シーンや帰宅シーン用にタグを用意しておくと便利そうです。
iPhoneの画面オフ時でも使えるか
画面オフ時は反応しませんでした。
NFCタグを読み込むには、iPhoneの画面がついてる必要がありそうです。
ちなみに、ロック状態でタグにかざすと、Safariの通知が表示されますが、画面タップ+ロック解除するとSwitchBotアプリが起動します。

ロック解除時の通知

ロック時の通知

SwitchBotタグはショートカットにも使えるか
防水でどこでも貼れるSwitchBotタグなら、iPhoneのショートカットアプリのNFC起動にも使えたら便利だなと思ったわけです。
ショートカットアプリの記事はこちら
▼SwitchBotタグをショートカットに設定し、タグを読み込んでみた結果がこちら。
ショートカットは無事に起動されてますが、同時にSwitchBotアプリの通知も表示されました。どうやら最初からアプリが起動するコードが書き込まれてるみたいです。

SwitchBotタグ以外のNFCでも動作するか
実は市販のNFCでも、NTAG216仕様であれば、SwitchBotアプリで使えます。NTAG213や215は書き込みエラーとなって使えません。
実際に試したNFCタグはこちら

それと、SwitchBotタグを使わない方法として、ショートカットアプリを使う方法もあります。
以前からSwitchBotをショートカットアプリで使う方法が紹介されています。これを個人用オートメーションのNFCタグで起動すれば、SwitchBotアプリを開かずに、かざすだけで操作できます。
「これなら専用タグ要らないじゃん。」となりそうだが、SwitchBotタグを使うメリットもちゃんとある。
- 設定に手間がかからない
- 防水性で金属面でも使える
- Androidスマホでも使える
今までのやり方だと、SwitchBotアプリでSiriの音声登録をしてから、ショートカットアプリでNFC登録とかなりの手間がかかります。

SwitchBotタグ のレビューまとめ
以上、SwitchBotタグ(NFCタグシール)でした。
これがあれば、スマホをかざして画面をタップするだけで、手軽にSwitchBotを操作できます。
例えば、ベッドにタグを貼っておけば、寝る前にタッチして、カーテンを閉めたり、ライトを消したりが可能。多くの利用シーンで活躍しそうです。
自宅や仕事場で既にSwitchBot製品を利用している人には、特におすすめなNFCタグとなってます。ぜひお試しを。
▼価格は980円で、1枚330円ほど。
