どうも、CHASUKEです。
スマートリモコンといえば、今ある家電はそのままでスマホや音声操作を可能にするアイテム。エアコンやテレビなどのリモコン家電全般を簡単にスマート化できます。
最近ではNature RemoやSwitchBotなどのスマートリモコンに人気があります。どちらもシンプルな見た目ですが、壁や机に配置すると少なからず存在感が出てしまいます。
そこで今回見つけたのが、電源ケーブルがない小型スマートリモコン「RS-WFIREXU」です。
特徴・できること
- ミニマルで省スペース
- リモコン家電をスマホで操作
- リモコン家電を音声で操作
- マクロ機能で連続操作が簡単
- 温度センサー搭載
- ウェジェットから手軽に操作
- IFTTTによる多彩な連携
▼パッケージはこちら。
ということで本記事では、小型コードレスのスマートリモコン「RS-WFIREXU」をレビューしていきます。
外観や取付イメージ、初期設定から使ってみた感想までを書いていきます。
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スマートリモコン「RS-WFIREXU」の外観・付属品
外観(表裏)をスライドで確認できます
▼iPhone12の上に載せるとこの大きさ。
▼端子部分は180度に折りたたみできます。
▼同じくスマートリモコンのNature Remo miniと比べるとこのサイズ。
RS-WFIREXUの大きさは、以下の通り。
- 伸張時:約70×34×10mm
- 折り畳み時:約51×34×30mm
▼側面には、熱を逃す穴とボタンが付いてます。反対側には設定で使うQRコードがあります。
続いて、付属品はこちら。
本体以外は、取扱説明書+保証書。電源ケーブルが不要なので、中身もシンプルです。
▼別途、USB電源アダプタが必要です。
5V/1A以上なので、古いiPhoneで使ってた電源アダプタが使えます。
▼設定は簡単ですが、セットアップガイドがしっかり記載されているので安心です。
スマートリモコン「RS-WFIREXU」のレビュー
ここからは、実際に使ってみた感想を書いていきます。
設置はとても省スペース
スッキリとこんな感じで設置できます。上向きにも下向きにも折り畳みできます。
電源アダプタ込みで約5cm前に出るので、設置場所は考える必要があります。
▼うちでは天井付近のコンセントで使ってます。
Amazon簡単セットアップ対応だが注意点あり
RS-WFIREXUは「Amazon簡単セットアップ」に対応した製品です。
Amazon簡単セットアップとは?
初心者にとっては嬉しい機能だが、残念ながら、僕の環境では使えなかった。
RS-WFIREXUにおいて、簡単セットアップを適用するには、下記のAmazonデバイスが設定済みである必要があります。
2021.7時点で、対象Alexaデバイスは、Echo dot(第2世代、第3世代、第4世代)、Echo(第3世代)です。スクリーン付きEchoは未対応。
簡単セットアップが使えない場合、通常通りのWi-Fi設定となります。まぁ、Amazon Echoの初期設定ができる人なら余裕だと思います。
アプリを起動し、(初回はアカウント登録後に)家電リモコンの追加します。
画面に従い、RS-WFIREXUに電源接続します。
あとはカメラでQRコードを読み込み、自宅のWi-Fiパスワードを入力するだけです。
リモコンなしで家電追加できるが気になる点も
RS-WFIREXUへ家電を追加する場合は、プリセット登録済みのモデル名を選びます。追加時にリモコン実機は使いません。
▼エアコンを追加してみます。
「メーカー」→「モデル」の順番に選んで、こんな感じで登録されます。
登録後の動作は問題なし。ですが、いくつかの家電登録を試してみて、以下の2点が気になった。
- リストにないモデルもある
- 家電のモデル名がわからない
家電のモデル名を調べるのが少し手間。個人的にはリモコンを押せば、「Nature Remo」のように何も考えずに自動でプリセットが選ばれるのが理想。
リストにない場合、近いモデルで反応するものを探すか、手動で1個ずつ記憶させることになる。
20m先まで飛ばせるリモコン信号
エアコン以外にも、テレビ・照明の操作画面はこんな感じ。
エアコンも含め、操作パネルが使いやすい。それと小さい本体ですが、リモコン信号の送信距離は360°・20mまで飛ばすことができる。
▼リモコン登録後のホーム画面がこちら。
内蔵センサーで部屋の温度をチェックして、外出先からエアコンをつけることができる。
音声コマンドによる操作ができる
RS-WFIREXUに追加した家電は、アレクサやGoogleアシスタントで音声操作ができます。
うちでは、アレクサ搭載のEcho Showをメインで使ってます。手を止めずに声で操作できるのは、慣れるとめちゃめちゃ楽ですね。
音声操作マニュアル
例えば、テレビなら「チャンネルを1にして」など、エアコンなら「24℃にして」という感じで音声コマンドで操作できます。
マクロやウィジェット操作が便利
よく使うリモコン操作を記憶させる「マクロ」という機能があります。
例えば、テレビを1番から順番に変更するザッピングをボタン1つで自動化したり。録画を削除するための一連の連続コマンドにも使えます。他にも、別の家電をまとめて操作など…
▼操作間には待ち時間を指定できます。
それと、RS-WFIREXUならウィジェットからの操作もできます。
iPhoneならこんな感じに、マクロを含め任意のボタンを設置して、手軽に操作することができます。
IFTTT対応で多彩なオートメーションが使える
RS-WFIREXUは、IFTTT対応です。「トリガー」と「アクション」にさまざまなデバイスやWebサービスを組み合わせて連携を作ることができます。
トリガーやアクションは「RATOC Remocon」というサービス名で設定できます。
トリガー
温度センサーを「トリガー」に設定できます。
アクション
リモコンに追加した家電の操作を「アクション」に設定できます。
IFTTTの便利な例として紹介しておくと、「スマホのGPS」をトリガーにして、家から離れたら家電をオフにするといった操作がカンタンにできます。
▼使い方やイメージがなかなか湧きにくいので、初心者向けのエントリーも書いてます。
初心者向けに自動化サービス「IFTTT」の使い方を解説。IFTTTアプリから簡単に使えます!
また、IFTTTは無料でも使えます。有料版との違いが気になる人は、以下を参考にどうぞ。
IFTTT Proの機能を使ってみた。有料と無料プランの違いはこれ!
スマートリモコン「RS-WFIREXU」のレビューまとめ
以上、電源ケーブルなしでスッキリと配置できるスマートリモコン「RS-WFIREXU」でした。
▼レビューをまとめるとこんな感じ。
良い点はココ
- ミニマルな設置
- 今ある家電をスマート化
- 外出先からスマホ操作
- 部屋の温度が見える
- 赤外線送信性能が優秀
- マクロやタイマーが使える
- IFTTTで多彩な連携が可能
- 手頃な価格
注意点はココ
- リモコン追加が少し手間
- Amazon簡単設定の条件が厳しめ
- APIによる操作はできない
温度センサー内蔵でありながら手頃な3,980円。リモコンの送信性能も優秀なので、ミニマルなスマートリモコンをお探しの人におすすめな1台です。
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